旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション187 「いわいとりめし」(一ノ関駅)

2022-06-06 10:15:44 | 駅弁コレクション
【いわいとりめし】(一ノ関駅)
                             2022.6.6投稿

2014年(平成24年)7月21日 一ノ関駅で購入 価格830円
                       [製造元](有)あべちう

 商品名と中身の写真だけの掛紙(スリーブ)です。
 茶飯の上に鶏の照り焼き、錦糸玉子、鶏牛蒡そぼろ、椎茸煮、鶏つくねが載り、蓮根・人参・牛蒡・蒟蒻の煮物と桜大根漬が添えられています。


 一ノ関駅のある岩手県南部は「磐井(いわい)地方」と呼ばれています。
 「奥州いわいどり」は、一関市にある業者が手掛ける銘柄鶏の一つです。
 冷めているのに固さを感じないもも肉の照り焼きと、牛蒡を混ぜたそぼろにつくねと「鶏づくし」のとりめしでした。
 『旅の小窓~三陸2014 鉄道の旅』最終日の夕食用として、一ノ関駅で購入しました。

 製造・販売の(有)あべちうは、1890年(明治23年)4月26日、一ノ関駅開業の10日後から構内営業が許可された老舗です。
 1951年(昭和26年)からは一ノ関駅の東北本線ホーム駅そば「あべちう」も営業を始めました。
 しかし、2020年(令和2年)4月11日より休業し、そのまま廃業しました。


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