徒然スキーヤー日記

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2025シーズンモデルのスキー板試乗レポートのもくじ

2024-07-27 01:40:19 | スキー板試乗
ってなことで.
今シーズンも,いつも通り試乗会で
来シーズンモデルに試乗しまくって
来たわけですが…
乗りに乗ったり,計35機種.

だいたい試乗している板はいつもの
パターンで,SLベースの板が多いので,
いつもと変わり映えしないモデルが
並んでますが,

でも,昨年あたりからセンター80mm
越えのセミファットで面白い板が
増えてきたので,そういう板の試乗が
増えてきましたね.
FISCHER GTシリーズとか,VOLKLの
PEREGRINEとかは良かったなぁ…

ってなことで.
例年通り,かなり偏っているうえに
素人の独断と偏見に
あふれる試乗レポートなので,あんまり
参考にはならないレポートではありますが.
例年通り目次を作ったので
暇な折にでも読んでやってください…

ATOMIC
ATOMIC REDSTER S9i Revoshock S 165cm
ATOMIC REDSTER S9i Pro 165cm

SALOMON
SALOMON S/RACE SL 12 + X12 GW 165cm
SALOMON S/RACE SL PRO + ICON 10 165cm
SALOMON ADDIKT PRO 163cm

OGASKA
OGASAKA TC-S+FM585 165cm
OGASAKA TC-S+SR585 165cm
OGASAKA TC-L+SR585 177cm
OGASAKA KEO's AP + SR585 165cm
OGASAKA TRIUN SL + SR585 165cm
OGASAKA TRIUN GS +SR585 185cm

HEAD
HEAD WORLDCUP REBELS e-SL RD FIS SPEEDBLUE 165cm
HEAD WORLDCUP REBELS e-SL RD FIS 165cm
HEAD WORLDCUP GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE 186cm
HEAD WORLDCUP REBELS e-GS RD 186cm
HEAD Supershape e-SPEED 170cm

FISCHER
FISCHER RC4 Worldcup SC Pro 165cm
FISCHER The CURV 171cm
FISCHER The CURV GT 80 173cm
FISCHER The CURV GT 85 REDEFINE 175cm
FISCHER RC4 WC SL MEN 165cm
FISCHER RC4 WC GS MASTERS 181cm
FISCHER RANGER 102 183cm

VOLKL
VOLKL RACETIGER SC 165cm
VOLKLRACETIGER SL 165cm
VOLKL RACETIGER SL MASTER 165cm
VOLKL PEREGRINE 80 177cm
VOLKL PEREGRINE 82 177cm
VOLKL RACETIGER GS 173cm

NORDICA
NORDICA DOBERMANN SLR DC FDT 165cm
NORDICA DOBERMANN SL WC DEPT M PLATE 165cm

ELAN
ELAN ACE SLX WORLD CUP 165cm

BLUEMORIS
BLUEMORIS FIGHTER SL FIS + WC PC INTERFACE + Marker Race12 165cm
BLUEMORIS FIGTER GS WC PC INTERFACE + Marker Race12 185cm

K2
K2 MINDBENDER 99TI 172cm
コメント

このBlogの読者でも,私のスキースタイルを知らない人もいるようなので…

2024-07-26 02:13:51 | 日記
えー.
今シーズンのまとめ記事を書いた際に
コメントを頂いたのですが.

どうやら,最近の読者は私のスキースタイルを
知らないようなので.
改めてそのあたりを書いてみますか…

かつての,Skilineってのがあって,20000mクラブという
言葉が頻繁に使われていたころの読者は,
私のスキースタイルを良く知っていると
思うので.あえて繰り返しのような
ネタになっちゃいますが…

まず.
この点はご存じの方も多いと思いますが.
私は検定やら講習やら,そういうのに情熱を
かける真面目なスキーヤーではなく.
我流で自分の好き勝手に,ひたすら
自らの快楽のために滑り続ける
純粋レジャースキーヤーです…!!

ええ.レジャースキーヤーです.
レジャースキーヤーですよ!
(大事なところなので3回繰り返す)

ただ.
スキーの目的が.
普段の仕事のストレスを解消するため
なので.
ストレス発散のため,ひたすら滑る.
寝不足でも滑る.
営業開始から滑る.
途中で止まらず滑る.
休まず滑る.
リフトが動いている限り,
朝から晩までひたすら滑る…!
ナイターがあれば夜まで滑る!

