旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁84 「みんなにエール 栄冠は君へ、ふくしま♡」

2020-11-06 09:58:06 | 旅のコレクション
【みんなにエール 栄冠は君へ、ふくしま♡】(郡山駅他)
[製造元](株)福豆屋 2020年(令和2年)10月4日 福島駅で購入 価格1,080円


 現在放送中の、NHK朝の連続ドラマ『エール』の主人公は、福島県出身の作曲家古関裕而戦線がモデルです。
 このドラマにちなんで、「福豆屋」が製造・販売している駅弁が、「みんなにエール 栄冠は君へ、ふくしま♡」です。
 目を引く黄色い掛け紙には、五線譜・音符・ピアノが描かれ、福島・川俣・豊橋とドラマの舞台となっている地名もローマ字で入っています。
 掛紙の裏には、主人公古関祐二先生の略歴と駅弁のネーミングについて書かれてあります。


 ふたを開けると、白飯と海苔でピアノの鍵盤に見立てた御飯が目に入ります。
 そして、おかずが3分の2を占めます。
 上左は、「里芋の揚げ出し」、福豆屋特製の「豆みそ」。
 上中は、「かまぼこ」、「玉子焼き」、「焼き鮭」。
 上右は、「紅白さくら漬」、「若桃の甘露煮」。
 下左は、煮物「高野豆腐・椎茸・人参」。
 下中は、「川俣シャモナゲット」。
 下左は、「牛肉煮」、「蓮根の金平」。







 郷土色を出しつつバランスの良いおかずです。中でも一番は「川俣シャモナゲット」でしょうか。
 ハート型ナゲットは古関裕而ゆかりの川俣名物『川俣シャモ』を使い、そのハートにはト音記号形のピックが刺してあります。
 駅弁の名前の最後にも♡。何か秘話があるようです。


 一見普通の幕の内弁当と変わりないように見えますが、ネーミングと内容をよく見ると、まさに『みんなにエール』を送る駅弁のように感じました。
 この駅弁は、『JR東日本 駅弁味の陣2020』エントリー駅弁でもあります。


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