旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

しなの鉄道 鉄印の旅 3 しなの鉄道線上田駅へ

2020-11-09 18:50:30 | しなの鉄道の旅
 「ライナー用」2両編成3本の内の1編成です。今後「一般用」と合わせ26編成52両が2026年(令和8年)導入される予定だそうです。
 運良く平日1日1往復だけ、普通列車として運行しているSR1系に乗ることができました。


 「ライナー用」は、有料快速列車運用ではクロスシート、普通列車運用ではロングシートと使い分けできるデュアルシートになっています。


 それよりもなにより、115系ではトイレが使えませんが、こちらはトイレが設置されているのでうれしい限りです。


戸倉 トグラ               11:11発
 右手に見える城山は荒砥城があり、今は史跡公園になっています。その中腹には『戸倉上山田♨』の看板が立っています。
 善光寺詣りの精進落としの湯として昔から親しまれている温泉ですが、千曲川左岸は戸倉温泉と上山田温泉、右岸は新戸倉温泉と呼び、総称して信州戸倉上山田温泉と呼ぶそうです。
 なお、看板近くに建つのは『善光寺大本願別院』です。


 地図上では千曲川に沿っているのですが、なかなか見えてきません。
 ENEOS(株)北信油槽所へガソリンを輸送する定期貨物列車です。
 篠ノ井線・中央本線経由で、日本最大規模の製油所であるENEOS(株)根岸製油所への専用線がある神奈川県の根岸駅との間に日2往復ほど設定されているようです。


坂城 サカキ          11:15着 11:15発
 駅左手の側線には、2013年(平成25年)5月25日から169系S51編成(クモハ169-1+モハ168-1+クハ169-27)を静態保存されています。
 169系電車は、旧国鉄「信越本線」の難所「横軽越え」(碓氷峠)ののためにEF63形電気機関車と協調運転できるように作られたものです。
 JR、しなの鉄道(株)で運行されてきましたが、老朽化に廃車が決まったものを坂城町へ譲渡され静態保存されています。




 金井中之条工業団地の工場群が見えてくると「テクノさかき」駅に着きます。


テクノさかき          11:18着 11:18発
 1999年(平成11年)4月1日、しなの鉄道として開業後、初の新駅として開業しました。
 駅名は、駅東側に隣接する「さかきテクノセンター」に因みます。




 十月上旬、稲刈り真っ盛りです。


 左手に虚空蔵山の断崖「岩鼻」を見ると西上田駅に着きます。


西上田 ニシウエダ       11:22着 11:22発


 左手に北陸新幹線が見えてきました。


 北陸新幹線・上田電鉄別所線との接続駅、上田駅に着きます。


上田 ウエダ          11:26着 11:27発

 つづく


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