
久々に父の入院している老人病院に、行きました。
元旦以来です。
今回は、かなり間があいてしまい、
お父さん、ごめんなさい。
言い訳。
水彩画を、ハガキにプリントして、
毎回、送っています。
実は、最近、父の認知能力が、ドンドン低下していて、
会話も成立できません。
行く度に、ひどくなっていくので、
とても辛いものがありました。
でも、今日、発見したんですね。
この老人病院には、図書コーナーがあります。
そこに、すごくデラックスな、美術全集が!
父は、若かりし頃、油絵を描いて、
公募展に何度も出展していました。
また、そのような関係の仕事でしたので、
絵や、造形物を見るのが、大好き。
今回、一緒に画集を、楽しく見ることができました。
父との「対話」は、もう、不可能だと思っていました。
ですが、父の中に、「鑑賞する」という「こころ」が
まだ、健全なことが今回、分りました。
そんな能力もいつかは、絶えてしまうかもしれませんが
出来る限り、父との対話と、一緒にいる時間を
大切にしたいと思いました。
* きょうのつぶやき *
一番好きなことば
『 あ り が と う 』
わたしが、育ってきたことへ
わたしが、歩んできたことへ
わたしと、お付き合いして下さったすべての方へ
そして
わたしを、生かしてくれている この地球に
辛いものがありますよね。
でも・・一緒に絵 画集を見ることで
同じ世界にいることを実感できて・・・
ステキだと思いました。
私にも、脳梗塞で倒れた友人がいて
話ができないことが寂しいと思っていましたけど
今度は画集を持って行こうかしら!
ご友人と、会うとき、ぜひとも画集を持っていってあげてください。
小難しい絵ではなくて、優しい絵とか、
ビーズの本っていうのもいいかもしれないですよね。
一緒に体験するっていうのが、「対話」難だと思いました。
そう思うと好きなもの、好きな人を大事にしたいと思いました。
前回のチョコクッキーもおいしそうですね。
スケッチする前に食べてしまいそうです。
「スキなこと「スキな人」これ、かなり重要。
この間のチョコクッキー、実は、写真から描きました。
息子が、ムシャムシャ食べてしまうので、
早々に写真に撮って。
わたし、手作りのチョコとか作ったことありません。
甘い思い出もない
美のセンスって親から子へそれなりに引き継がれるようです。もちろん天才と言われるクラスになると「名人に2代なし」のことわざどおりですが。
私の同居の母も85歳でいまだにステンドグラスの大作を仕上げたりしてますし、次女もPCで絵を描いています。
お父上お大切になさってください。最後に頼りになるのは娘のようです。
父のことは、2年前までわたしの弟が面倒をみていました。
家族で一丸でみてくれていましたが、限界になって、施設にお願いすることに。
「名人に2代なし」、これって、会社などにももしかしたら当てはまるかもしれないですね。
杜しまさんのご家族、芸術一家なんですね。
手先のことをすることが、長生きできる秘訣の一つかもしれませんね。