旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

閑雲野鶴日記 2020年(令和2年)6月16日 火曜日 朝の散歩『名所・旧跡10kmコース』 『神明宮』

2020-06-16 15:38:34 | 閑雲野鶴日記

 結局昨日は、晴れたものの暑くなったので散歩は無しにしました。
 今日未明も雷雨がありましたが、起きたときには止んでいました。
 予報では、午前10時頃から正午にかけて短時間で大雨が降るとのことです。

①雷雨の元になった雲です。


  

②今日の「名所・旧跡案内」は、『神明宮』。


 廻船問屋の豪商、田中津右左門は常に神を敬う心をもっていて、町の発展を祈願するために屋敷に内神として、伊勢神宮内宮の御魂分けを受けて祀りましたが、繁栄も衰退し遂に一家断絶となり、社地も転々とすることになり、その後1689年(元禄2年)に市中の氏子達によって野辺地代官所に近い現在地に改めて天照皇大神の分霊を勧請と伝えられています。
 藩主御巡幸の際には参拝し社運も隆盛し野辺地代官も庇護し、神仏混合して別当には修験の金剛院があたり祭祀を行っていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により神社として独立しています。旧社殿は1837年(天保8年)に建て替えられましたが1890年(明治23年)5月の野辺地全町大火により宝物・貴重品・工作物等を焼失。1892年(明治25年)再建されましたが、1975年(昭和50年)再度全焼。1977年(昭和52年)再建。2001年(平成13年)修復され現在に至っています。
 神社で身を清める手水舎。龍神様から出る水で『神聖なご神水』を表現しているそうです。


 境内にある、舘平稲荷大明神。1740年(元文5年)に野辺地代官所内に建立された稲荷神社が、1866年(明治元年)に神仏分離によって廃社になり、それを復社したものと言われています。



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