2005年、今年の出資馬選びは、前年までと大きく違った。本気で走る馬を見つけよう!と、気合を入れ社台Fやスタリオンに訪問して色々と話を聞いたり、出資馬のリストが出ると、そのファミリーの成績や父系・母系の相性など調べたりした。DVDもよく見たし、厩舎の成績やレースの使い方等、結構自分なりに勉強したつもりだ。 「ウィズアデザイア」の補償もあったので、予算も少し多目にあった。そんな中、出資馬決定の一番の決め手になったのは、初めて参加した「牧場見学ツアー」だった。約200頭の社台グループの1歳馬を間近に見て、触れて、話を聞けるというもの。この中に将来重賞レースを勝つ馬が多数いて、中にはG1ホースになる馬が数頭いることは、過去のこのグループの実績が証明している。果たしてどの馬がダイヤの原石なのかそう思うと興奮が納まらなかった。
このツアーに行くまでに、10頭くらいまで絞っていた。それらの馬を中心に見て回ったのだが、その中の1頭の馬に強烈に惹かれてしまった。それが今年の出資馬「クラレットパンチの04」だった。大物感がありスケールが大きく他馬よりも大人びていて肌触りも良い(気がした)、その放つオーラは見る者を釘付けにしてその場から離れられなくなる(ような気がした)とにかく凄い存在感で、その場で第一希望でいくことを決意。牧場の方の評判も非常に良く、「それまでのホワイトマズルの仔と違ってユルいところがない。後藤先生もとても気にいってて、クラシックに・・・・」なんて話も聞けた
今年の馬選び、自分なりにやれることはすべてやった、その上で一番欲しい馬に出資出来てとにかく大満足 あとは順調に育ち、来年以降この仔が活躍してくれることを祈るのみ。ちなみに写真はすべて8月にNF空港に訪問した時のもの。ここでも元気なクラパン仔でした。
公式レポートによると、11月現在、早くも周回コースと直線コースをキャンターで駆け上がっているとのこと。今は何も問題がないらしい。すこぶる順調だ
愛嬌あるでしょ