弁護士法人かごしま 上山法律事務所 TOPICS

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地裁職員が上司に無言電話 奈良地裁

2006-02-10 | 刑事
報道によりますと・・・

 奈良県警捜査1課などは10日、上司に嫌がらせの無言電話をかけ続けたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで奈良市神功、奈良地裁事務官、山住真一郎容疑者(33)を逮捕した。
 山住容疑者は昨年10月、庁内のパソコンを使い他の係のデータを勝手にコピーして上司にしかられており、捜査1課は逆恨みしたとみている。容疑を否認しているという。
 調べでは、山住容疑者は1月13日から25日までの計4日間、出勤前に公衆電話から計11回にわたり、上司の男性の携帯電話に無言電話をかけた疑い。
 上司が昨年末「自宅や携帯に何度も無言電話があり困っている」と県警に相談していた。
 奈良地裁は、山住容疑者の所属や勤務態度については一切コメントできないとしている。
・・・ということです。
まだ、逮捕の段階ですが、将来的には情報はオープンにした方がいいのではないかと思います。


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山住真一郎)
2010-04-21 02:29:38
>逮捕
新大宮駅前にあるスーパーホテルの前です。
朝、8時30過ぎだったかな~。
「令状あるなら同行する、任意同行は拒否。」って申し向けつつ、公妨取られないように細心の注意。
そしたら、刑事さんが携帯電話でどこかに電話。で、通常逮捕状の執行となりました。ビデオ撮影付でw
奈良県警察奈良警察署にて、黙秘権の告知を受ける前に「当番弁護士をおねがいします」と言ってしもうたが、
その後、奈良県警察郡山警察署代用監獄へドナドナ。
翌日の勾留質問においても否認で、ありがたく接禁付で勾留決定。
以後、勾留延長→起訴→勾留更新・・・・・・となりました。
追って、勾留場所が奈良少年刑務所に。独居2室で、麦飯は美味しかった。
>庁内のパソコンを使い他の係のデータを勝手にコピーして
この件、否定し続けたのだが・・・・・。
何で破産・再生係で競売係のデータが必要なんだよ。
>上司
奈良地方裁判所仮庁舎にあった司法修習生指導室にて、
奈良地方裁判所局長寺田俊弘さん+メモ係の管理職某氏、
奈良地方裁判所局長木崎正さん+メモ係の管理職某氏、
4対1(=私)の攻防戦?
>しかられており
あの内容はしかるとは言わないだろうに。
偶然入ってきた検察審査会の局長さんに「おもろいもん見れるで」とか、
「どういった仕事をしているのか、ご家族の方々に連絡をしないと」とか、
ここいらの詳細は、情報公開通達を使って、休暇簿(年次休暇用)を公開請求してください。
各人の発言内容、備考欄に記載してあります。
>県警に相談していた。
自宅付近の、大阪府警察の警察署に行けよな。
奈良地方検察所検察官(略)に相談に行かれて、奈良県警察本部(略)警部を紹介してもらったのだそうで。
>所属
奈良地方裁判所破産・再生係でした。
>勤務態度
有給休暇の完全消化が不味かったかな ('A`)

ちなみに、有罪判決の確定は平成19年4月10日、異議申立棄却決定謄本送達によります。
判決内容には極めて不服ですが、司法の判断は尊重します。
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Unknown (山住真一郎)
2010-04-21 02:50:54
つ【 訂正 】
○:奈良家庭裁判所局長木崎正さん
×:奈良地方裁判所局長木崎正さん
つ【 追記 】
>県迷惑防止条例違反
通常逮捕状には、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」ってあった。
検事調べの際に、「それ、奈良県の条例ですか?」と言ってみた。
後日、刑事さんに「条例、くわしいそうやな。」と言われた。
おなじ名前の条例が他県にもあるので、「(昭和39年4月1日奈良県条例第5号 )」は必須かと。
なお、この件以降はすべての書面に「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(昭和39年4月1日奈良県条例第5号 )」と記載される様になった。
・・・・・令状事務補助していた時に裁判所書記官に対し、「(昭和39年4月1日奈良県条例第5号 )の記載が必要でしょ?」と質問した時は全部無視だったんだがなぁ。
返信する
Unknown (山住真一郎)
2010-04-21 03:29:51
つ【 追記その2 】
>将来的には情報はオープンにした方がいいのではないかと思います。
判時や判タに掲載されなかったのかなぁ。
このあたりはチェックしていません。
ちなみに、元々はNBLとか金融法務事情を読むのが好きでした。

国家公務員法違反(なぜか裁判所職員臨時措置法の準用は無し)は不起訴。
megabbsにへの書き込みが云々ってやつ。
検甲号証で提出されたのは紙媒体ですが、かといってパソコンに残っている当時の電磁的記録媒体(=大量削除前)をそのまま晒す訳にはいかないので、
megabbs閉鎖直前(=大量削除後)のやつが↓です。
http://s04.megalodon.jp/2008-1125-0509-07/kissho.xii.jp/1/src/1jyou56030.mht
この件で、被疑者を私として、当時の奈良地方裁判所長(略)さんが告発♪

