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時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

ごみ捨て場に新生児

2007年05月22日 22時42分00秒 | 社会・経済
乳児放置。ごみ袋に生きた女児。
朝6-7時半に放置か?ごみ捨て場の新生児。

大塚という地名は全国的には知られていないだろうが、有名な美容外科はこの町が発祥と言えば女性はピンとくるかもしれない。また有名なボクシングジムがあるのでボクシングファンにもお馴染みの町かも。山手線の北西部に位置し、西は大ターミナル駅の池袋、東は「お婆ちゃんの原宿」といわれる巣鴨である。知名度が低いためか、周囲の駅と比較すると賃貸家賃がやや安めで、そのせいか居酒屋などで飲んでいると俳優志望の劇団員やミュージシャン志望のアマチュアバンドのメンバーなどと知り合うこともあり、クリエイティブな部分でも、なかなか面白い町だ。……なんか西村京太郎の書き出しみたいだ(爆)。このような土地柄なのでフリーターのような若者も多いエリアなのも、今回の事件の背景として感じる。

さて少子化問題で、何度も「今の社会は子供を育てる方が色々と損する社会。だから子供を作らなくなるのは当然」と書いてきた。子供は損得だけでは無いのは当然だが、勝ち組・負け組が鮮明な現代、やっぱり子供なんか育ててられない――というのは多数の本音ではないか?実際に所得が低い階層が複数の子供を育てるのは不可能に近い。――なんて言うと訳知り顔の老人が「むかしはもっと貧しかったが兄弟が多かった」などと反論する。しかし昔は周囲も貧しかった。貧富は「差」があるから生じる相対的な物で、周囲が全て貧しければ当事者も貧しさは感じない。周囲が豊かだから貧困を感じるのだ。

政府が本気で少子化対策を考えるならば、子供を育てる方が得な社会にしなければ解決は無理だろう。……損得という言葉は抵抗あるだろうけど。言い換えれば、次の社会を担う人材を育成する家庭の優遇である。それにしても、熊本の赤ちゃんポストが議論されているが、今回の事件を見ると「やはり必要悪」という印象を持つ。いずれにしても尊い生命がゴミ収集車の中で惨殺されずに済んでなによりだった。


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生後10ヶ月男児に銃所持許可――米国

2007年05月22日 18時08分00秒 | トピックス
米国、生後10ヶ月の男児に銃所持許可証交付

このニュース、「アメリカは、とんでもねえ国だ」って論調で語られてるが、全然悪いことないじゃん?
だって生後10ヶ月の男児は絶対に銃犯罪をしない!
ただし「銃所持許可に年齢制限を設けるべき」という意見には賛成。
「銃の所持は生後24ヶ月未満の者についてのみ、これを認める。満二歳以上の全ての者については所持を認めない」ってすれば銃犯罪が減るんじゃね?


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大学ではしか大流行

2007年05月22日 07時34分00秒 | 学術・教育
はしかが大流行。早稲田大学も授業が休講とか。マスコミは「ゆうちゃんは? 早慶戦は?」と盛り上がってる。ニュースによると早大は、運動部員には健康診断を受けさせて、感染の心配がない部員には部活を認める方針とか?
大学は、どうやら授業よりも部活の方が重要らしい(笑)。
野球特待生で揉めてるのと対照的なニュースだ。
まあ、どっちでも良い感じだが……。


