ニューヨーク☆タリータウン古城ホテル／ハワイ☆マクウ・ファーマーズ マーケット

　２０１８年４月６日(金)　　　　　提供　／　ＪＡＬ

♪　Morning Has Broken　　Larry Goldings, Harry Allen

♪　If You Went Away　　Antonio Carlos Jobim

マンハッタンの　グランド・セントラル駅から　電車に乗って40分ほど
ハドソン川の畔にある静かな街　タリータウンに着く
街のメインストリートを歩いていると　アンティークショップが多いことに気付く
ニューヨークの周辺には　
これほど多くの アンティークショップが　軒を連ねている場所は　他にないだろう
アーリーアメリカンスタイルの建物が多い　ここ　タリータウン
緑の並木道を暫く行くと左手に　三角屋根を載せた　レンガ造りの建物が見える
この街のシンボル　19世紀に建てられた　アメリカで最も古い　ミュージックホールだ
一時は取り壊される運命にあったが　
今では街の人々に支えられて　様々なイベントに使われているという
この街外れの高台に　スコットランドを思わせる　お城がある
ここは今から　120年ほど前　ハワード・キャロル将軍が建てた 邸宅
このキャロル将軍
ニューヨークタイムズの　記者や　劇作家　ビジネスマンとしても活躍した　多彩な人物
その彼が　有名な建築家の協力を得て造ったのが　このお城　キャロルクリフだ
石造りの城壁にはじまり　クラシカルな調度品　そして　豪華な　内装
まさに贅を尽くした　見事な　大邸宅である
今から20年ほど前　ここは　ラグジュアリーな　古城ホテルとして　生まれ変わった
ホテルの名は　キャッスルホテル＆スパ　実はここを経営しているのは　日本企業
部屋数は31で　スタッフは 90名　日本のホテルらしい　きめ細やかなサービスが 自慢だという
マンハッタンの喧騒に疲れたら　ちょっと立ち寄ってみたい　古城 ホテルだ

♪　So May It Secretly Begin　　Pat Metheny Group

SOUND GRAFFITI　　　　　　　　　　　　　　　　　BURT BACHARACH No.5

　　♪　Stronger Than Before（愛は果てしなく）　　Carole Bayer Sager
　　♪　New York City Serenade　　Christopher Cross
　　♪　That's What Friends Are For（愛のハーモニー）　　Dionne&Friends

♪　Twin Harbors　　Nick Rosen

今では　日本からやって来る観光客が　必ず出掛けるという　ハワイの　ファーマーズマーケット
オアフ島では　毎日　どこかで開かれるほど　人気の観光スポットですが
ハワイ島では　オアフ島とは　一味違った　マーケットが開かれています
そのハワイ島で一番の規模を誇るのが　ヒロで行われている　マクウ・ファーマーズマーケットです
今週はフラの祭典　メリーモナークフェスティバルが開かれている　ハワイ島で最も大きな街　ヒロ
マーケットが開かれるのは　そのヒロの街の郊外　ハイウェイ130号線を　南の方角に走った 左手
毎週日曜の　朝8時から始まりますが　近くに行くと車が渋滞しているので　すぐに分かるはずです
そもそもハワイのファーマーズマーケットとは　
地元のロコたちが　一週間分の野菜や果物を買う　青空市場
その買い物客のために　飲み物や料理を売る屋台が　出るようになったものです
最近では　これに　自宅でいらなくなった　生活雑貨や　アンティーク　古着といった物が加わり
フリーマーケットのような　賑わいをみせています
とにかくたくさんのお店が出ているので　見て回るだけで　一苦労します
ここでのお薦めは　タイ料理ではお馴染みの　グリーンパパイヤサラダ
新鮮なグリーンパパイヤに　ライムの酸味と　ナッツの香ばしさが 絶妙
いつも行列が出来ているのが 頷ける味です
地元のミュージシャンたちのライブ演奏もあり　まるでお祭りのよう
その独特な　ローカルの雰囲気に　一度行ったら　クセになることでしょう

