Tomorrow is another day (明日は明日の風が吹く)

  あくまでも個人的主観ですが、思ったこと、感じたことを遠慮なく書きます。

釣魚の剥製(1)

2014-12-08 13:09:49 | 日記

昔は釣りが趣味でした。川釣り、船釣り、投げ釣り全部やっていましたよ。今は全くやっていませんけど。


通常釣った魚は魚拓にとります。
でも準備後始末が面倒(魚に墨を塗り、紙にタンポで叩いて写し、最後に魚の墨を綺麗に洗い落とし料理する)なのでふと目に留まった、魚の剥製の広告を見て、これがいいと早速用具(メスなどの医療器具)や防腐剤、何種類もの義眼とかの薬品類、色付けの特製絵具を送ってもらいました。


いやあ難しかったですね。魚の頭から尻尾まで目、内蔵、肉、骨を取り去り、薬品に浸け、軽く乾かし、それから皮1枚になるように残った身などを除去するのです。
これが完璧に出来ないと、魚拓完成後次第に魚の脂が腐り、その部分が染みのように変色するのです。


働いているので、暇をみてはボート釣りか川釣りに行き、早めに帰って練習に励みました。


さて一番簡単な「小さな蟹」がこれです。これは剥製ではありません。丸のまま防腐液に浸け、乾燥したものです。
大きい蟹や海老、ザリガニなら身をほぐして食用にでき、残った殻で作れます。

 

なお、ケースは全部自分で買い求めた、額縁を加工して作りました。
商売にしている方は、魚の大きさ、種類、色彩に応じて業者に注文すると聞きました。


でも、私の場合はあくまでも趣味です。これでよかったのではありませんか。