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営業不振、「さくらや」全店閉店

2010年01月13日 06時29分00秒 | 社会・経済
さくらや、2月末全店閉店。
 家電量販店大手のベスト電器は12日、消費不況などで業績が悪化しているため、首都圏で展開するカメラ・家電販売子会社「さくらや」を清算し、さくらやの全15店舗を2月末までに閉店すると発表した。ベスト電器が全国に展開する直営店232店のうち3割程度に当たる50~70店も12年2月期までに閉鎖する。代表権を持つ浜田孝社長(60)と有薗憲一会長(69)が同日引責辞任し、後任社長に深沢政和副会長(64)が就任した。
 販売不振や店舗閉鎖に伴う特別損失約220億円の計上で、10年2月期の連結最終赤字は従来予想の約13億円から約301億円と過去最大の赤字になる見込み。店舗閉鎖などに伴い、数百人規模の人員削減も計画しているほか、役員数も現在の19人から半減し、報酬の大幅カットにも踏み切る方針だ。
 ベスト電器は同日、10年2月期の連結業績予想を下方修正し、売上高が昨年10月発表の3504億円から3447億円に、経常損失は3000万円から52億3000万円に、悪化する見通しを発表した。



個人的にはJALが無くなる以上のショックかもしれない。
筆者にとって、さくらやとヨドバシは安売り店の東西の横綱みたいな存在だった。
まだ地方の高校に通い、写真部に所属してた自分は、上京する度に、フィルムや印画紙、現像液といった類の物を大量に買い込んで帰郷したものだった。値段は競合店なのでほぼ同じだったが、さくらやの方が好きだった。ひらがなやピンクが好きだったのかもしれない。
大学に入学して東京暮らしを始めてからは、毎月のように通った。その頃は写真はそれほど撮らなくなったが、今度はゲームやPC関係でお世話になった。その時代になると、ビックカメラやソフマップなどの新興勢力も出てきて、さくらやの利用頻度は下がったが、それでも結構、利用した。
自宅にwi-fi環境が整う前は、新宿のさくらやのDSステーションを利用していた。東京メトロの丸の内線改札から、すぐに店内に入れるので一番便利だった。
そんな古参ユーザーなので、「さくらや」という店が無くなるのは大ショックだ。「ベスト電器」が閉鎖なら、別に何も感じないが(笑)。本当に厳しいねえ。