「ねじれ国会でビール・牛丼が値上げ?」
安倍晋三首相の突然の辞任表明は思わぬ波紋を広げ、輸入食品の値上げをもたらし、国民の「食卓」が打撃を受ける可能性も出てきそうだ。新内閣が誕生しても野党が参院の主導権を握る「ねじれ国会」の審議は予断を許さず、仮に予算関連法案が年度内に成立しない場合、関税率軽減の暫定措置も来年3月末で切れてしまうからだ。
関税率の暫定措置は毎年度更新され、現在の対象は約420品目に上る。このうち、ビール原料の麦芽は一定量を超えた部分に限って1キロ当たり21円30銭の関税が課されているが、暫定措置が失効すると、これが輸入量全体に一律に課税されてしまう。牛肉の場合は38.5%の関税率が50%にアップするため、外食産業には「(経営への)影響はゼロではない」(吉野家ディー・アンド・シー)と警戒感も出ている。
ちっとも知らなかったが、テロ特措法だけでなく、こういう物にも期限があったのね。
テロ特措法よりも、ずっと気懸かりかも。
自民党と財界が結託して「民主党が参議院で反対したせいで、ビールを値上げせざるを得なくなりました」なんてやったら結構、効果的かもしれない――なんて、冗談で書いてると、現実になりそうな悪寒……。
これも「米国への思い遣り」のひとつなんだろうけど。
政権がアメリカを向いていると批判するなら、これも撤廃が筋か……。でもビールや牛丼が値上がりするのは有り難くないし……。テロ特よりも旗色を決めにくい難しい問題かも。
安倍晋三首相の突然の辞任表明は思わぬ波紋を広げ、輸入食品の値上げをもたらし、国民の「食卓」が打撃を受ける可能性も出てきそうだ。新内閣が誕生しても野党が参院の主導権を握る「ねじれ国会」の審議は予断を許さず、仮に予算関連法案が年度内に成立しない場合、関税率軽減の暫定措置も来年3月末で切れてしまうからだ。
関税率の暫定措置は毎年度更新され、現在の対象は約420品目に上る。このうち、ビール原料の麦芽は一定量を超えた部分に限って1キロ当たり21円30銭の関税が課されているが、暫定措置が失効すると、これが輸入量全体に一律に課税されてしまう。牛肉の場合は38.5%の関税率が50%にアップするため、外食産業には「(経営への)影響はゼロではない」(吉野家ディー・アンド・シー)と警戒感も出ている。
ちっとも知らなかったが、テロ特措法だけでなく、こういう物にも期限があったのね。
テロ特措法よりも、ずっと気懸かりかも。
自民党と財界が結託して「民主党が参議院で反対したせいで、ビールを値上げせざるを得なくなりました」なんてやったら結構、効果的かもしれない――なんて、冗談で書いてると、現実になりそうな悪寒……。
これも「米国への思い遣り」のひとつなんだろうけど。
政権がアメリカを向いていると批判するなら、これも撤廃が筋か……。でもビールや牛丼が値上がりするのは有り難くないし……。テロ特よりも旗色を決めにくい難しい問題かも。