岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

虚しさの歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年11月08日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
何かをきっかけに、ある感情を呼び覚ますということがよくあります。佐太郎のこの作品では「虚しさを感じる」と言います。さて何をきっかけに感じたのでしょうか。・・・ . . . 本文を読む

吉野山の鐘の音の歌:斎藤茂吉の短歌

2011年11月07日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
短歌の批評の言葉に「付きすぎ」というのを僕らはよく使う。二つのものの関係が密着し過ぎている、組み合わせが常識的ということ。「吉野」と「桜」がそれに当たるでしょう。西行を始め「吉野」「桜」「雪」は秀歌が多くあるとともに、詠いつくされたという感もあります。そこで斎藤茂吉は工夫したようです。工夫と言うより、作者独自の発見と言った方が正確かもしれません。・・・ . . . 本文を読む

「説を変えた人」の歌:自作より2首

2011年11月03日 23時59分59秒 | 岩田亨の作品紹介
短歌は「自己凝視」とともに「他者との関係」を作品化するときもあります。この作品を読んでドキリとした人もいたと思いますが、特定の人を指している訳ではありません。そういう意味でいうと、「写実的」ではないかも知れません・・・。 . . . 本文を読む

雨の黒い滴の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年11月02日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
「黒い雨」。原子爆弾が炸裂したあとに降った雨ですが、ここでは「浅間山噴火」のあとの火山灰を含んだ雨です。・・・ . . . 本文を読む

飯粒の焦げる歌:斎藤茂吉の短歌

2011年11月01日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
21世紀の現代、もはや斎藤茂吉の生きた時代とは生活様式も違い、意味のとりにくい短歌もありますが、この一首などはその部類にはいるでしょうか。・・・ . . . 本文を読む