Tomorrow is another day (明日は明日の風が吹く)

  あくまでも個人的主観ですが、思ったこと、感じたことを遠慮なく書きます。

「八年目の蝉」を観ました

2016-02-27 10:34:16 | 機能追加変更について

くだらない男に泣かされ、苦しめられた女性たちの物語です。

男の私ですが、何故か自分と被さるところがあり、その気持ちが自分の胸の中に入り込んできました。


矢張り日本アカデミー賞10冠に輝いた、素晴らしい作品だからでしょうか。


余り素晴らしいと評判の舞台や映画を観ても、例えば「放浪記」を何回か観ても、グサっと心に響かず冷静に観る自分にも、こういう気持ちが湧いてきたのです。

 

人の心って本当はどんなものなのでしょうかねえ。

参考までに、蝉(せみ)の幼虫は7年土の中で過ごし、成虫になり地上に出て僅か1週間程度で死んでしまうらしいですよ。

 

実際に某キャンプ地で夜遅くに、目の前を必死に歩き、木に登るところまでは見たことがあります。

当時はそういうことを知らず、時々木の幹に蝉の抜け殻を見つけても、ただ持ち帰り何時の間にかなくなっていただけでした。

8年目の蝉とは、ありえませんが、若し1年遅く成虫になった蝉の、やるせない運命を指すのかもしれませんね。


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