2012年8月31日、岩手山の麓・網張温泉の宿を出て八幡平を目指す。岩手山麓の樹林帯を抜ける道は気持ち良く走れる。岩手山登山道の入口・馬返しで岩手山を眺めてから滝沢インターで東北道に入り松尾八幡平インターで降りアスピーテラインへ。八幡平山頂へ向かってアスピーテラインを走ると、展望所も幾つか、やはり景観の中心は岩手山。源太岩では、その昔坂上田村麻呂の家来が物見をしたと言う。１０時半、八幡平山頂レストハウスに着く、ここから八幡平山頂へは片道２キロを歩く。路傍には花も咲いて、看板によれば遠く鳥海山まで見えると言うがこの日は無理。前半は階段もあり登り坂だが後半はゆるやかな登りできつくはない。やがて小さな沼に出た、これはガマ沼、展望台からはもっと大きな八幡沼が見下ろせる。１１時、標高1613mの八幡平山頂に到着、ここも１００名山の一つ。山頂からは、雲に浮かぶ岩手山を始め雄大な景観を楽しみながらゆっくりと下りる。八幡平から盛岡に戻る途中で「岩手山焼走り溶岩流」を見る、1732年岩手山の噴火で大量のマグマが流出した跡が残り、国の特別天然記念物になっている。
