言幸 燕 日記

日々感じたことなどを絵やマンガで表現しています。
マンガでくすっと笑って頂けたら幸いです。

兄妹、深まっていく溝

2009年10月24日 | マンガ

前回のお話が分からない人はコチラからどうぞ

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つづく

まとまった時間がとれず、全部を1日で描きあげることができませんので
1コマ出来たらアップという方式で更新していきますね・・・スィマセン ○┓ペコ
マンガなんてまとめて読まないと、面白さが半減するような気もするのですが、
気長に覗いてくださると嬉しいです。

今後のラインナップ予定(順不同)&(タイトル変更あり)

●愛のマトリョーシカ
●嗚呼、カレンダー制作記
●ゆうたんとの思い出

アウトサイダー・アート

2009年10月22日 | 雑記 【essay】

アウトサイダー・アートからもう1作品ご紹介です

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不思議な生き物がいっぱいの絵・・・
なんというデザインセンスでしょうか。1本取られました!という感じです。
スコッティ・ウィルソン(イギリス)の作品です。
少し、パウル・クレー(スイス)の画風にも似てますね。

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彼は全くの文盲で、作品のテーマや技術はすべて独学。
(スゴイ)

幼い頃から自然が大好きで、木や鳥を見られる所ならどこでも
喜んで散歩したそうです。
(この時点で既に親近感アップ)

その後、移動露天商の行商人となり、定期市やサーカスで古道具を商う。
自分の屋台に絵を飾るのが好きで、気に入ってくれた人には二束三文で絵を売る。
(太っ腹です・・・)

イギリスで複数の画廊に才能を認められ、展覧会を開くが、
この時に味わった不愉快な経験がもとで「美術愛好家」を毛嫌いし、
(なんとなく分かります・・・こういうことってきっとあるでしょうね)

儲けなど関係なくても、本当に自分の絵を愛してくれる人とのつながりを
大切にした。
(これ、理想論かもしれませんけど、重要なトコですね)

そして、自分の展覧会が開かれている画廊の前に露店を開き、
自分の絵を通りすがりの人に“ただ同然”で売ったりしたそうです。
(反逆児ですね。やることが過激です・・・)

中で買えば100倍もするのに・・・
(画廊の人、大迷惑&大激怒だったでしょうね・・・笑えます(^_^;)

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アゲシリーズ

2009年10月20日 | 好きな作家の絵

アゲ嬢、アゲ男爵に続き、今回はアゲ隊長の登場です。

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ユ~ラ ユ~ラ 蝋燭の炎のような人間がいっぱい・・・(゜Д゜|||)
アゲ男爵に負けないくらい、頭にたくさん盛っています。
サヴァ・セクリッチ(ユーゴスラビア)の作品です。

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少し、画風がアンリ・ルソーに似ていますね。それもそのはず。
これは「アウトサイダー・アート」というジャンルに入るらしく、
専門的な美術教育を受けていない人たちが、伝統や流行に影響されず、
自身の内側から湧き上がる衝動のままに表現した芸術だそうです。

この作者は、第一次世界大戦で右目を失い、その後、工場労働者、
レンガ職人など職を転々。流浪の生活を送りながら、独学で読み書きを覚え、
絵を描き始め、年金生活に入ってから、残りの人生を詩と絵に捧げる決意を
したそうです。

デッサンがきいてる絵、緻密な絵、本物そっくりな絵も確かに素晴らしいですが、
こういう絵は直球でこちらにやってきますね。不思議な魅力があります。

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少しずつ

2009年10月19日 | 好きな作家の絵


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ジュゼッペ・アルチンボルドの絵です。

水商売の女性で、髪の毛を盛って盛って盛りまくっている女性を
「アゲ嬢」と呼ぶそうです。ならば、この絵の男性は「アゲ男爵」でしょう。
これでもかと言わんばかりに鳥を盛ってますね (゜∀゜ ;)タラー。
明らかにキャパオーバーなのに、この鳥たちのなんと冷静なことよ・・・。