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三菱東京UFJ行員、内定を餌に猥褻行為

2007年05月20日 08時04分00秒 | 社会・経済
三菱東京UFJ行員、内定を餌に女子大生に猥褻行為。

筆者宅には三菱東京UFJの通帳が三通ある。元々は自宅に近い三菱銀行の預金者だった。仕事上の都合で三和銀行に口座を開設し、貯蓄として東京銀行のリットー・ハイジャンプを利用していた。そのうち三菱と東京が合併し、さらに三和が合併していたUFJともひとつになった。そのため同じ銀行の通帳が三つもあるのだ。
三菱東京UFJ銀行の誕生がいつだったか正確には覚えていない(通常はブログを書くために調べるが、なぜか調べる気にならないので)。一昨年度の確定申告で還付先として書く際に「三菱」と「東京」と「UFJ」の並び順がどうだったか迷った記憶がある(今は「三菱東京UFJ」だが、三菱と東京が合併した時は「東京三菱」だった)。
しかし驚くべき事だが、現在に至っても未だに旧三菱系の店舗と、旧UFJ系の店舗で、通帳等の互換性が確立していない。例えば旧UFJ系店舗の自動記帳機で旧三菱系通帳の記帳はできるが繰越ができず、いちいち窓口へ持っていかなければならない。当初は「不良債権処理のため切り詰めてるんだろう」と理解していたが「政治献金を再開する」などと発言するなら、まず顧客の方を向け!と言いたくなった。
店舗も利用するが、どうも三菱東京UFJの行員には一体感が感じられない。「合併の繰り返し」という先入観で見るせいではないと思う。別の小さな銀行も使うが、メガバンクである三菱東京UFJと規模は全く違うが行員に一体感が感じられる。一例を挙げると三菱東京UFJでは「たらい回し」が非常に多い。「これはあっちへ行け」、「これは向こうで」というのが多い。

筆者の学生時代の就職マニュアルには「御社の社風に共感して」みたいな文句が必ず書いてあったように思う。どうなんだろう? 三菱、東京、三和、富士、第一勧銀、三井、住友……御社の社風に共感した人間たちも、今や三行である。愛行精神など薄れていくのではあるまいか?
恐らく今回の事件を受けて三菱東京UFJのトップは全行員に改めて心構えを説くのだろう。しかし店舗を利用している顧客の皮膚感覚としては、それを一丸となって聞く雰囲気が感じられないから困る。

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起きた後より起きる前でしょ?――拳銃立て篭もり事件

2007年05月19日 08時56分00秒 | 社会・経済
長久手の拳銃立て篭もり事件がようやく解決した。
今回の事件発生後の警察の対応について様々な批判があるが、まず考えなければならないのは事件発生後ではなく、発生前であろう。

長崎市長銃撃事件や町田の立て篭もり事件などを見ても、もはやこの国には銃が溢れている。とりわけ暴力団組員(元組員)が銃を不法に所持しているのは公然の秘密という印象を受ける。
事件が起きたらどうするかよりも、まずこのような事件を起こさない為の取り締まりが大事である。

今回の報道を聞くと、家族が最初に110番通報した直後に「銃は玩具だから来ないでくれ」という再通報があったらしい。推測で物を言ってはいけないと思うが、今回、被害者となった家族は、容疑者が拳銃を所持している事を前々から知っていたように思える。
もしそうならば、銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)第23条「銃砲又は刀剣類を発見し、又は拾得した者は、すみやかにその旨をもよりの警察署に届け出なければならない」に違反している。被害者となった方々ではあるが事情聴取はするべきだし、もしも違反が明らかになれば書類送検くらいはするべきだろう。

拳銃おもちゃの110番、重傷警察官は防弾チョッキ着けず

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また拳銃立て篭もり事件

2007年05月18日 00時13分00秒 | 社会・経済
現在進行中なのだが愛知県長久手町で元暴力団組員の男が拳銃を所持して立て篭もり事件を起こしている。既に複数の家族や警察官が銃撃され負傷している。
東京都町田市でも同様の事件が発生したのは記憶に新しい。

昨日のステーキ店強姦事件でも書いたが日本の治安はどうなってしまったんだろう?
もう「米国は銃社会だから……」なんて他人事のように言ったられない時代だ。
このままいけば、そのうち大学や高校での発砲事件まで米国並みに起きるような国になっちまうかもしれない。いやはや……。