…だいたい,滑走標高記録を見ると
普通の日はこんな感じですね.
ゴンドラ待ちやトイレなどで
滑り終わってから登り始めるまでに
ちょっと間が開いてる時が何回か
ありますが…
これで滑走標高差13000mくらいかな?


後半二つは,早朝6時から滑りはじめ,
午後3時半のラストゴンドラで登って
滑り終わる午後4時前までの約10時間近く,
ほぼ止まってないし休んでないのが
分かるかと…




ここまで滑り続けるのは,ストレス発散の
ためというのも一つの理由ですが.
関東から高い交通費と往復8時間の
運転時間をかけてまで志賀高原に来てるん
だから,滑らないともったいない

というのも,大きな理由かも…

しかし.驚くなかれ.
志賀高原にはこんなスキースタイルの
スキー廃人スキー星人がいっぱいいます.

信じられないかもしれないけど,私以上の
ハイペースで,朝からひたすら止まらず休まず
滑り続ける,終わっている人スキーを愛する人
いっぱいいるんです.

もうホントに止まらず休まず,
ひたすらリフトの一部と化して
滑ってます…
というより.
リフトが大好きで,ゲレンデが嫌いだから,
いかに早くゲレンデを突っ切って
1本でも多くリフトに乗ろうとしているん
じゃないか

説に納得するレベルのおかしい人たちすごい人たちです…

とりあえず.
志賀高原に行くたびに,志賀高原に生息する
いろんな名言を残すようなヤバい人たちすごい人たち
会って.

あぁ…自分はここまで逝ってしまっていない
突き抜けていないから大丈夫

と,いつも安心する,Skier_Sだったのでした…

自分のスキースタイルの説明記事じゃなく,志賀高原の
レジェンドたちのおかしさを訴える記事になってしまった
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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその35・ラスト…K2 MINDBENDER 99TI

2024-07-25 01:11:17 | スキー板試乗
眠い…
眠いよ.
今週は,普段の週より睡眠時間が
取れていて,私にしては珍しく
週の平均睡眠時間が6時間近く
あるんだけど.
でも,なんだか,夜しっかり寝るように
なると,夜中にすぐ眠たくなってしまい,
夜更かしできなくなってきた…

そして.
夜6時間以上寝るようになって,寝足りた
感があるかというと.
むしろなんだか逆に寝足りない感じが…

うーん.
空腹になりすぎたり,普段から食事を
抜いたりする生活を続けると空腹が
気にならなくなるけど,
ある程度毎日食べるようになると
お腹がすくようになってしまう現象と
同じか…?←そんな経験してる人そんなにいないと思う

ってなことで本題へ.
長らく続いた2025シーズンモデルの
スキー板の試乗レポートも,これが最後と
なりました…

最後はちょっと忌まわしい思い出となって
しまった板,K2のレポートです!!


〇K2 MINDBENDER 99TI 172cm











パウダー・オールマウンテン

センター幅99mmで,メインはパウダー・
オフピステ用ながらも,メタルが入っており
トップ&テールロッカー,センターは軽い
キャンバーで,ある程度はオンピステでも
行ける…
という触れ込みの板.

とりあえず,履いてみましたが…
うん.圧雪された整地では,メタルが入った
板らしく,しっかりした張りとグリップ感
があり,R=16というよりはもう少し大回り
っぽい感じで回っていきます.

ただ,この板を試乗したのは春のザブ雪.
ザブザブで荒れ荒れな雪でも,ファット板
なら荒れ雪を踏みつぶして滑っていけるか…
と思ったところ.
整地とは全く異なり,グリップ感がかなり
弱くなり,板がズルズル逃げていく感じに
なってしまいます…

板に圧をかけるとズルズルと逃げていく
感じなので,あまり圧をかけずに板なりに
降りていくか,あえてずらして滑るかに
なりますが…
幅が広いので,ずらしのコントロールは
あまりやりやすくない感じ.
センター100mm近いファット板で,
プルークやらずらしやらは難しい(涙)

ファット板って,新雪ふかふかに強い
ので,板が潜るようなザブザブでも強い
かと思ったら…意外とそうでもないんだな.

