おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

ひょいと名寄へ(ホテルマイステイズ名寄)

2022年04月17日 | 道北のホテル

経済を感じるホテル

コースターと水とテレビ画面で遊んでみた(笑

ホテルマイステイズ名寄

 

この週末、ちょっとした事件(というか事故だが…)があって、

上役の鶴の一声で道北へ。せっかくなので、

前回(というか去年だが…)1度しか泊まれなかった、

新改装の物件をリベンジすることに。

リベンジと言えば、聞こえはいいかもしれないが。

つまるところは、札幌の延長っぽいのが、ココだけだったのさ。

地元には「グランドホテル藤花(ふじか)」のような、

地元のいいホテルがあるのは、去年の記事で紹介したとおりだ。

今年はもう、とにかく札幌へ戻りたい。

北広島とか石狩とか恵庭とかじゃなく、札幌に戻りたい。

ブレると戻れなくなる気がして…

今年はもうとにかく、札幌っぽいのだけにしようと。

 

高速道路が混んでくると、マイペースの運転ができなくなるので、

みなさんがまだ出勤の準備中な頃合いに、札幌インターから中央道へ。

とりあえず砂川SAまで走ろうと。

ご存じだろうか。高速道路のSA(コンビニ以外)では、

JAFの会員証を見せるとホットコーヒー(普通サイズ150円)が百円になるのを。

硬貨2枚必要なところを1枚で済んじゃうってのは、

物理的なお得感がありますわ(この記事現在)。

僕はまず、売店でホットコーヒーを買い、

それを持って、食堂でアレを注文する。

メニューにあれば必ず注文するアレです。

悲しいかな。食堂の券売機にはコーヒーが無い。

ソフトクリームはあるのにコーヒーが無いんです。

コーヒーの無いカレーライスなんて、

カラシの無いとんかつ定食みたいなものだっ!

なお蛇足ながら、

コーヒーのカップは店内に捨てられません。

SA入口の分別ゴミばこへ。

 

高速道路の端まで乗り越すなんてことは、

人生そうそうある話じゃないと思っていたんですが。

本州じゃ普通にあるのかもしれないですけれども。

札幌から200km走らないとたどり着かないんですから。

200kmっていったら、東京から福島・新潟・長野・静岡辺りですか。

日本を横断しちゃいます。

今日こそは士別剣淵(しべつけんぶち)ICの写真を撮る!

なんて決意も、200km先じゃ失せてますわ。

 

途中の飯屋も喫茶店もすっとばして、

とりあえず横になりたい。

まっすぐな道を6時間。

体はそうでもないんですが(腰が痛い、

精神的にヤラれてしまう。

そうしてようやくの思いでたどりつく、

マイステイズ名寄なわけです。

こぢんまりとした温泉あり、

小さいけど、いい感じの椅子があるロビーあり。

ウェルカムドリンク(コーヒーサーバー)あり。

駐車場無料は、都会を離れればデフォではあり。

地元ホテルとはちょっと違う建物の感じ。

そういう写真も撮ったし、ネットにほかのひとが上げてもいるし。

今回はこの1枚にした。

 

ニューヨーク、野村ファンド、ソフトバンク。

そういう名前が、このホテルブランドのバックボーンとしてある。

このホテルの面白さ(というか奇妙さ)は、

まるで経済そのもののように、ちぐはぐなところ。

家具調度、人的サービス。一つ一つはなかなか良いんだが。

互いのつながり、脈略が無い。有機的なものが感じられない。

無機質と言ってしまってもいいくらい、結果的に徹底せられている。

そこへ置いちゃう?もう1つはどこ?そうきちゃう?

ソフトバンクの携帯の感じが、そのままこのホテルにあるみたいな。

そういう驚き、意表をつく展開。

僕が経済と出会ったときに感じた面白みが、ここにあるのさ。

もうね、フロントのチェックインから始まるから(笑

気づけば、それがかえって新鮮で面白いなと。


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