【追記】
現場の警戒に当たっていた県警機動隊の林一歩巡査部長(23)が左胸を撃たれ病院に搬送されたが、18日午前0時14分死亡した。なんともやりきれない。

【追記2】
18日午後、人質女性が自力で脱出して無事に保護された。犯人はまだ立て篭もっているが、人質救出によって何れは強硬突入で解決されそうな予感。それにしても、まるで浅間山荘事件みたいな展開になったね。警察批判が出ているようだが、日本は人質の生命に何かあったら絶対に批判される国だから今回の事態はやむを得ない感じがする。亡くなった警察官はSATの人でしょ? それだけ万全の体制で臨んだが犠牲が出てしまったのは残念。林さんのご冥福を心からお祈りします。

【追記3】
防弾チョッキをもっと安全にできないかという意見もあるが、本人が動かないなら別だが、活動することを考えれば100%完全武装の防具など無理。例えば顔面を撃たれれば脳に弾が達して即死だが、顔面を保護するにはバイク用のフルフェイスなどよりもさらに頑丈な防具を付けなければならない。そんな物を付けて迅速な突入などできない。ニュースを見ると防弾チョッキだけでなく防弾盾を使って被弾に備えていたようだが、不運にも盾のわずかな隙間を弾丸がすり抜けてしまったようだ。これも動いているのだから仕方ない。おおむね訓練通りに作戦を実行していたように見えるが、犠牲者が出たのは幾つかの不運が重なってしまった結果のようだ。

【追記4】
最初に銃撃された巡査部長を長時間放置したことへの批判もあるが、これもやむを得なかったのではあるまいか? 迂闊に近付けば倒れて動けない巡査部長を更に狙撃されたり、人質に発砲される危険性がある。犯人の態度からそのリスクを感じたからの処置だろう。通常、こういう作戦は夜間に行うのがセオリーで、警察側は暗視スコープ等の装備があるが犯人側は所有していないから有利であるのが理由。突入も夜間がベストで、篭城家屋の電力を止めておき閃光弾を撃ち込んで突入する。しかし、その際にパニックを起こした犯人ががむしゃらに発砲して人質が死亡するケースも考えられる。必要なのは、それをやむを得ないと諦めるか、絶対に人命第一を曲げないかの社会の理解だろう。筆者は1夜めは突入に慎重だった今回の対応で間違いないと思う。単独犯であるから長期戦になれば犯人は疲労するし、隙も生じる。たとえば食事の差し入れなど犯人の隙を突く機会は色々と考えられる訳で、そういう選択肢があるうちは強行突入には慎重であるべきだと感じる。

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実母の生首にはどんな意味があるのだろう?

2007年05月17日 19時03分00秒 | 学術・教育
会津若松市の母親殺害事件。情報が出る度に「追記」を重ねてきたが、長くなってきたので新エントリーにする。ていうか今回はニュースについてではなく、筆者の精神論が主だが。

よく日本人は宗教心が希薄といわれる。確かに知人の米国人が毎週日曜日には台風が来ようが大雪が降ろうが休むことなく教会へ行っている様子を見ると、全く違うと感じる。そもそも教義に基づいて戦争までするのが信じられない。
だが今回の事件は、日本人の多くが特有の信仰・崇拝を持っていることを証明したかと感じる。日本人の多くは既成の宗教を信仰していないだけで、古来から持ちあせている独特の宗教観は持ち続けている。

宗教と宗教団体は違う――というのは靖国問題で何度か書いた。「無宗教の追悼施設なんか存在しない」とも書いた。「追悼」は「宗教的行為」以外の何物でもない。(正しくは「特定の宗派に属さない追悼施設」とするべきなのだ)。

前置きが長くなったが、今回の事件である。大多数の人間が「母親の首を切り落としてバッグに詰めて持参」という行為に驚愕した。もちろん筆者もその1人だ。では、なぜ驚愕したのか冷静に考えてみる。すると、そこには死者に対する畏崇の念や追悼の感情などが込められているからだと感じる。もしも、そういう感情が完全になかったらどうかと考えてみる。すると、母親の首を持って自首という行為は、たとえばスーパーでサーロインステーキ300gのパックを万引きした犯人が、商品を持って自首するのと全く同じ行為ではないか? 単なる肉塊という見地で見れば、母親の生首とサーロインステーキ300gはなんか変わる物ではない。母親の生首が異様と感じてしまうのは、そこに死者に対する特別な(もちろん大多数にとっては自然な)感情が入り込むからだと思う。もちろん、さらに「母親」という部分で肉親の情も加味される。


