言幸 燕 日記

日々感じたことなどを絵やマンガで表現しています。
マンガでくすっと笑って頂けたら幸いです。

怒りのコントロール

2012年10月16日 | 雑記 【essay】
最近、あることでついカッと頭に血がのぼり、
癇癪玉が破裂したというか、猛り狂うというか、
激昂という怒り方をしてしまいました。
さらに悪いことに、悔しさのあまり泣きのスイッチが入り、
おいおいアンタ更年期障害か?と言いたくなるようなご乱心ぶり・・・。
後からじわじわ反省。

全くどうでもいい内容ゆえ、ここでは詳細は控えますが、
どうしてもっと大人な対応ができなかったのかな~(汗)
なんで軽く受け流せなかったのかな~・・・と思っています。
カチンとくるようなことを言われ、感情を逆撫でされ、
それに対してまんまと乗っかってしまうのは、
結局は相手と同レベルになってしまうことなのに・・・。

こういう人に出会う(再会してしまう)のは、
自分にも原因があるのではないか、
私が引き寄せているのかもしれない、
何か学ぶことがあって出会ってるのかもしれない・・・
などとも思っていました。

そんな時に、たまたまテレビで「東西芸人」という番組があり、
(※この番組は、芸人が2人で1泊2日の旅をし、
その道中でお互いを知り合うというもの)
それを見ていたら、ものまね芸人の松村邦洋が出ていました。

ただのバラエティーとして気楽に見ていたのですが、
見ているうちに松村の「大人」な対応に『この人すごい!』と感心。
芸人に徹しているというか、人に乱されないというか、
決してめげないというか。

私だったらムスっとしてしまう嫌なことにも
ニコニコ笑顔で対応し(←賢い)、
相手を巻き込んで自分のペースにもっていく・・・
一枚上手だなぁと思いました。
あぁ、私もそのような対応ができたらよかったのに。
よし、次回こそ笑顔で笑って受け流そう。

ついでに言うと、松村の趣味が「お祝い」というのも共感しました。
(※人を祝うことが大好きで、そのためにお金を使う)

最後に今日たまたま見つけた言葉 (とどめに一発)


怒らないことによって怒りに打ち勝て。(by ブッダ)


だそうです・・・

ブッダの真理の言葉




考えさせられる本&動画(お薦め)

2012年10月13日 | 読んだ本


この本の著者キューブラー・ロスは、終末医療の先駆者とされ、
死にゆく人の心のケアを唱えた有名な人で、私の尊敬する人でもあります。
「死の瞬間」「人生は廻る輪のように」は以前に読んだことがあったのですが、
このところ思うところあって、またロスの本を読んでみたくなり、
「ライフ・レッスン」を読みました。
非常にためになる本でした。ずしーーっときました。

この本は、キューブラー・ロスが69歳で脳梗塞になり、
死を覚悟するも、なかなか死ねず、半ば人生を呪いながらも
自分にはまだやり残したことがあると思い直して書かれた本です。
彼女がやり残したこととは何か。
それは、これまでのように患者のことについて書くのではなく、
残された側、つまり生きている人たちが、死にゆく患者たちから
何を学ぶべきかについて書くことでした。

ロスの唱えた説では、死を前にした患者は、下記のような
5段階の心理をたどるとされていますが、
           ↓


死の否認
自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階。

怒り
なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階。

取引
なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階。
何かにすがろうという心理状態。

抑うつ
なにもできなくなる段階。

受容
最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階。


見守る側の立場の人間も、全く同じような心理の経過をたどると
今回身をもって実感しました。正確に言うと、今は『受容』というより、
『受容せねば』と言い聞かせている段階ですが。

大切な人が自分の前からいなくなるのは怖い。悲しい。受け入れたくない。
けれど、それは誰もが一度は経験する「喪失のレッスン」なのだと
この本を読んで思いました。
そのレッスンをまさに今、受けている真っ最中なんだ。
それは死にゆく人からの大切な贈り物なのだ。
だからこそ、これをしっかり受け止めなければならないのだと思う。

