旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション349 「鹿児島名物 えびめし」(出水駅)

2024-02-27 12:13:37 | 駅弁コレクション
【鹿児島名物 えびめし】(出水駅)
                            2024.2.27投稿

2023年(令和5年)8月30日
 鹿児島中央駅で購入 価格1,080円
                        [製造元](株)松栄軒

 1959年(昭和34年)の販売開始以来変わらない海老のデザインをした掛紙(スリーブ)です。
 ただし、レイアウトは何度か変更していて、当初「出水名産」だったものが「鹿児島名物」となっています。


 発泡素材の扇形容器の蓋の上にはお箸とお手拭きがセロハンテープで留められています。
 赤く見えるのは、蓋を取りやすいように付いているテープです。


 小海老と一緒に炊き込まれた「えびめし」の上に、錦糸玉子・海老・グリンピース・蕗の佃煮を載せています。
 おかずは時計回りに、つぼ漬け鹿児島の老舗「中園久太郎商店」のつぼ漬け、玉子焼、さつま揚げ、海老フライ、煮物(人参・筍・椎茸)、たたきゴボウ、紅白なます、若鶏の揚げ煮、煮豆です。




 現在も販売されていて、公式ホームページには次のように紹介されています。
えびめし 1,150円(税込)
 鹿児島の雑煮に欠かせない焼き海老。
 出水沿岸部に当たる東シナ海の不知火沖、300年の歴史を誇る「桁打網(けたうたせあみ)漁」で獲れたクマエビが最高級とされています。藁で縛って吊るされた大焼き海老は鹿児島の年末の風物詩。1尾1000円もする貴重な大焼き海老からは清冽で芳しいだしが取れます。藩主も絶賛したと云われる雑煮にちなみ、赤海老をご飯に炊き込みました。若鶏を素揚げにして、煮含めた「若鶏の揚げ煮」、卵焼き、人参、煮豆など、多彩なおかずとのハーモニーがお楽しみ。
 九州朝日放送『 アサデス。』2003年 九州一周有名駅弁ランキング二位
 JR九州 2004年 第一回 九州の駅弁ランキング三位
 JR九州 2005年 第二回 九州の駅弁ランキング二位
 JR九州 2006年 第三回 九州の駅弁ランキング三位
 JR九州 2007年 第四回 九州の駅弁ランキング四位
 JR九州 2009年 第六回 九州の駅弁ランキング六位
 JR九州 2010年 第七回 九州の駅弁ランキング十位
 JR九州 2011年 駅弁グランプリ 鹿児島県代表に選出 本選 11位




 「鹿児島中央往復『弾丸車窓旅』」の途中、鹿児島中央駅で購入しました。

 製造・販売の松栄軒は、1929年(昭和4年)鉄道省公認・出水駅汽車弁当店として創業し、出水駅を拠点にしていましたが今では鹿児島県内の他、熊本駅・博多駅まで営業範囲を広げています。
 松栄軒と言えば『えびめし』が有名ですが、最近は『極 黒豚めし』の人気も高いそうです。


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