さて日本の歴史上で神や仏を信じなかった人物と言えば、筆者は織田信長を思い出す。信長ブームで彼の行動は多くの人々が知ることだろう。彼が神仏を信じなかった象徴的行動として比叡山焼き討ちが挙げられる。聖域とされた比叡山に火を放ち、多くの伽藍や仏像を焼き払い、数万の僧侶を虐殺した行為。ただし、この行為は当時はともかく、現代の歴史好きにとってはそれほど理解できない物ではない。当時の仏教は一大政治勢力として大名のような存在となり、本願寺の顕如などは一向一揆を指揮して戦国大名のように信長と戦っていた。信長が延暦寺を攻撃したのは、姉川の合戦で浅井・朝倉を討ったり、長篠の合戦で武田を討ったのと同じ様に天下盗りの抵抗勢力の排除として理解できる。また信長は城を築く際に、工期短縮のため石垣に石仏を壊させて利用した。これも当時は神仏を恐れぬ魔王の所業とされたが、現代人は理解できる範囲ではないか?
ならば次のエピソードはどうか? 浅井・朝倉氏を滅ぼした信長は、新年の祝賀に訪れた武将達に祝い酒をふるまった。しかし、その盃が奇妙な形をしている。それもそのはず、その盃とは討ち取った浅井親子と朝倉氏の頭蓋骨で作られた物だった。おそらく現代人でも、この行動を理解できる人間は少数派ではあるまいか?現代でも人間の頭蓋骨で酒を飲むのは異常で猟奇的な行動である。
しかし筆者は信長の上記のエピソードは一貫していると感じる。彼は宗教団体や教義を信じないだけでなく、信仰や崇拝すら持ちあせていなかったのだろう。死体も生命が失われてしまえばただの「物」であり、つまりは人間の生首もサーロインステーキも同じ「物」に過ぎない感覚ではなかろうか?

高校生が母親の右腕も切断し、それを白色に塗装したうえで植木鉢に差した行為について、あれこれ分析されている。それは悪魔崇拝の様な儀式だと言う評論家もいるし、生贄に意味ではないかと推測する向きもある。いずれにしても強い宗教的観念が働いてという物だ。しかし、全く逆の考え方はできないか? 全く宗教的観念が欠落していたから、そのような行為をしたとも考えられる。生命への畏怖も、死者への哀悼も、まったく感じられなければ、そういう行為には何の抵抗も意味もない。なんらかの原因で、そういう感情が完全に欠落してしまったために、このような行動が引き起こされたと考えることも可能ではないか? そう考えると、少年が未だに母親について何も語っていないという行動もなんとなく理解できる。

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いろいろな書類送検

2007年05月17日 13時36分37秒 | 社会・経済
この程度で警察は動かないだろう――と多くの人が思ってそうな事で、書類送検されたニュースをたまたま3件拾ったのでまとめて掲載する。

中学生ら飲酒で保護者8人を書類送検

中学長男の喫煙黙認母を書類送検

脱走11回犬の飼い主を書類送検

余罪とか学校を巻き込む騒ぎになったとか「決着を付けないと収まらない状況」になった故の書類送検という印象だが、「この程度なら」と思う事でもケースによっては大事になると覚悟しといて損は無い。

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ステーキ店店長らが女性客を強姦

2007年05月17日 07時30分00秒 | 社会・経済
大阪市中央区の「ペッパーランチ大阪心斎橋店」の店長・北山大輔容疑者とアルバイト店員・三宅正信容疑者が、閉店間際に訪れた女性客をスタンガンで脅して睡眠薬を飲ませ強姦、さらに現金を奪ったとして強盗強姦・逮捕監禁致傷の疑いで逮捕された。
報道によると二人は予めインターネット等を通じてスタンガンや睡眠薬を入手、女性客を物色していたという。

