悠々time・・・はなしの海     

大学院であまり役に立ちそうもない勉強をしたり、陶芸、歌舞伎・能、カメラ、ときどき八ヶ岳で畑仕事、60代最後半です。

サントリー美術館「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展

2010-12-03 14:36:02 | 文学・文芸・芸術
<浮世絵の版元 蔦屋重三郎> 浮世絵の仕掛け人「蔦屋重三郎」のことはよく知っているが、この人を主人公にした展覧会はあまり記憶にない。そういう意味で今回の展覧会は出色ものといえる。江戸の安永・天明・寛政期における「蔦重」の晴れやかな活躍によって浮世絵の文化が市井に花を咲かせるが、吉原文化とともに歌麿や写楽の華々しい活躍の裏側には、寛政の改革による「身代半減」という過酷なお咎めや病気による苦しみとの . . . 本文を読む

私の「いつもの珈琲店 珈楽庵(KARAKUAN)」

2010-12-03 02:55:06 | 独りごと
6ヶ月ぶりにブログに戻ってきた。心身共に超多忙を極めていたため書くだけの心の余裕がなかった。今日は最近行きつけの「いつもの珈琲店」のことを書くことにする。私の若い頃はコーヒー豆を売っている店を「コーヒー店」と言って、お茶を飲むところは「喫茶店」と言ったが、この頃は“喫茶店”という種類の店はきわめて少ない。昔の「喫茶店」には、いろいろなジャンルのレコードが置いてあって、クラシックであったり、ジャズであったり、シャンソンであったり、というように、その店特有の雰囲気があった。この頃の「珈琲店」はスターバックスとかドトールコーヒーとか、ちょっと一休み、立ちイスでちょっと休憩、といったようなお店が圧倒的に多くなった。<珈琲茶寮「珈楽庵(karakuan)」>そんな中で、おだやかに寛げる店、ゆっくり休める店、珈琲豆を味わえる珈琲店も結構増えている。私の、「いつもの珈琲店」は、上島珈琲の直営又はフランチャイズチェーン店の、「珈楽庵(karakuan)」という名前のお店である。親会社のUCC珈琲は本社が神戸のポートアイランドにあり、神戸に住んでいた私にとっては身近な会社である。しかし最初に利用したときはUCC珈琲の系列であるということは気がつかなかった。PRECIOUS CARDというJRのスイカのようなカードで決済するようにしてから知ったのであるが、私が神戸で知っていたUCC珈琲はこんなシャレたイメージではなかったのでうれしくなった。 . . . 本文を読む