2009年11月、諸国一宮巡拝の旅で指宿に泊った。翌朝１６日、ホテルの部屋から眺めた鹿児島湾（錦江湾）と大隅半島はゆったりした気分にさせてくれた。ホテルを出て最初に行ったのは薩摩半島の先端・長崎鼻、ここから海を挟んで見る開聞岳はまさに薩摩富士の名に相応しい端麗さだった。岬の先端には昭和３２年に完成した灯台が立ち、看板には”竜宮伝説の地”と書かれていた。岬の先に広がる海は東シナ海で旅情を感じさせられた。この後で薩摩国一宮・枚聞神社（掲載済み）に詣でたが、開聞岳を背負い、ブーゲンビリアがご神木のように立っていた。