どういう考えで犯行に及んだのか?
被害女性が解放されれば犯行が発覚するのは確実だ。強姦後、車に乗せた(被害者が自力で逃走)というから、そのまま監禁しつづけるつもりだったのか、或いは最悪、殺害してしまう計画か?
もしも強姦後に口封じのために殺害することまで計画して実行された強姦殺人となれば、昨今の量刑を見れば死刑となる公算も十分だ。別に犯罪者側に立ってあれこれ考えてやる必要は全く無いが、一時の快楽を得るには余りにも代償が大きい犯罪となる。

男とは可愛くも浅はかな動物のようで、例えばエレベーターに一際美しい女性と2人だけで乗り合わせたりすると「もしも今、外で核戦争が起きて、このエレベーターにはシェルター機能が付いていたから2人だけ無事に生き延びられたとして、外へ出てみたら全人類が滅亡していたとしたら、人類復興のためには俺と彼女がアダムとイブになるしかない」なんて妄想を3階から5階へ昇るまでの15秒間に考えたりするものだが、あるいは、この2人も客が誰も居ない店内で、仕事も無く暇な時間に「もしも、ここに女性客が1人だけで入ってきたら……」なんて妄想を言い合っていたのではあるまいか? しかし不幸な事に(もちろん真に不幸なのは被害女性である)、1人ならば妄想で済むところが、お互い言葉に出してしまったために引っ込みが付かなくなり、愚かにも実行してしまった――なんだかそんな想像が働く(これも妄想か?)。

何にしても、愚かな行為を実行してしまった代償は大きく、さらにはチェーン店への影響も計り知れない。かつて「文化の伝播」というエントリーで「むかし日本では信じられなかった事象が欧米で起きていたが、それが日本でも起きてきた」という主旨で、水道水を飲まずに飲料水を買う行為や警察官の犯罪などを上げたが、強姦もそのひとつか? 強姦と言えばかつての日本では人気の無い暗がりが相場であり、米国で列車内や店内でレイプが発生したという話を聞くと、その治安の悪さに震撼したものだ。しかしご存知のように先日はJRの特急列車内で強姦を犯した犯人がいたし、今回はこれ。外国の治安状況を憂える国ではなくなってきた。なんとも嘆かわしい事態である。

【追記】
のちの報道によると容疑者らは被害者を「囲っておくつもりだった」と供述しているという。



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ロンドンハーツV4!

2007年05月16日 21時24分00秒 | 音楽・芸能
日本PTA全国協議会が発表した「親が子供に見せたくない番組」で『ロンドンハーツ』が堂々の四年連続ワーストワンの栄冠を獲得した。

今週の『ロンハー』も良かったネ。最後のリレーでの国生さゆりの頑張りは感動的だった。甲子園の高校野球よりも純粋じゃね(笑)? さらに芸能人のスポーツ大会みたいなバラエティーで頻繁に見られる、手を使ってはいけないルールなのに公然と手を使うような不正を厳しくチェックしていた点も好印象。基本的に、この番組のスタッフやキャストは真面目な人達だと感じる。

ところで昨年、V3を達成した時に書いたエントリーを探したが、見つからなかった。どうやら旧ブログで書いたらしい。リンクも面倒なので再掲しておく。




従来この手の調査は『八時だよ全員集合』や『オレたちひょうきん族』、『天才たけしの元気が出るテレビ』などが選ばれてた訳で、これで『ロンドンハーツ』もバラエティ番組史上に名を残す番組となりそうだ。

