2024シーズンモデルのスキー板，試乗レポートその12…FISCHER THE CURV DTX

えー．
ホントは月山の詳細レポートを書きたいところ
なんですが…
今日もかなりクリティカル（涙）

昨日も睡眠時間が全然取れておらず，
今日の仕事もまだいつ終わるのかわからない
状態です（泣）
なんとか…朝5時までには終わらせて寝たい．
明日…というか，今朝から出張なんだけどな…
大丈夫かな…

ってなことで．
更新している時間もないんだけど…
とりあえず，書き溜めておいた試乗レポートが
あったので，今日は2024モデルのスキー板，
試乗レポートです！

今回もフィッシャー編．
では，どうぞ～！！

〇FISCHER THE CURV DTX 171cm









オールラウンド

THE CURVシリーズの上から2番目のモデルに
なる，このDTX．
トップモデルは強めのMプレートですが，
このモデルは優しめのM-Trackとなります．


DTXはサイドカーブがきつめで小回りの
イメージがありましたが，
171㎝だと，117－70－100のサイドカーブ
15.5mと，THE CURVと全く同じサイドカーブ
みたいです．

サイドカーブが同じだけど，板の構造は
THE CURVと変えてあり，板自体のつくりも
THE CURVよりは優しめになっているようです…

実際に滑ってみると…
THE CURVより優しくなっているという思い込みで
履いてみると…
いや，これ，思ったよりしっかりグリップ系の板だ！

結構しっかりグリップして，それでいてフレックスが
柔らかめなのでグググっとたわんで…
同じサイドカーブのはずのThe CURVよりも
小さめの半径で回っていきます．
同じサイドカーブのはずなのに，The CURVより
小さめのサイドカーブの板に感じます！

よくたわむくせに結構なグリップがあるので…
かなり深い回転弧でグイングイン回って，
R=15.5の171㎝なのに，ミドルからショート目で
かなり鋭く回っていけます．

たわみが大きく出るのに，トップとテールの
エッジががっつり食らいついて，深い鋭い
カービングができます．
さすがにThe CURVという名前なだけあって，
カービングを得意とする板っぽい感じ…

板のラディウスはオールラウンドなので，
そこまで体重やスピードのない人なら，
ちょうどいいミドルターンから大回りまで
気持ちよくキレキレカービングで
滑れるんじゃないですかね．

体重，脚力がある人なら，ショート板か？
と思うほどのがっつりカービング小回りまで
持っていけます．
大回りから小回りまで，まさにオールラウンド．
どの回転弧でもキレキレなカービングで
滑っていける，ゲレンデ用としてはかなり
快感度の高いカービングマシン．

基本的にグリップは強めだけど，
楽にたわませて小回りまで持っていけるし，
グリップは強めながらもエッジを外して
動かそうと思えば動かせなくもないし．

長さ164㎝で小回りベース，
171㎝でオールラウンド目のゲレンデ履きと
考えれば，かなりレベルが高い人まで
十分楽しめる普段履きの板として
使えるんじゃないかな…？