旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション40 「花めぐり弁当~小田急沿線・花散策~」(箱根湯本駅)

2021-12-09 13:41:41 | 駅弁コレクション
【花めぐり弁当~小田急沿線・花散策~】(箱根湯本駅)
                            2021.12.9投稿

2006年(平成18年)11月11日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格980円
                       [製造元](株)東華軒


 掛紙はありません。
 段ボール箱詰めです。
 見るからに「駅弁の達人」「こだわりの伝承」シリーズの駅弁です。


 箱の中には、陶器製の容器に入った駅弁やお箸の他に、カーネーションの種が入っていました。 


 ピンクの容器は「ちらし寿し」。白の容器は「鶏めし」。


 「ちらし寿し」は、酢飯の上に、錦糸玉子・2種類の海老・鯵の酢漬け・蓮根・蕗が載っています。
 「鶏めし」は、人参・筍・椎茸が入った炊きこみ御飯の上に、鶏の照り焼きと玉子のそぼろ、海老が載っています。




 御飯自体は美味しいのですが、何となく物足りなさを感じたのは、御飯の上に載っている具の量の関係でしょうか。
 可愛い容器は捨てがたく、旅の途中で頂くと言うよりは、家に持ち帰って頂く御弁当です。
 いかにもイベント用に開発された駅弁という感じがしました。

 製造元の東華軒の創業は、東海道本線最初の駅弁とされる国府津駅構内で竹の皮に包んだ握り飯を販売を始めた1888年(明治21年)7月1日。
 その後、小田原駅開業と同時に小田原駅でも販売をはじめ、現在は本拠地を小田原に置いています。

 箱に「駅弁の達人」「こだわりの伝承」の表示があります。
 これは、今でも独自の駅弁ランキングを発表している駅弁催事などをプロデュースする「ジャパンフーズシステム」が、当時何らかの関わりを持って製造・販売していた駅弁を表しているようですが、詳細が分かりません。


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