この番組を見ていていつも感心するのは、スタッフが非常に丁寧に番組を作っている点。
テレビ画面に入る文字をテロップ(またはスーパーインポーズ略してスーパー)と言うが、何故か今時は出演者が発した言葉をそのまま表示している番組が多い。耳が不自由な方々への配慮なのかタレントの滑舌が悪過ぎるのか原因は解らないが、ともかく何の工夫も感じられない。これに対して『ロンハー』のテロップは実に芸が細かい。「カリスマ(梨花)語録その12」とか「昭和の香り」とか。そこから見えてくるのは、テロップひとつでも「笑わせてやろう」というディレクターの意気込みだ。
文字に限らず、BGM、SE(効果音)、画面効果、インサート画像と、全てに渡って実に細かい。一度「格付けしあう女たち」をビデオに録り、確認してみるといい。例えば鈴木沙理奈が「オリジン弁当食って」と発言したのに対して、画面にはオリジン店舗のインサートが1秒入る。視聴者は何の意識もしないショットだが、あれひとつを入れる為に、まずオリジン東秀に連絡を入れて許可を取り、スチール素材の提供を受け(貰えない時は自ら撮影に出向き)、インサート用に再撮して画面にワイプするというとんでもない手間が掛かる作業になるのだ。

恐らく編集時間は、単にスタジオ収録テープを繋ぎ合わせてタレントがしゃべった言葉をそのままテロップに乗せてるだけの番組と比べ、2~3倍は掛かっているものと思われる。
「今やってる番組、イマイチ数字が伸びないんだよな~。タレントがつまんなくってさ」等と愚痴ってるディレクターがいるが、タレントがつまらないんじゃなくて、お前に演出センスが無いんだよと言ってやりたい。
演出家とは、単にキュー出してスタッフに指示してるだけの職業では無い。『ロンドンハーツ』スタッフに見られる様な職人的プライドを持って欲しい。テレビマンは職人なのである。



この調査に納得してる視聴者層と、「あるある」で取り上げられた食品を翌日スーパーへ買いに走ってた視聴者層はかなり重なっていそうだ(爆)。



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高3生徒が母親を殺害し、遺体切断して自首

2007年05月16日 03時59分00秒 | 社会・経済
福島県会津若松市で起きた17歳・高3少年の母親殺害事件は、自ら殺害した母親の首を持参して自首したという猟奇的事件で世間を震撼させた。もうひとつ注目されているのは事件発生直前に、インターネット巨大掲示板群「2ちゃんねる」に事件を暗示するような書き込みが行われていたという点だろう。2ちゃんねると言えば、かつてバス襲撃事件や動物虐待事件で真犯人が自ら書き込みをしており、今回も「またか」と思われる人も多いのではないだろうか?
しかし筆者の感じでは、真偽不明が正直なところ。実際の犯行は深夜1時過ぎだが、この書き込みがあったのは前日の午後9時過ぎ。母親殺害が偶然に一致するとは思えないという見方もあるが、ご存知のように前日の13日は、母の日だった。母の日に対する屈折した思いが、この書き込みをさせたという可能性は捨てきれない。ただし、この自首した少年は自首直前にネットカフェを利用しているのが判明しているので、「あるいは?」という気が捨てきれない感じもする(訂正補記:少年が利用した席はDVD鑑賞やテレビゲームはできたがネット接続はできなかったようだ)。
ともあれ、本人が書き込んだとしても、全くの別人が悪戯で書いたとしても、どちらにしても陰鬱な気分になる行為である。
現時点では動機も明らかにはなっていないが、恐らく解明されれば更に暗い気持ちになりそうな事件だ。少年事件であるし、精神的に病んでいた可能性も考えられ、今後どこまで真相が明かされるかハッキリしないが、今後の推移を注視したい。

【追記】
1.タイトルに「遺体切断」と書いたが、司法解剖の結果、母親の死因は頚動脈切断による出血死らしい。ということは生きたまま首を切断した可能性も。ますますおぞましい事件だ。

2.今年2月に少年の家の裏山が崩れて実家が半壊したため、一家は父親と母親が別居して子供たちも別れて暮らしていたらしい。母親は親戚が地元の教育長を務める教育熱心な家系。いっぽう父親は学歴にはあまり拘らない性格だったという。少年は地元の有名進学校に通い、成績は優秀だったらしい。奈良の放火殺人事件を連想する。

