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長女の調書

2016-07-13 | 取調可視化
「ジャイアンがママでスネ夫がパパ」 被告の長女が説明


「ジャイアンがママ、スネ夫がパパ。ドラえもんはうちの家にはいなかった」

 一般の人も裁判所も分かりやすいと思うかもしれませんが、
 長女が取調官に自分からこういう例え方はしないように思います。

「たとえば、ドラえもんで言ったらどんなふうだったかなあ??」
「お母さんはどんな感じ~???」
「お父さんは誰に似てたかな~???」
「ドラえもんはいたかな~???」
・・・という風に
 聞き取られたことがこのようにまとめられているのだと思います。
 
 読み聞かせで確認をしてサインはしているでしょうけど
 おそらくそのようにして作られているのですから
 取調官の意図や趣味が入ることは間違いないですね。

ここで例えられるようになると  国民的 ○○ になるのでしょうか。


※引用

「ジャイアンがママでスネ夫がパパ」 被告の長女が説明

 福岡県筑後市のリサイクル店事件で、経営者夫婦の夫の公判が12日、福岡地裁であった。妻=一審で懲役30年、控訴=の妹と両被告の長女の調書を検察側が読み上げ、店や家族内での支配関係などを説明した。

 この日は、2006年10月に義弟とその息子を暴行で死亡させたとされる傷害致死罪の審理が始まった。

 両被告の長女の調書によると、長女は当時6歳前後で、2歳年下の大斗ちゃんが両被告宅に住んでいた。

 長女と大斗ちゃんは普段、正座や「気をつけ」の姿勢で被告(妻)に怒られた。ある時には浴室に裸で立たされた2人が被告(妻)から平手打ちや殴打をされ、「大斗ちゃんは『気をつけ』のまますごく泣いていた」と振り返った。

 長女は「ママが言うことが絶対で私とパパはママの機嫌や顔色を見て生活していた」とし、「ジャイアンがママ、スネ夫がパパ。ドラえもんはうちの家にはいなかった」と説明した。


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