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【都議選】田中知事、パン屋の後藤都議を応援に世田谷に

2005年06月27日 | 長  野  県  政

都議選が6月24日告示され、7月3日投開票日で行われる。
世田谷区からは田中知事の盟友、パン屋の都議・後藤雄一さんが立候補している。
後藤さんのホームページ「行革110番」には田中知事と一緒の写真が載っている。
http://www.gyoukaku110ban.jp/
ふと思っていたのだが、世田谷区民でこのメルマガを読んでいる方だったらどうするだろうーと。いました、そういう人が。その方から26日、メールが来た。
そのメールによると、わが田中知事が26日の日曜日にこの後藤さんの応援に世田谷に行ったのだという。

世田谷区は定数8のところに12人が立候補して乱立気味。
メールをくれた方も誰に投票したらいいのか迷っているようだ。
本来なら後藤さんに入れたいようなのだが、田中知事に応援を頼むような人で大丈夫なのか?と迷っている。

メールにはこう書いてある、
<自民党も民主党も駄目、公明・共産もいや。とすれば、パン屋の後藤さんしかないなと思ったのだけれど、この人、田中知事と一緒にポスターに収まってるんだよね。>

このメルマガを見なければ、このように迷わなくてもよかったのかも知れないが、幸か不幸か見てしまったが故の迷いか?

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大都会東京の選挙だから都議といってもさぞや多くの票がなければ当選できないだろうーと思うのは素人で、以外に少ない票で当選できる。世田谷区も2万票そこそこで当選できてしまうのに驚く。

それでいて、というのも変だが、給料は年間1800万円だというからうらやましい。その他に、一回議会に出席すれば一万円の交通費が貰えたりする特典?も沢山あるようなのだ。
これは後藤さんのHPに載っていたネタなのだが、話がセコイ。都議の仕事ってそんなもんじゃないだろう。もっと大きな問題を扱ったら田中知事の応援なんてなくてもいいのでは。

投票率は40%ギリギリ。今回はこれを割り込むのではないかと見られている。
都会の選挙というと浮動票が勝敗に大きな影響を与えるのは確かなのだが、こう投票率が低いとそればかりでなく、意外と日頃のどぶ板活動も大事になるーという話を都議会関係者に聞いたことがある。

メールをくれた方は惜しくも、というか幸いにも「あの暑苦しい顔を見ないですみましたが」と書いているので田中知事の応援風景には遭遇しなかったようだが、田中知事の応援が吉と出るか凶と出るか、来年夏の長野県知事選も近づいたことだし興味は深くなる。


後藤さんは長野県調査委員会の委員でもあるのだが
http://www.pref.nagano.jp/keiei/seisakut/tyosai/meibo.htm
都議の肩書きがなくなったら、ただの世田谷のパン屋さんだ。そんな人がなんで長野県のこういった委員なのか?と考え出すとわけが分からなくなる。
この委員会は現在開店休業状態で特に何もやっていない。多分、来年夏の知事選前になるとオリンピック帳簿問題を蒸し返すのに利用されるのではないか。その時のためにも田中知事としては後藤さんの応援に力が入るのだろうが、はたしてどうなるのだろう。