3.少年の実家は山間の僅か30戸程度の小さな集落だったという。小さなコミュニティって温かな結び付きもあるが、反面ストレスが溜まった時に発散しにくい感じが実感的に受ける。都会ならば誰も自分の事を知らない場所へ行ってパーッと発散もできようが、そういう行動は無理だったのではないか?<訂正>少年は実家の金山町を離れ一学年下の弟と会津若松市内のアパートで生活。母親は頻繁に掃除などの世話で訪ねて来ていた。犯行現場はこのアパートで、母親が訪ねて来た日の夜に行われた。

4.切断したのは頭部だけでなく、腕も。そして、その腕は白く塗り植木鉢に差してあったとか。なんかハンニバルな展開になってきてる……σ(^_^;)アセアセ

5.事件とは直接、関係ないが、TBS社員(?)が関連スレッドでIPを抜かれてホスト情報が晒され祭られてる。前も某新聞社の記者がフシアナサンに引っ掛かって社名を晒される事態があった。「情報の不正取得」なんて逆切れしてたけど、フシアナサン機能はラウンジの利用法に明記されてる。読まないで利用した方の落ち度。ただ疑問に思うんだけど、マスコミ関係者がどうして会社の回線を使って2ちゃんねるなんかに接続するんだろうね(笑)?OCNなりYahoo!なり、普通のプロバイダと契約して、そっちで接続すりゃいいじゃん? 利用料ったって、たかだか数千円だろ?番組予算から見れば屁でもない金額。そのくらい経費を捻出しろよ!※多分、引っ掛かってんのは正社員じゃなく外部の派遣スタッフだと思うが……。

ウェブ魚拓
日本橋川の事件

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ヴィクトリアマイルはコイウタ

2007年05月13日 23時30分00秒 | 趣味
第2回ヴィクトリアマイル(GI)は波乱の展開となり12番人気コイウタが優勝、単勝配当は6.030円、3連単は2.283.960円という高配当となった。
コイウタって演歌っぽい名前だと感じるだろう。それもそのはず、馬主は歌手の前川清(登録馬主は法人の前川企画)。前川清は1972年に「恋唄」って曲を歌ってるけど、これは宣伝には当たらんのか?(※馬名に企業名や商品名を付けるのは禁止) 。まあ、今さらって事か?
ところで5着にはジョリーダンスが入ったが、こちらは俳優・小林薫の所有馬。これがワンツー・フィニッシュだったら明日のスポーツ新聞は一面で凄い事になってたかも?
当てたかって?
生憎、今日は母の日で親孝行してたんで馬券なんか買う暇なかったよ(なんて律儀な息子なんだ!)。


★ネタ『競馬実況~もしも馬名が自由に付けられたら』
4コーナーを回って最後の直線。先頭はフクダカズコ。フクダカズコが必死に逃げるが、もう捕まりそうだ。ライブドアカブがすごいスピードで上がってきた。これはどうなのか?最後まで持つのか?アベシンゾウは、周囲がゴチャついてて抜け出せない!ボラギノールエスは前が詰まってる。リーブニジュウイチは思ったほど伸びないぞ!ピップエレキバンがスーッと上がる。大外からワンデーアキビューが一気に差す。ワンデーアキビュー目が覚めるような勝利です(爆)。


