テレビ番組で先日逝去された、菅原文太さんを偲んで「トラック野郎 天下御免」(76年=昭和51年)を放映しておりました。
つまり38年昔の作品です。
以前観た映画ですが、まだ深い意味を汲み取れませんでした。その時はアチャラカ映画として、深く考えずにただ笑って観ていたのです。
でも今になり改めて観直すと随分受け止め方が変わりました。
人の心がおぼろげながら判ります。
手違い、勘違いで相手の心を傷つけたり、悲しませたりしてしまうのです。
恐らく私と同じ、小学校卒業だけで、無学なデコトラドライバーに過ぎないでしょう。だから時には常識外れな行動もあり得ますね。
確かに高学歴者のように、有名会社に入れたり、官庁でキャリアとしてエスカレーター方式で出世の特典はありません。またこういう方々には、よくセンセイといわれる仕事に就くことも多いですね。
でもね、低学歴者も人間として、底辺社会で、必死に生きているのですよ。
そういえば、こんな川柳(狂句)がありましたね。
センセイと 呼ばれる程の アホでなし
そうそう、話は変わりますが週刊朝日の臨時増刊号で、[追悼 高倉健]が出るので、新聞販売店に行き注文しました。実はこの辺鄙な地には書店がないんです。
惜しまれつつこの世を去った名優たちに、謹んで哀悼の意を捧げます。