徒然スキーヤー日記

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2024シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその16…OGASAKA TC-SB+FM585

2023-06-20 04:12:28 | スキー板試乗
えー.
今日ももう外が明るくなったころに
更新していますが.(涙)

…昨日はうっかり記事を下書きにした
まま投稿し忘れて放置してて,
朝にそれに気づいて投稿したので,
更新時間が朝9時過ぎでした…

だもんで.
昨日朝にこのBlogを見て,
「なんだよ~,記事更新されてないじゃないか~」
と思った方は,昨日の記事も読んでください…

ってなことで,本題へ.
2024シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.

本日は小賀坂編です.
今回も一ノ瀬ファミリーの,雪がちょっと
悪かった時の試乗レポートになります.
では,どうぞ~!!

〇OGASAKA TC-SB+FM585 165cm











基礎小回り

技術選向け小回りスペシャル板のシリーズ,
TC-S〇ですが.
今年はSBという名前になりましたね…
アルファベット全部使い切ったあと,
名前どうするんだろう?

ちなみにこの板は,プレートなし,
優しめのFMプレート,強めのGRプレートの
3種類が選べますが,今回試乗したのは
FMプレート付きになります.


滑ってみると…
うん??
今シーズンのSUよりも,グリップが優しくなった
感じ…
谷回りの早い段階からガッツリ捉えるというより,
谷回りでは板の動かす自由度を持たせ,
弧を作りやすくしている感じ.

山回りでも,板が動かせないほどしっかり
グリップしてググっとたわんでいくというよりも,
グリップした中で板を動かせる自由度があり,
キレキレの中たわみ量で弧をコントロールする
というより,ズレ・キレを調整しつつ,板を
動かしていく量で弧を作っていくタイプ.

今シーズンモデルは,板が早い段階から
カツンとグリップして,そこからたわみに沿って
きれいに切れていく感じが強かった気が…
フレックスも昨シーズンに比べて柔らかく,
それでいてしっかりグリップ系なので,
キレキレカービング小回り系でしたが.

来シーズンモデルは,もう少し玄人好みの,
谷回りで板を動かしてターン弧を魅せる
板になったのかな~.

ただ,当然のごとくズレズレの板ではなく,
グリップとズレの出し入れが楽にできて,
ずらしていくとトップがインに入っていく
ような旋回力の高いズレになる,
攻めたズラしができる板.

とはいえ…
FMプレートだと,スイートスポットの
スピード域はちょっと低めになるかな.
去年のがっつりカービング系のSUと比べると,
動かしやすいぶん,わりと優しめの板に
感じます.
低速から使いやすいので,指導者とかには
いいんじゃないかな?

トップスピードになると,しっかり押さえ
ないと板のトップがちょっとだけ逃げる感じが
あります.
でも,板の動かしやすさと,そこからくる
ズレでの旋回力の出方がいい感じなので,
春のザク雪やコブ斜面では滑りやすく感じます.

ただ…硬めのバーンを攻めるとか,高めの
スピード域でガッツリ使おうとか,
あるいはミドルターンくらいまで引っ張る
オールラウンド板として使おうとしたら…
私ならFMプレートより強めのSRプレートの
ほうを選ぶかな….

この板は,おそらく.
ある程度の急斜面でずらしを使いながら,
板を動かす小回りを見せるための板として
作られたんじゃないかな~.

カービングのキレキレ小回りが好きなら
今シーズンのSUを,
鋭いズレを使って板を動かす小回りを
見せたければ来シーズンのSBが合いそう.

うーん.
しかし.
TC-S〇シリーズ,毎年方向性が変わるなぁ…
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