乗り合いタクシーなどの対策
堤 公共交通機関のエリアから離れた世帯から、バスや乗り合いタクシーの充実を要望する声が多い。免許証返納が進むと、さらに住民ニーズは高まる。公共交通充実の考えは。
町長 急傾斜でバス乗り入れができない団地の高齢化対策を優先的に取り組む。
堤 どのような運行形態に。
町長 乗り合いタクシーを考えたい。
堤 中心部は市場原理がはたらきバス路線は大丈夫だが、そうでない地域の住民の足を確保することが公共の役割だと思うが。
企画課長 不便地域の人口集積状況を考えると、一定の町負担は出る。
堤 今後の計画で、理念と公共の役割をよく議論すべきだと思うが。
企画財政部長 本町の姿勢、理念を打ち出していく必要がある。
堤 中尾団地、自由が丘団地が最優先と思うが、佐敷川内、嬉里谷、毛屋白津なども対策が必要では。
課長 指摘個所は不便だと分析している。高齢化状況を踏まえると、中尾団地、自由が丘団地の優先度が高い。
堤 町の計画では、ニュータウン西区を網羅する最寄りバス停が、谷下にある池山地区のバス停になっているなど現実的でないものもある。もっと精査が必要では。
部長 見直しが必要な部分があれば見直していきたい。
難病助成制度の周知を
堤 難病に罹ると国、県の支援制度がある。本町にも助成制度があるが周知が不十分である。情報格差が経済格差につながってはならない、どう考える。
町長 受給者証の交付事務は保健所であり、町が把握するのがむずかしい。制度の周知は努めていく。
堤 保健所から本人へ年に一度更新案内が行く。そのおりに、町の助成制度の通知を添付するなど、保健所と町が連携できるのではないか。
福祉課長 その方向で協議をしていきたい。
平和、核廃絶問題・・・
堤 ヒバクシャ国際署名のさらなる周知ができないか。
総務課長 役場ロビーに署名の場を設けていることをホームページにも掲載したい。
堤 長崎市中央公園にある蒸気機関車解体に際し、本町が車輪とレールを譲り受け、平和の継承に活用するとの報道があるが、どのような計画か。
町長 長与駅前東口のロータリーに設置したい。町民にも知っていただきたいので、除幕式も考えている。