威力業務妨害については、奈良地方裁判所葛城支部における民事事件で宣誓書を紛失する事案があった旨のFAXが大量に届いたとか。
この件で、被疑者不詳で当時の奈良地方裁判所長(略)さんが告発♪

・・・・・でも、全司法労働組合には決して入ろうとは思わなかったな~。何せ思想・信条が合わない。特に外交と国防。

まぁ、やたら何かとと呼びつけられる感じはしていて、おかげで通常逮捕当時は、裁判所共済組合奈良地方裁判所支部の診療所に勤務の医師より、
デパス錠0.5mg( http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179025C1054_2_04/ )と
マイスリー錠5mg( http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1129009F1025_3_10/ )を処方されていた状態でした。

勿論、後日財布の中に入っていた薬に奈良県警察司法警察員警部(略)さんが気付かれまして、
担当医に話をしてもらう為に必要な同意書に署名指印を求められましたが、当方は黙秘。

その上、第一審終盤での国選弁護人(略)先生には、「刑法39条なんて糞みたいな条文、私は絶対使いません。」と面会時に申出。
隣に座っていた司法修習性の人、ドン引きしていたなぁ・・・・・。
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Unknown (山住真一郎)
2010-04-21 03:46:52
つ【 余談 】
検察官:「国選弁護人、つかないかも。」
被告人:「まぁ、必要的じゃありませんし。」
検察官:「いや、そうじゃなくて。」
被告人:「はぁ。」
・・・・・国選弁護人の選任、遅かったような気が。もし選任されなかったら「全部不同意」の腹積もりでした。

つ【 余談2 】
どさくさまぎれに「私にもいたずら電話をかけられた」と申出た天理市民が2名。
検察官:「証拠請求」
弁護人:「不同意」
裁判所:「却下」
・・・・・だったかなぁ。国選弁護人の(略)先生に証拠等関係カードの写しの差入れを希望したが、叶わず。

つ【 流れ 】
平成18年02月10日から
上司に無言電話をかけていた疑いで逮捕~留置~勾留~勾留延長~勾留更新・・・・・。
当方は,動機も含め全面否認。
平成18年07月14日
懲役三ヶ月・執行猶予三年・訴訟費用被告人負担・未決勾留日数60日算入の判決。
平成18年07月18日
第一審の判決を全部不服として控訴。
平成18年10月17日
大阪高等裁判所にて控訴審の審理。
平成18年10月31日
大阪高等裁判所にて控訴審の判決言渡期日。控訴棄却・訴訟費用被告人負担の判決。
平成18年11月14日
控訴審の判決を全部不服として上告申立。
平成19年02月13日
上告棄却決定。
平成19年02月25日
被告人あて上告棄却決定謄本送達。
平成19年02月25日
上告棄却決定に対する異議申立書発送(被告人申立)。
平成19年04月10日
異議申立棄却決定謄本送達(判決確定)。
・・・・・訴訟費用免除の申立てはo.......rzでした。

つ【 附記 】
あくまで、「裁判公開の原則に乗っかった為、職務上知っても秘密でもなんでもない部分-私的生活に関する情報=コメントの内容」となります。
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長々とすいませんでした。 (山住真一郎)
2010-04-21 04:02:33
つ【 訂正2 】
○:司法修習生
×:司法修習性

つ【 附記2 】
「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(昭和39年4月1日奈良県条例第5号 )」の件については、
奈良地方裁判所局長(当時)であった寺田俊弘さんの被害届から始まります。
なぜか一件記録に編綴されている戸籍謄本や住民基本台帳記載事項証明書の認証の日付けは、被害届より前の日(=というか前年)だったがwwwww

つ【 予防線(ここが重要) 】
うろ覚えな点もありますので、コメントの内容につきましては98%割引で頼みます (*_ _)人
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長々とすいませんでした。2 (山住真一郎)
2010-04-21 04:05:52
つ【 訂正3 】
○:奈良地方検察庁
×:奈良地方検察所

・・・・・読み返すとまだありそうでgkbr

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コメントありがとうございました。 (ueyama)
2010-04-21 09:34:33
山住さま、コメントありがとうございました。事件の経過等がよく分かりました。
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どういたしまして (山住真一郎)
2010-04-21 18:14:15
普通郵便での往復でしたら、各種謄本や勾留中につけていたノートの使用貸借に応じます(コピーやスキャンなど可)ので、お気軽にご用命ください。
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雑記 phase.01 (山住真一郎)
2010-05-03 06:39:20
上記の国家公務員法違反(なぜか裁判所職員臨時措置法の準用は無し)や威力業務妨害以外にも、庁舎内に落書きがあったとか庁舎の窓枠に傷がつけられていたとか2ちゃんねるの書き込みがどうとか、やたらと私(=ちなみに非組)に集中して奈良地方裁判所仮庁舎にあった司法修習生指導室や中会議室への業務命令としての呼び出しがあったな。
身に覚えの無い事なので、もちろん全否定で通していましたが、下がった士気を勤務時間外に自腹で上げるのには苦労したな~。
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雑記 phase.02 (山住真一郎)
2010-05-03 06:51:41
事実関係や動機も争いましたが、それとは並行して行った条例の属地主義についての主張、判決ではことごとくスルーされた・・・・・(涙;;
「奈良県内において」の文字列、どこいったんだろ。
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