ジャンルの違う2冊を読みました。
「日本復興計画 / 大前研一」 「ラストラン / 角野栄子」
日本復興計画は、3月11日に起こった大震災と、津波、原発問題を取り上げて、
事故2日後からYou Tubeで提言していた内容をまとめたものだそうです。
これを読むと、政府の発表を聞きながら、「なんだ、恐がらなくても大丈夫なんだ」
と安心させられていたのが、いかに危ういものだったかが分かります。
著者(原子力工学の博士号を取得、日立製作所で原子力プラントを設計していた)の専門家の目から見ると、
一刻も早く次の手を打たなくてはならないのに、
動きの鈍い政府関係と東電の記述に関しては、今更ながら、怒りがわいてくる感じです。
つい先日まで見ていた「竜馬」の、開国の返事をのらりくらりと引き延ばすお役人達を思い出しました
日本のお役人の体質は、あの頃から何も変わっていない!?
そして「ラストラン」は一気に変わって、 「魔女の宅急便」や、
小学生の教科書にも載っている「サラダでげんき」を書いた角野栄子さんの作品
74歳のパワフルなおばあちゃん(?)が主人公なのですが
新しいバイクを買い、自分が幼い時に死んでしまった母の生家を訪ねて、バイクで走るお話。
生家で出会った子供の姿のままの母のゆうれいとツーリングするうちに、
またまた不思議な体験をしていくのです。
74歳の女性の母なのに、姿と記憶は12才という、無邪気で物事に頓着しない性格のゆうれいがとても可愛いです
この二人が語る死とか、心残りとかいうものが、妙に軽くさわやかに書かれているのが不思議で面白かったですよ。
今日は夕方から中学校の地域懇談会。 家族の食事を用意してから出かけました。
学校の先生と保護者が地区の集会所に集まって、色々話しあいます。
実は、参加するのは初めてでした
司会で話をまとめてくださる方がお上手で、和やかに2時間過ごせました
話を盛り上げられる人ってセンスいるよね・・・・と、
妙な所に感心しながら帰りました
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