♪　Birdcall Lulu　　GABBY & LOPEZ

イタリア☆ラヴェッロ／オーストリア☆ウィーンでミュージアム巡り

　２０１８年４月５日(木)　　　　　提供　／　ＪＡＬ

♪　It Might As Well Be Spring　　Bill Evans Trio

南イタリアの世界遺産　アマルフィ海岸が　眼下に広がる
ここはその　アマルフィ海岸を望む　標高350メートルの高台にある街　ラヴェッロ
イタリアでは　天空の楽園と呼ばれる　高級リゾート地だ
このラヴェッロを　世界的に有名にしたのは　ドイツが誇る作曲家　リヒャルト・ワーグナー
ワーグナーは　ここ　ラヴェッロを　こよなく愛し　
代表作の一つ　パルシファル(Parsifal)を　ここで書いた
これを記念してこの街には　リヒャルト・ワーグナー通りがある
パルシファルは　キリストの聖杯伝説にかかわる　楽劇
世界一美しい　アマルフィ海岸を　まるでテラスの上から眺めるような街　ラヴェッロ
この　青く澄んだ街の風景から　ワーグナーは　そのイメージを膨らませたのだろう
ここラヴェッロは　人口2,500人ほどの小さな街　半日もあれば　街全体を見て回ることができる
しかしながら　できればこ街で　1泊以上することを お勧めしたい
ヨーロッパの高級リゾートに相応しく　街全体が　エレガントな雰囲気
センスの良いブティックや　お洒落なレストラン　カフェなどが多く
特にこの近くの街　ポジターノで焼かれる　素朴なマヨルカ焼は　是非一つ　お土産に買っておこう
この街の周辺では　山の斜面を利用した　段々畑で　オレンジやオリーブ　レモンが栽培されている
ホテルの窓から　アマルフィ海岸を眺めていると　爽やかな香りが運ばれてくる
確かにこのラヴェッロに　天空の楽園という名は　相応しい

♪　East Wind　　Calm

SOUND GRAFFITI　　　　　　　　　　　　　　　　　BURT BACHARACH No.4

　　♪　Walk On By　　Seal
　　♪　Living Together,Growing Together　　The 5th Dimension
　　♪　The Look Of Love　　Diana Krall

♪　Stars　　Yo-Yo Ma & Bobby Mcferrin

イースターと共にやって来るといわれる　ウィーンの春
ヨハン・シュトラウスの有名なワルツ　春の声のように　
ウィーンの公園には　チューリップや　パンジー　サクラソウといった　春の花々が咲き誇り
街全体が　華やかな雰囲気に包まれます
まだ夜は少し冷える　ウィーンの街ですが　
木曜の夜は　ミュージアム巡りに出掛けては如何でしょう
ハプスブルク王朝の都であった　ウィーン　
ウィーンには　博物館や　宮殿　ギャラリーといった　様々なタイプの　ミュージアムがありますが
曜日によって　夜遅くまで オープンしている　ミュージアムがあります
特に木曜の夜は　夜の8時か　9時まで　多くのミュージアムが オープンしています
中でもお薦めは　アートとグルメが　豪華にコラボした　美術史美術館の
グルメ イブニングです
ここは　古代から19世紀に至る　ヨーロッパの美術品を集めた 美術館
ラファエロの　草原の聖母をはじめ
特に　ブリューゲルの作品を数多く収集していることで知られています
この　美術史美術館は　19世紀に　
オーストリアの最後の皇帝　ヨーゼフ1世によって建てられた　ネオルネサンス様式の建物
見事な装飾が施された天井画は　それ自体が　美術品のようです
木曜の夜は　午後の6時から　夜の10時まで　
博物館の中央ホールが　レストランにその姿を変えて　豪華なディナーを楽しむことができます
これからは　ウィーンの春の味覚　シュパーゲル　白アスパラガスの季節
素晴らしい美術品を堪能した後　美味しい季節の料理に　舌鼓を打つ
何と贅沢な夜　なのでしょう