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くまぇりの古典的自己愛

2007年05月13日 22時23分00秒 | ネット・IT
遅ればせながら『創』6月号を読む。先月大反響だったくまぇり(平田恵里香被告)獄中手記の第二段を読むためであったが、そちらのほうは大した内容はなかった。むしろ香山リカ先生の「こころの時代解体新書」の「くまぇりの古典的自己愛」という記事のほうが興味深かった(しかし『創』はくまぇりで押すなあww)。
香山女史によると、くまぇりの「有名になりたかった」という動機によるブログ発信に見られる自己愛は、既に「古典的」であるという。この部分は「有名になりたいブロガーが五万といる中で、くまぇりはその象徴的存在」と位置付ける識者とは正反対である。くまぇりは「有名になりたい」という動機で自分の画像等を公開しているが、現在のブロガーさらにはミクシィに代表されるSNS利用者などの自己愛は、もっと屈折していると香山女史はいう。すなわち「自ら情報を発信しているにも関わらず『そんなに(私のことを)知りたいんですか?』と、さも閲覧者からの要望に応える形で自己情報を公開する」のが現在の主流という。そして、その象徴的なツールが「バトン」という。「今の彼氏ですか?言わなきゃいけないの?実は奥さんのいる人なんですが……」と、まるでレポーターからマイクを突きつけられて答えるように情報発信している。確かに、くまぇりの「聞いて、聞いて」と自らどんどん発信するのに対して、かなり屈折している。
ミクシィでは踏み逃げ論争などが起き、うちでは「アホらし」と、とりあげなかったが、今回の香山女史の記事を読むと、すべてに共通している「屈折した自己愛」、そしてそれをルールとして共有するSNSを代表とするネット・コミュニティの現状が見えてくる。
なんていいつつも、自分だってしばらくブログの更新をサボってて、久しぶりに書いた時に「閉鎖したかと心配してました。また書いてください」なんてコメントが付くと、多少は影響を受けてしまうのであって、下手したら「望まれて発信している」症候群に陥ってしまいそうな不安を認識させてくれた点でも、『創』6月号を購入した意義は十分あったと感じた(笑)。


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伊吹文科大臣も高野連批判

2007年05月12日 12時20分29秒 | 政治
先日エントリーした高校野球特待生問題にたくさんのTBを頂いた。その多くが高野連を批判する内容だった。先日、国会において伊吹文科大臣も高野連を批判する見解を発表した。


関西テレビが『発掘!あるある大事典2』で捏造番組を放送した。多くの国民が、これに怒りを覚えた。その結果、放送法改正法案が浮上し、放送規制が強まる懸念も生じた。(※どうやら今国会では見送るらしい)

高野連にしろ、関西テレビにしろ、多くの国民の批判、憤りの対称となるのは自然だ。しかし、そういう悪者が現れたとき、政治はちゃっかり利用しようとするので、そちらにも注意を払わなければならない。

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刑罰の格差化に思う

2007年05月11日 13時38分00秒 | 社会・経済
 格差社会である。「格差が一概に悪いとは言えない」という考えは小泉前総理と一致しているが、格差の弊害もしばしば感じる。最近、思うひとつは刑罰の格差化である。
 ご存知のように刑罰は現在、主に禁固刑と罰金刑が用いられている。この罰金刑が問題だ。例えば低所得の犯罪者にとって、罰金百万円はかなり重圧を感じる量刑となろう。なかには罰金を払えずに服役せざるを得ない人間も出てくるだろう。いっぽう高額所得者にとって、この刑は屁でもない。ホリエモンなどの逮捕報道では、保釈金数億円を納めて即日に保釈されたなんて聞くことも珍しくない。こうした人種にとって、百万円の罰金などは「2~3日、遊ぶ分」程度であろう。罰金百万円程度なら有罪でも大した事ないとなるのではないか?
 そう考えると刑罰の格差化は大きな問題だ。高額所得者にとって罰金刑は犯罪抑止力にならない。この問題を解決するには刑罰の一律禁固刑化が望ましい。どんな高額所得者でも、いや高額所得者ほど収監は大きな苦痛になって犯罪抑止力に働きそうだ。
 ただし禁固刑を増やすと生じる大きな問題が刑務所不足だ。既に現在でも刑務所は不足している。注目しているのは山口県美祢市の民営刑務所。これまでは刑務所建設は拒否反応が強かったが、町の活性化のためにあえて刑務所を誘致しようという動きで注目された。これがうまく行けば、他の自治体でも刑務所建設に積極的になっていくのではないか?
 前述のように、この社会から犯罪を減らしていくためには、刑罰の禁固刑一元化が望ましいと思うので、是非とも成功してほしいと願っている。

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