【ケイオウザクラ(啓翁桜)】
野草 : バラ科 サクラ属 カンヒザクラ系
花期 : 2月~3月
啓翁桜(ケイオウザクラ)は、支那実桜(しなみざくら)/支那桜桃(しなおうとう)と彼岸桜(ひがんざくら)を交配して作られた品種で、寒緋桜(カンヒザクラ)の一種です。
日本を代表するソメイヨシノのように太い幹はなく、細長い枝が何本も集まってひとつの株をつくり、その枝に濃いピンクの可憐な花を咲かせるのが特徴です。
促成栽培により、1~2月に花を咲かせる啓翁桜は、冬期にも一足早く春の気分を味わえることで人気です。
1つのつぼみから2~3個の淡いピンク色の花が咲き、満開だけでなく3分や5分咲きの姿にも独特の味わいがあります。
啓翁桜を栽培している富山市山田地域は標高300~400mの山間地にあり、秋の訪れが早く、その分だけ桜は早く休眠に入れます。
◎2025年4月6日にて 富山県にて 写真8枚
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