♪　Bus　　細野晴臣

♪　マヌエル、オ アウダス　　中島ノブユキ

イタリア☆カターニア／ギリシャ☆復活祭

　２０１８年４月４日(水)　　　　　提供　／　ＪＡＬ

♪　A HANDFUL OF STARS　　THE GEORGE SHEARING

♪　THE LOVING TOUCH　　KEITH MANSFIELD

4月は　日を追う毎に　陽射しが強くなる　イタリアのシチリア島
地中海に浮かぶこの島に　ヨーロッパ最大の　活火山　エトナ山が聳えている
そのエトナ山の麓に広がるのが　
シチリア島では　パレルモに次ぐ　第二の街　カターニアだ
ここカターニアは　古代ギリシャの時代から栄えてきた　港町
荘厳なバロック様式の街並みで知られた　世界遺産の街である
これからのが　シチリア島のベストシーズン
世界中から　この街の旧市街の美しさを求めて　たくさんの観光客がやって来る
その旧市街のシンボルが　カターニア大聖堂
11世紀の末に建てられた　バロック建築の 傑作
この大聖堂の祭壇には　街の守護聖人　聖アガタが祀られている
この聖アガタは　今から1,750年ほど前　シチリアに生まれた　美しい女性
ローマ人に乳房を切り落とされても　キリスト教の信仰を守り　殉教したといわれている
カターニアの街は　エトナ山の噴火によって　何度も壊滅的な被害を受けているが
その度に　この街が復興を遂げたのも　
最後まで　信念を貫いた　聖アガタの信仰によるものだという
今でもこの街の至る所に　聖アガタを祀る　教会や　祠がある
この街の一角にある　サンタ・アガタ　アル・カルチェレ教会も その一つ
伝説によれば　ここは　聖アガタの　お墓の上に建てられた教会
教会の祭壇には　聖アガタが　踏みしめた足跡が　溶岩の上に残っている
その聖アガタの 足跡を見つめていたら　
お前も信じろ
と　カターニアの老人が　笑顔で　語り掛けてきた

♪　MUJER LATINA　　AGUSTIN PEREYRA LUCENA

SOUND GRAFFITI　　　　　　　　　　　　　　　　　BURT BACHARACH No.3

　　♪　サン・ホセへの道　　DIONNE WARWICK
　　♪　小さな願い　　ARETHA FRANKLIN
　　♪　GOD GIVE ME STRENGTH　　BURT BACHARACH & ELVIS COSTELLO

♪　AFTER ALL　　坂本龍一

先週の日曜　4月1日は　イースター　復活祭でしたが
キリスト教の信仰に　ユリウス暦を採用している　ギリシャでは
パスハ　と呼ばれる復活祭は　今年は1週間遅れて　今週の日曜　4月8日です
ギリシャ正教という　伝統的なキリスト教を信仰する国　ギリシャでは
古くからの　復活祭の習慣が　色濃く残っています
ギリシャでは　復活祭までの40日間は　荒れ野で　断食した　キリストにならい
肉や乳製品を控えて　質素な食事をとります
こうして迎える復活祭は　ギリシャでは　最大の宗教行事
1週間前から　テレビでは宗教色の濃い番組を　放映するようになり
普段はあまり　教会に行かない人も　通うようになります
特に明日の金曜から　復活祭の翌日　月曜までの4日間は　公式な　祝日
お店や会社ばかりでなく　郵便局や　銀行まで　休みに入ります
遺跡や博物館は　オープンしている時間が短くなることがありますので
ギリシャへ観光に行く時は　あらかじめ　確認しておいた方が良いでしょう
明日の聖なる金曜日は　キリストが　十字架にかけられた日
教会では　キリストの棺をあらわす　四角いテーブルに　花を敷き詰め
夜になると　これを人々が担いで　練り歩きます
聖なる土曜日は　深夜になってから　家族で教会へ出掛け　日付がかわる頃
教会に灯された　聖なる火を　持って来たロウソクに分けてもらい　家路につきます
家に帰ると　キリストの復活を祝い　
家族揃って　羊の内臓を煮込んだ　マギリッツァというスープを飲みます
日本の年越しに似た　ギリシャの復活祭を　一度あなたも　体験してみませんか


♪　ALMA　　PAOLO FRESU & OMAR SOSA

ベルギー☆ブリュッセル・フロラリア／スイス☆スイスコーヒー

　２０１８年４月３日(火)　　　　　提供　／　ＪＡＬ

♪　String Quartet in G Minor [Excerpt From the 3rd Movement]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Stuart McCallum,Mike Walker

