言幸 燕 日記

日々感じたことなどを絵やマンガで表現しています。
マンガでくすっと笑って頂けたら幸いです。

携帯ラジオ買いました

2014年06月10日 | 雑記 【essay】


私は入院中の夜、ラジオにすがって生きておりました。(パソコン・スマホなし)
消灯時間も早いし(10時に眠れる訳もなく)、ベッドでただじーっとしてたら
なんか気分が滅入ってくるので、とにかく誰でもいいから、どうでもいい話をして欲しい・・・
気がまぎれる軽~いお話を・・・そんなことを思ってました。
雰囲気的にはスイスイスーダララッタ スラスラ スイスイスイ~♪的なノリのものです。
人でたとえるなら高田純次とかマーキー(FM COCOROのDJ)のような適当系です。
(↑この場合、褒め言葉です)

でも哀しい哉、私が持っていったi podではFMしか聴くことができず、
FMはどちらかというと、お喋りより曲ばかり流れている感じで、
深夜のFM802とか、もう(年齢的に)ついていけず、
『ああっ こんな時AMが聴けるラジオがあったら・・・!!』と痛感したのでした。

・・・で、無事退院し、また電車通勤を再開したのをきっかけに、
AM放送も受信できるラジオを買いました。(スマホは今のところ選択外)

まずはラジオビギナーであるので、おすすめのラジオ番組を検索してみたところ、
ニッポン放送の「テレフォン相談室」(1965年からのご長寿番組)というのがあったので、
ためしに予約録音しておきました。


で、先ほど聴き終わったのですが、読売新聞の「人生案内」のラジオ版ですね。
みな悩んでおるのです。老後のことや、お墓のこと、旦那のこと、子供のこと・・・
でも、今回私の心を捉えて離さなかったのは、回答者の大原敬子さんという方です。
肩書きは幼児教育研究者ということで、なんだか保母さんのような方かと思いきや、
もう容赦ない口調でビシバシ切っていくのです。切り捨て御免です。
話すテンポでいえば、山口もえちゃんが1とすると大原さんは10倍で、
語気が強いし断定口調だし、ある意味カリスマチックです。

たった1回聴いた私でさえ、小気味良いポンポン言う関東のしゃべりに圧倒され、
『・・・?!な、なんなのこの人?!」と思わせた大原さん。
声だけの世界でこれだけ強烈に個性を放つとは!!
敵にまわしたら怖そうですが、きつい言葉の中にも「情」のようなものがくみ取れる点で、
細木数子・片山さつきとは一線も二線も画す感じです。(よく知らないのですがなんとなく)

相談というよりは半ば強引な説教部屋という感じですが、
リスナーの中には敢えて大原先生に喝を入れてもらいたい・・・
と切望してる方も少なくないのでは・・・と思いました。

あと、人生相談って、込み入った内容を短時間で理解する必要があり、
ある種の頭の良さが求められるお仕事だなぁと思いました。
テレフォン相談室はともかく、今後はいろんな番組を聴いて楽しく通勤したいと思います。