庭木剪定は、暑くなると電話が鳴る
稼業。木や草が伸びて鬱陶しいからと
いう連絡が入る。
ご本人だけでなく、ご近所も苦情を入
れるのだ。だから、都会では剪定業で
も食って行ける。
今時の人は、草引きはおろか木も切ら
ない。人口の多い都市部では、何事も
お金で計算する対費用効果から、自分
で作業するのは損だと思っているから、
食い扶持に与れるという訳だね。
そこで、季節柄仕事も増えて来たので、
バッテリー式電気チェンソーを奮発買
いをしました。
朝の8時から、住宅街でエンジンチェ
ンソーぶん回すほど無神経で無いので、
時間をずらしたり木を大きいまま持ち
帰ったりしていましたが、これからは
音の静かな電気チェンソーで気兼ねな
く強剪定や伐採作業ができる。
年々バッテリーとモーターの性能が上
がるので、いずれ車も含めてあらゆる
道具が電化されるのは時代の要請だ。
なので、不要になった庭木、大きく成
り過ぎた庭木、勝手に生えてきて困っ
てる実生木などの伐採作業を承ります。
ところで、以前から多いのが手の届く
高さまで庭木を切り下げてしまう人が
多いということ。他業者の庭でもよく
見かけますが、自分で剪定できるよう
にということですが、結局は自分でし
ないし無残な庭木が残るだけ。
最早、武士のいない時代ですが、武士
の情けという言葉すら理解が及ばない
時代になっています。
庭木をブチブチ切り込んで痛めつける
位なら、根元からすっぱり切ってやる
ことは大事なことだと思います。
ではでは。