♪　Media Luna　　La Maquina Cinematica

今　ヨーロッパは　花の季節
先月オープンした　オランダの　キューケンホフ公園には
世界中からたくさんの観光客が　訪れていることだろう
オランダと並ぶ　花の国　ベルギーでは　今週の金曜から　
ベルギーで最大の　フラワーイベント　ブリュッセル・フロラリアが 開催される
会場はブリュッセルの中心部から　8キロほど離れた　グラン・ビガール城
12世紀に建てられたという　歴史あるお城の庭園は
ヴェルサイユ宮殿をモデルに造られた　フランス式の庭園
今もこの ビガール城には　城主が住んでいるので　春の1カ月だけ　公開される
この　ブリュッセル・フロラリア　
始まって　今年で15回目と　歴史は浅いが　年を追う毎に　人気を集めるようになった
庭園の広さは　14ヘクタール　東京ドームが3つも入るほど　大きな庭園には
100万株を超える　チューリップや　ヒヤシンス　水仙　フリージアといった花が
競い合うように咲き誇る
さらに庭園ばかりでなく　温室や　礼拝堂にも
一流フローリストによる　フラワーアレンジメントを展示
特に　蘭の花で彩られた　礼拝堂は　一見の価値がある
まだ朝晩は　少々冷え込む　ブリュッセルだが
春の陽を浴び　色とりどりの チューリップを眺めながら　
庭園の散歩道を歩くのも　心地良い
ビガール城の塔に上ると　遥かに　ブリュッセルの街が 見渡せるという
ベルギーではこれから　5月の初めに掛けて　
ベルギー王室が住まわれている　ラーケン王宮の　温室の公開も行われる
今年のゴールデンウィークは　ベルギーに　春の花巡りに 出掛けませんか

♪　Hana　　Eugen Cicero Trio

SOUND GRAFFITI　　　　　　　　　　　　　　　　　BURT BACHARACH No.2

　　♪　Baby It's You　　The Beatles
　　♪　Any Day Now　　Elvis Presle
　　♪　Don't Go Breaking My Heart　　Burt Bacharach
　　♪　（They Long To Be）Close To You（遥かなる影）　　Traincha

♪　Am I Blue?　　Jack Marshall & Shelly Manne

琥珀色の　魅惑的な飲み物　コーヒー
コーヒーの 起源については　未だに謎めいた伝説に包まれていますが
コーヒーほど　世界中の国々で　様々な淹れ方で飲まれている飲み物は ありません
先日この番組で　マレーシアの　ホワイトコーヒーを紹介しましたが
今宵は　スイスのコーヒーを紹介しましょう
ヨーロッパでは北欧の　フィンランドや　ノルウェーに次いで
コーヒーの消費量が多い　スイス
スイスでは　1日に何杯も　コーヒーを飲む人が多く
街角のカフェで　思い思いのスタイルで　コーヒーを楽しんでいます
1人当りのコーヒーは　1年で　799杯　1日に　2杯は飲んでいることになります
因みに日本は　340杯　1日に1人で　およそ1杯 飲んでいます　　　
スイスではエスプレッソや　ストレートコーヒーが　一般的な飲み方ですが
スイス独特の飲み方があります　それが スイスコーヒーです
スイスコーヒーとは　
キルシュというサクランボの酒に　コーヒーとミルクを加え　ホイップクリームを浮かべた
濃厚で甘い飲み物　どうやら冬の厳しい寒さを乗り切るために　考え出された飲み物のようです
確かにこの　スイスコーヒーを1杯飲むだけで　体がポカポカしてきます
乳製品で有名なスイス　スイスには　この他に　
コーヒーヨーグルトという　不思議なスイーツもあります
甘めのヨーグルトに　コーヒーの　独特な苦味が効いたスイーツ
スイスでは　色々なメーカーから発売されている　人気商品
スーパーやキヨスクでも 売っています
スイスに旅行に行かれた時は　是非一つ　お土産に　買っては如何でしょう
　
♪　SASKAFORNIA DREAMING　　Mocky