個人的には頭の真ん中のフクロウと、
口の部分を担当してるニワトリが好きです。

この病的な、禍々(まがまが)しい感じがいい味を出してますね。
別の意味で鳥好きな血が騒ぐ1枚です。
全体像はこちら↓

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首から下の部分が綺麗にまとまりすぎ?ちょっと残念。
もっとオドロオドロしさを!
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いろいろご心配をおかけしましたが、
私がいつまでも悲しんでいては、ゆうたんも悲しいだろう・・・
そう思って少しずつ元気になりつつあります。

早く絵を描いたたり、バカマンガを描けよ、それがお前らしいよ、
とゆうたんが言ってるような気がしています。
マンガを描く・・・これがきっと心のリハビリになるでしょう。
バカバカしいことを考えていると、なぜか心が安らぎます。

私は愛しいものを亡くすことによって、ポッカリと心に大きな穴が
空いたような気になっていますが、実はそうではなくて、
その空虚な穴を埋めて、あふれさすくらいの、何かガツンとしたものを、
ゆうたんからもらった気がしています。

「描きたい・・・」と思えるエネルギーをもらえたことは、
普段の生活でそうそうないと思っています。
悲しみ、苦しみ、そんな気持ちが絵に向かわせてくれます。

今まで可愛がってきた文鳥(ともだち)を亡くすことは
確かに辛いことでしたが、この先、私は文鳥だけでなく、
家族、お世話になった先生、大切な友人、愛する人・・・
それらの人たちと確実にお別れしていくのだな・・・と思いました。

新しい文鳥を飼う、新しい犬を飼う、新しい猫を飼う
そんな風に、その人たちの代わりをどこかから探してくることはできない。

いつまでも、みんなが私の傍にいてくれる訳ではなく
頼れる人がいつかいなくなっていく・・・
その時、私はひとりぼっちでどうしたらいいんだろう。
辛いことがあったら、何か困ったことがあったら
私は誰に相談したらいいんだろう。

自分が70歳、80歳になって、かつて自分と縁のあった人たちが
いなくなっていくときの気持ちはどうなんだろう・・・

結局人間は最期はひとりで孤独。夫婦でも家族でも、最期はひとり。
そして、それはみなに平等に訪れる。
そんなこと頭で分かっていても、その孤独に自分は耐えられるのだろうか?

ゆうたんを亡くして、そんなことも考えた日々でした。
そんなこと、今考えたって仕方ない。
うまく考えがまとまらずにいますが、またゆっくり書いていきますね。

ありがとう、ゆうたん

2009年10月13日 | 雑記 【essay】


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ゆうたんは、今朝亡くなりました。

今まで、ほんとうにありがとう。

こんな私のもとで、いつも楽しい思い出をありがとう。

8年間、ゆうたんのおかげで本当に幸せでした。

ゆうたんが大好きでした。

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今は心臓が痛く、息がうまくできません。
声をあげて泣きました。
      

泣いて泣き疲れて、何も手に付かず横になっています。
この苦しさから逃れるには、眠るしかないと少し眠りました。
何度も何度も深呼吸して。


そして、起きてからこのアニメ「キミとボク」を見ました。
5~10分の短いフラッシュアニメです。
ネコのアニメですが、鳥におきかえると
まさにわたしとゆうたんの姿に重なります。
音楽が流れますので、閲覧環境によっては気をつけてください。
しばらくすると本編が始まります。


ペットとの別れは、動物を飼っている人ならいつかは経験することです。
いつまでも悲しんではいけない、そう思いますが
今日は涙が止まらないです。
ゆうたんも、このネコにように感じていてくれたら・・・と思います。
飼い主のエゴかもしれませんが・・・


すでに私の顔は目が腫れまくってすごいことになっていますが、
このあとバイトです。
人に笑顔で接する仕事なので、休みたいですが
普段と同じように仕事をした方がいいのかもと思ったりします。


