クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2010年8月 夏!北海道!~日高本線乗車記

2010年11月08日 | 乗り鉄日記
日高本線に乗車して来ました。
今回は「一日散歩きっぷ」というフリー切符を使っての旅。

旅の出発は苫小牧駅8:03発の2225D。車両はエンジン出力を強化したキハ40形350番台。白と青にピンクのラインが入ったオリジナル塗装で車両前面及び側面には馬をモチーフにしたロゴマークが描かれている。路線には静内や日高などサラブレッドの牧場が多数広がる。
終点の様似までは146.5km。


8:03定刻通り出発!キハ40はエンジンを高らかに終点に向かって走って行く。しばらく室蘭本線と併走してから線路は分岐。
キハ40はのんびりした走りかと思いきや90~100km/hで快走。中央線並みです。次第に海と山の景色が広がりながら9:38に静内駅到着。対向列車待ち合わせのため17分の停車時間を利用して途中下車してみる。サラブレッドの産地とあって駅前や駅舎には馬の絵や銅像が。駅構内もローカルムード満点。
列車に戻り、9:55に静内駅を発車。静内を過ぎると乗客もまばらになり、窓を開放してみる。北海道の空気は自然を感じて美味しい。次第にこの線のメインである牧場の風景が右側にも左側にも見えるようになってきた。馬、柵、芝生の調和が癒される。海、川、橋、トンネル、牧場、山と自然の景色を楽しみながら終点を目指す。

11:19に終着の様似駅に到着。日高本線完乗!
様似、誰似?・・・とギャグを言ってしまいたくなるような駅名(笑)駅構内の線路終端を見ると終着駅を感じる。
折り返しの時間までは駅舎、駅施設、車両、景色を眺めながら出発の時を待つ。

折り返し12:08発で絵笛駅へ。12:37着。この駅は周囲が牧場に囲まれた秘境駅。駅施設は屋根のない短いホームと小さな小屋しかない。回りに人の気配がないという癒しを求めて思い切って下車してみた。列車が行ってしまうと本当に静か!まさに牧場の中の駅のという感じ。馬の群れや、牧場が丘になっている風景に見とれながら日常を忘れる。少し駅から離れて500mを往復。この駅には30分の時間を配分していましたが、癒しを感じたり写真を撮っているとあっという間。最後にホームから馬と列車を絡めた写真を撮って、13:06発に乗り込む。


再び様似駅へ。乗車後、朝購入したおにぎりで昼食。
腹ごしらえしたところで今度は様似駅から少し離れて国道辺りまで散歩してみたりしながら時間を過ごす。


14:33発で苫小牧へ。車両後部の2人用席の山側を確保。復路は山側の景色を楽しみながらの3時間21分。
浦河駅では子供達がおばあちゃんを見送るシーンが展開。
絵笛駅の牧場風景を再び肌で感じ、
静内まで牧場、山、川の風景を再び楽しむ。
静内駅では列車交換のシーンを楽しみ、
鵡川駅では列車交換と夕日のシーンが展開し、
そして17:54に終着の苫小牧駅に無事到着し日高本線の旅が終了。