♪　Madrugada　　Andres Beeuwsaert

オーストラリア☆QVB／イタリア☆パンテオン

　２０１８年４月２日(月)　　　　　　提供　／　ＪＡＬ

♪　SOMETHING　　秋谷えりこ

♪　MISTY　　DAVID WEISS

今年　日本のお花見は　例年より早かったが　南半球のオーストラリアは　秋が深まる頃
シドニーの中心部　シティを歩くには　ちょうど良い季節がやって来た
まずは　シティの目抜き通り　ジョージ・ストリートに向かおう
今では　高層ビルに囲まれた　オフィス街の中にも　石造りの歴史ある建物が残る
そろそろ　色付き始めた街路樹に　古びた建物が　よく似合う
交差点に聳えるのは　シドニー市庁舎　
19世紀に建てられたという　時計塔を持つ　重厚な建物である
この辺りは　東京の　銀座にあたる　シドニーのショッピングエリア
正面の階段は　街を行き交う人を眺めるには　うってつけの場所だ
その階段の北側に見える　ロマネスク様式の 巨大な建物が
シドニーの人々が　QVB　と呼ぶ　クイーン・ビクトリア・ビルディング
シティのシンボル的な建物である　建てられた当初は　コンサートホールだったというが
今は　ショッピングアーケードに なっている
4階まで吹き抜けになった　長さが190メートルもある　このアーケード街には
一流ブランドや　老舗店が　軒を並べている
天井はガラスのドーム　装飾が美しい 螺旋階段
大理石の　モザイクタイルに　ステンドグラスと　ため息が出るほど　豪華な内装
歩いているだけでも　十分　楽しめる
ビルの南側には　ロイヤルクロック　と呼ばれる　仕掛け時計がある
朝9時から　夜9時まで　1時間毎に　イギリスの歴史を　人形劇にして見せてくれる
アーケード街を出ると　秋の日が　落ちかけている
そろそろ　この街で　一番夕陽が美しい　シドニー天文台へ　向かおう

♪　CIRRUS　　LAURIE HOLLOWAY

SOUND GRAFFITI

　今週は　今年90歳を迎える　BURT BACHARACH のナンバーを集めて　おおくりします
　今夜はその第一回　曲は…

　　♪　雨にぬれても　　B.J THOMAS
　　♪　YOU'LL NEVER GET TO HEAVEN　　THE STYLISTICS
　　♪　APRIL FOOLS　　VANESSA WILLIAMS

　３曲続けて　お聴きください

♪　LOS VIAJES　　RUMBLE FISH

ローマの中心部に聳える　壮大な歴史的な建造物　パンテオン
現在は　キリスト教の教会になっていますが　もともとは　古代ローマ時代の神殿
パンテオンとは　ギリシャ語に由来する言葉　全ての神々を祀る　神殿という意味です
歴史の街　ローマとはいっても
古代ローマ時代の建物が　これほど　完全な形で残っているのは　奇跡的なことです
これまでパンテオンは　誰でも自由に入ることができましたが
来月から　祈りを捧げる目的ではない場合　入場料を払うことになりました
入場料は　1人　2 ユーロ　270円ほど
また　宗教儀式が行われている間は　観光客は　入れないことになりました
このパンテオンは　ミケランジェロが　天使の設計と 称賛した建物
ドーム型の屋根を持つ　円形の大聖堂は　高さと直径が　共に　43.44メートル
この巨大なドーム型の空間に入ると　丸いボールの中に　すっぽりと入ったような感覚
これはきっと　すべての神々を祀る　美と調和の世界を　表しているのでしょう
柱を1本も立てずに　これほど　巨大な空間を作るには　極めて高度な計算が必要
今から2千年も前に　それを成し遂げたということは　驚嘆すべきことです
もう一つ驚くべきことは　大聖堂の天井部分に開けられた　直径9メートルの
オクルス　目　と名付けられた　丸い窓
勿論　この窓には　ガラスは入っていませんが　ほとんど　雨が入らない設計になっています
この窓から射し込んでくる光は　大聖堂の中を　優しく包み込み　まるで神々の世界
古くから ローマには　こんな言葉があります
パンテオンを見ずして　ローマを去る者は 愚か者なり
皆さんも　愚か者にならないように　入場料を払って　観に行きましょう

♪　THEME FOR A FUTURISTIC MOVIE　　GEORGE WINSTON

♪　FRESH LOOK　　MACIEK PYSZ