キューブラー・ロスについて、以前、NHKで特集があったそうなのですが、
私は見ていなくて本当に残念でした。その時の映像では、
死者を最期まで看取り、終末医療に生涯かけて取り組んだロスが、
脳梗塞のせいで(怒り狂い)神をののしっているという、
昔のロスとはかけ離れた内容だったみたいですが、
できればまた再放送してくれないかなと願っています。

・・・と思っていたら!!!!関連動画を見つけました!!!!!
これははもう絶対みなさんに見て欲しい!
騙されたと思って是非(^_^;)
とても貴重な映像だと思います(資料的にも)。

私はロスの写真も見たことがなかったので、
この激しい女性は一体どんな人なんだろうと思っていましたが、
今回こちらの動画で実際の肉声を聞くことができ、
その人の雰囲気を身近に感じることができ、とても良かったです。

ロスはだんだんオカルトの世界にも傾倒していき、
小人を見たとか、妖精が傍にいたとか言うのですが、
私はまぁ、そのへんも含めて憎めないというか・・・

家族や友人の死に直面している人、
病気の人を身近にかかえている人、
「死」について考えている人、
いろんな人に見て欲しい。
50分ありますが、興味があれば見てみてください。
私は見始めたらそのまま最後まで見続けてしまいました・・・
               ↓



ロスのお墓に蝶の模様が刻んであるのが素敵でした。
生まれ変わって銀河でダンスしていることでしょう。




月下美人が咲きました。

2012年10月11日 | 雑記 【essay】


長らくご無沙汰しておりました。
書きたいこと(描いてみたいこと)はあるのに、
どうしても雑念が邪魔をし、また日々のことに思い煩い、
ブログを更新できませんでした。
なんというか、虚無感みたいなものもあり・・・

でも、まぁ、今日はそれを\(・_\)(/_・)/こっちに置いといて。
昨日、大切に育てていた月下美人が咲きました。
いっこうに花がつかず諦めかけていたのですが、
大輪の花を咲かせてくれました。

月下美人を育てるのも、花が咲くのを見るのも初めての経験で、
育ての親としては感動もひとしおでした。
夜(それも一晩しか)咲かな花ですので、
昨日は生命の不思議さなど感じながら思う存分観賞しました。
最初はこんな感じで葉っぱからつぼみがニョキニョキ出てくるんです。


なんだか少しアスパラガスのような先っぽです。

だんだんつぼみが上向きになってきます。まるで、これは・・・
ゴホン、ゴホン、これ以上言うのはやめておきましょう・・・
そして夜(8時頃)にはこんな感じに(゜ロ゜屮)屮

おおかた咲いたので、部屋に入れて観賞しました。
料理するのも時間がもったいないので(←言い訳)
急遽出前のラーメンを頼み、お花見です。
しかし、でかいよ!!


月下美人は夜咲いて、強い香りを放ってコウモリに来てもらい、
受粉を助けてもらうそうです。
ということで、花をじっくり観察・・・

わぁ~・・・
なにやらめしべみたいなものが中にウジャウジャと・・・
というところで、またしても私の脳内にエロい妄想が炸裂。

なんか海の生物みたいですね・・・
だけど翌朝には

ダラ~ン・・・
おぉ・・・これはまるで一仕事終えたあたりの・・・

もうええっちゅうねん!!(^_^;)
人格疑われるわ・・・

あんなに綺麗な花なのに、一晩の命だなんて・・・
愛しくなって思わず咲き終わったあとの蕾を触ってみました。
そしたらフワフワで、この感覚は以前にも味わったことがある!!
そう、あれです!!




昔、文鳥をにぎにぎしていたことを思い出しました。
手にすっぽり収まる大きさといい、よく似ています。

こうして握らせてもらっていると、
ほんわかした幸せな気持ちになれたものです。

咲き終わった蕾はさっとお湯でゆがいて
ポン酢をかけて食べました。

まぁ、今日はブログを更新できたっちゅうことで
よかった、よかった。