亡くなった体に何度もキスをし、匂いをかぎました。
どうか安らかに。
明日、埋葬したいと思います。
またゆっくり整理できたら、書きます(描きます)

どうか助かって欲しい

2009年10月12日 | 雑記 【essay】
8年間飼っている文鳥が、カゴの中で暴れて捻挫し、
それから症状がどんどん悪化して、かなり危険な状態です。
捻挫した時点ですぐにお医者様に連れていき、
お薬をもらいましたが、ここ2~3日で病状が悪化。

●羽を膨らませる
●常にウトウトし目をつぶっている
●床にへたりこむ
●えさを食べない 食べてもフンは餌が未消化のまま出てくる
●食べても栄養が取れてないので、体重が減っている

このまま明日まで放っておいたら最悪の事態になるかもしれないと思い、
今日、祝日でも見てもらえる病院に連れて行きましたが、
かなり衰弱しているとのこと。
鳥専門の動物病院ではないため、詳しいことは分かりませんでした・・・
(フンを調べてみましたが、菌はいないとのことでした)

もしかしたら暴れたときに内臓に損傷があったか、
薬を投与されるのがかなりのストレスになっているか
とのことで、選択肢は2つ。

●一時的に薬をやめてみる
●胃腸の動きを促す薬と栄養剤の入ったお薬を、
明日かかりつけの医者に行くまでの間飲ませてみる

とりあえず、餌がそのまま出てくる時点で、全く栄養が取れてないので
栄養剤の入った薬をもらってきましたが、もうじっと目を閉じています。
明日、朝一番でかかりつけのお医者様に連れていきますが、
連休をこれほど恨めしいと思ったことはありません。

文鳥の寿命は7~8年だそうです。
いつかはお別れの日が来るとは知っていても、十分なことができたのかと思うと
辛くて苦しくなってしまいます。

さっき文鳥が好きな「カゴメ 野菜生活100(黄の野菜)」を
スーパーで買ってる時に、涙が出てしまいました。
なんとか今晩持ちこたえて欲しいと祈っています。

8年間、人間1人と鳥1匹で仲良く暮らしてきて、
私自身が、かなり文鳥に依存していたので、
精神的に参っています。心臓もバクバクして動悸もします。
なんとも弱っちい私です。

大好きな大好きな文鳥。
いつもずっと傍にいて、私になついてくれた文鳥。
どうかどうか、頑張って欲しい。







兄妹の久しぶりの会話

2009年10月06日 | マンガ


ちょっとだけセリフ修正しましたm(_ _)m 
エネルギーかけることころが違ってる気もしますが・・・

【今回はちょっぴりオトナ向けの内容です】

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まだちょっとだけ続きますので、・・・呆れずお読みいただけると幸いです ○┓ペコ

【お知らせ】
ジュンク堂新宿店 6F「ふるさとの棚コーナー」で絵本「変身」を販売しておりますが、
10月14日でこのキャンペーンが終わってしまいます。
関西に返ってきてしまいます・・・もう東京では買えません!
まだお買い求めでない方は、是非どうぞ!m(_ _)m


吹田市役所 展示終了

2009年10月01日 | マンガ


吹田市役所での展示は無事に終了しました。ありがとうございました!

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2週間近くこのままの状態でもってくれました。

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もう少し分かりやすい画像がコチラ↓

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フフフ・・・ご心配ありがとうございます。

ちなみにミイラ男はこれです↓

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「アンタ、何者?」と自分でも突っ込みたくなりますが、
今となってはよい思い出です・・・(^_^;)

今回は市役所での展示で、ギャラリーのような雰囲気はなかったのですが、
本当に一般の人に見てもらえてよかったと思ってます。
また作品をためて、展覧会をしたいと思いました。
観て下さった方、本当にありがとうございました m(_ _)m

作品作るのも楽しいけど、マンガ描くのも楽しいな~\(^o^)/