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鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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遠州鉄道に乗車

2008年05月22日 | 鉄道撮影記
先日、うなぎで有名な静岡県浜松を訪れました。ここには遠州鉄道というローカル鉄道が走っており、全線を往復乗車してみました。

遠州鉄道は新浜松~西鹿島間の17.8kmを走る路線で、全て単線。地元では電車のカラーリングから「赤電」の愛称で親しまれています。架線電圧は750V。

西鹿島で並ぶ2000形と1000型


【車両編】
車両は全て2両で1編成。中小の私鉄では18m車の払い下げ車(西武や京王)が使われていますが、遠州鉄道は全てオリジナル製造の車両でした。メーカーは日本車輌。

30形
湘南顔の車両で、昭和38年という銘板が確認できたのでかなりのベテラン。日中に走行している姿は見られませんでしたが、おそらく朝ラッシュ時のみの活躍と思われます。


1000形
一番多く見かけた形式です。ドア窓のHゴムが103系を思い出させます。開閉音は京王6000系とそっくり。


2000型
あまり見かけない形式でしたが、2003Fに乗車してきました。


2000型のワンハンドルマスコン。


2000型の車内。


【駅・線路・施設】
新浜松駅。ターミナルに相応しい近代的な駅舎。ちなみに新浜松~助信間は高架線である。


新浜松駅構内。ラッシュ時以外は手前のホームを使用している模様。30形が写真の様に日中は駅に留置されている。


西鹿島駅。洋風でおしゃれな三角屋根の駅舎である。


西鹿島駅構内。車両基地が駅より一望できる。


途中駅の線路。遠州鉄道は12分間隔のパターンダイヤで単線のため、3駅間隔くらいですれ違いを行う。写真の駅はすれ違い駅でないためラッシュ時以外は左側が常用で、右側錆びているのがわかる。


地平区間。枕木はPC枕木であった。


助信から先の区間も高架工事中であり、あと2年以内には切り替えられそうな感じ。


高架区間。都会を感じる区間である。


新浜松駅線路終端部。


西鹿島駅線路終端部。


停止位置目標。写真は2両編成用。4両は赤線がもう2本追加されている。


遠州鉄道はSuicaと同様のICカードが導入されている。名称は「ナイスパス」。全駅で自動改札はなく、簡易型の読取機があり駅員や車掌がタッチするのを確認する運用となっていた。見た限りでは殆どの乗客がICカードを利用していた。ちなみに遠州鉄道バスでも利用できる。


是非一度、遠州鉄道に乗車してみてはいかがでしょうか。
JR東海浜松工場周辺散策と大井川鉄道にも乗車したので、次回以降レポートします。

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1 コメント

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ご相談 (ジャバット)
2008-09-03 11:28:19
初めまして。株式会社ジャバット押山と申します。
弊社は鉄道DVDの制作、販売をしている会社なのですが、貴殿HPを拝見しまして遠州鉄道の写真についてご相談があります。
付きましては一度ご連絡を頂戴したいと思います。
お忙しい中、恐縮でありますが
宜しくお願い致します。

弊社メールアドレスoffice@jvat.com
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