落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

お役所

2007-07-24 23:21:12 | 災害,非常食とか
NHKニュース水・食料 備蓄対策機能せずから。

要約すると、

柏崎市は・・

・飲料水は目標の十分の一ぐらいしか備蓄していなかった。
・主食は8割ほど備蓄していたものの、その半分は調理に水が必要な米だった。
・備蓄していた米も、断水で役に立たなかった。

刈羽村は・・

・な~んも備蓄せず!
・災害時には農協から支援して貰うつもりでいたが、相手には話を通しておらず、何とか融通してもらった米も水不足で使えず・・

あのなぁ・・・・アホかオメ-らはっ!!

「お役所」だってことだろうかね・・ 
で、こんだけ不手際があったとしても、「お役所」だから誰も責任は問われないんだろうね。 きっと。
言葉も無いや・・・・


で、それはそれとして、

Webで「非常食」を検索すると沢山出て来るけど、売っているモノって米類(アルファ米を含む)が非常に多い。
けど、米って非常食に向いてるって言えるだろうか?

・通常の米:調理にかなりの量の水と炊く為の火が必要。
・アルファ米:湯又は水が必要だが、冬季は水で戻すと(事実上)食えない。以前、真冬のツーリングで実際に試して確認した。
(全部の製品を試した訳じゃないけど、真冬に冷たい水で戻した米は喉を通りにくいと思うし、下手をすると腹を壊す)
・レトルト:お粥ならいいけど、たまに見かけるレトルトご飯はお湯に入れて相当暖めないと食えなかった。自衛隊の缶メシも同じ。

前にも書いたと思うけど、大規模災害時に大勢の食事を調理出来るだけの水が手に入らないのは、今回の地震でも証明されたと思う。
仮に水を備蓄してあったとしても、水は飲用以外に生活用水としても必要になる。
だから、調理にかける分の水は出来るだけ減らした方が良いと思うのだが・・・・

災害時に給水車が運用可能になるまでには少々時間がかかるし、それまでの繋ぎとして手持ちの品だけで食事を取れるようにしておくのはすごく大事じゃないの?
日本人には米! って気持ちも判るけど、米って緊急時の食い物としては必ずしも向いていないと思う。
米を炊き、「おにぎり」として皆に配っている映像がTVで流されているけど、あれって「炊く為の」環境が整って初めて可能になるのだから・・


ゴチャゴチャ書いたけど、そもそも「備蓄してない」・・なんて按配じゃ話にならんか・・
数年前に大地震があったばかりの地域で、行政側にこんな手抜きがあるとは思わなかったなぁ。