時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

「ネット中傷」相談8千件、目立つ中高生のトラブル

2007年03月29日 16時27分00秒 | ネット・IT
「ネット中傷」相談8千件、目立つ中高生のトラブル


 ルールとか基準は一通りではなく、ある場所では常識として通用する事が、別の場所ではとんでもない非常識だったりする。ネットトラブルの大半は、これだと思うんだよね。
 たとえばチャットひとつ取っても、あるチャットでは気楽に話すため敬称不要で口調もタメ口で良い所もある。そんなチャットで常連になってると、別のチャットへ行って同じ事をして「初対面の相手に敬語も使えないのか」と怒りを買ったりする。
 厨房(※中坊=中学生の略。未熟者への蔑称)なんて言われる輩は、大抵、こういう基本的な事を理解できずに狭い了見で、どんな場所でも押し通そうとするからトラブルになる。
 ただし厄介な事は、今は中学生はおろか、小学生やそれ以下の子供もネット・サーフィンしている事だ。もちろん、小さいうちからパソコンやネットに接していることはプラスも非常に多い。しかしマイナスも多い。かねてから、筆者は「子供にネットさせるなら、親はきちんと監督、管理しとけ」と言ってるのだが、これは別にこっちが迷惑を被るからだけではない。それ以上に、その子が危険な目に遭遇することも十分に有り得るからだ。
 ネットの危険は、なにも詐欺まがいのサイトやアダルトサイトだけではない。なんの変哲もない普通の掲示板やブログからでもトラブルは発生し、いじめや事件、自殺などに発展することもある。
 良い歳をした大人ならば『自己責任』と言えるだろうが、まだ社会経験や判断力が乏しい年少者は、安全な囲の中でネットさせる制限措置は必要不可欠であろう。いつでも『自由』が最高とは限らない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