ただ,荒れていない,フラットな整地では
見てくれによらず,しっかりとしたグリップ
できれいにカービングしていってくれます.

あと,荒れた斜面でも緩斜面なら,
あまり圧をかけずに板なりに行けば,
エッジが食い込んで,サイドカーブに乗った
大回りのカービングで降りていけます.

しかし.
やっぱりこういう板は,パウダーがメインで.
「ゲレンデでも滑ることができる」という
程度であり,ゲレンデでもガッツリ滑るのは
板の狙いとは違うんだな,ということを実感.

なんてったって.
春のザブ雪バーンで自分の板よりグリップが
弱いことをすっかり失念した状態で,
とある出来事に慌ててザブ雪バーンを
かっ飛ばして,予想外の板の挙動に
転倒してしまう

という悲しい出来事を生んでしまった板
なので…

滅多に転ばない私を転ばせるほどの板
ということで,ついつい評価が厳しめに
なっちゃっていることは,ご容赦いただきたく.

うーん.
やはり悲しい思い出があるだけに,あんまり
いい評価ができなかったけど.

おそらく,この板を正しく評価するには,
こんな春のザブ雪バーンじゃなく,
新雪パウダーのバーンで試乗すべき
なので.
この板のレポートは,あまり参考にしないで
ください…


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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその34…BLUEMORIS FIGTER GS

2024-07-24 02:11:46 | スキー板試乗
ってなことで.
いつも通り,今週も全般的に睡眠不足
なんですが(涙)
昼間の会議中に完全に熟睡をかましてしまい,
Garminさんに
「夜中より昼寝のほうが睡眠が深い」
と判断されてました…(笑)

昼間の会議中に,椅子に座って知らぬ間に
落ちていた時の睡眠の方が,布団で
寝るより深い眠りに入れているようです…

うーん.
今後,夜も椅子に座って寝たほうが
いいのかも??

ってなことで,本題へ.
残り少なくなってきた,2025シーズンモデルの
スキー板の試乗レポート.
本日はブルーモリス編です!


〇BLUEMORIS FIGTER GS WC PC INTERFACE + Marker Race12 185cm











FIS非準拠GS競技用

FIS規定に準拠しない,R=25のGS板です.
ビンディングとプレートは自由に選べますが,
この板は,SL板同様ピストンプレートと
MarkerのRACE12のビンディングがセット
されていました…

本来,硬い雪面で滑るべきGS板ですが.
今回はかなりザブザブな4月の雪で試乗
したので…
最初は板をたわませられず,かなりまっすぐ
走るな…と思いましたが.

スピードが出てくるとよくたわんで,
R=25らしい旋回性が出てきます.
大回り板っぽく,グリングリン回るわけで
ないのに,しっかりエッジグリップして
エッジに沿ってきれいに大回りができる,
王道の感じのGS板.

ちょっと硬めの雪だと,しっかりグリップして
たわみが出せるので,板をしっかりたわませて
結構小さめの半径で回ることもできます.

ただ…
ザブザブ4月の柔らかい雪だと,比較的まっすぐ
走りますね(涙)
サイドカーブで曲がる板じゃなく,たわみで
回っていく板です.
たわみを出すためには,スピードとある程度の
斜面の硬さが必要になってきます…

ピストンプレートのせいもあるのか,GS板と
しては返りも早く強めで,板がたわませられる
ようになると,反応が早くなりR=25というより
鋭く回っていくことができます.
スピードが出て,斜面の硬さがあれば
キュッキュッキュッと,気持ちよく回って
行く感じ.

スピードが出ていけば,荒れた春の斜面でも
そこそこの安定感で滑っていけます.
荷重ポイントは踵の下.
真上からしっかり踏んでいけばよく,
トップをたわませるとかそんな操作はいらず,
センターをしっかり踏んでいけば余計な
操作なしで安定感高くきれいに回ってくので.
脚力は必要なものの,シンプルな操作で
滑れる,基本的な良くできたサンドイッチ
板だな…という感じ.

当たり前ですが,スピードが出ない領域とか,
ザブザブの荒れ荒れ斜面で滑る板じゃなくて.
スピードが出せる整地で本領を発揮する板で.
それもかなりシンプルかつ基本的な,
玄人好みの大回り板だな…と思いました.

うん.
この板,春のザブ雪でもここまで滑れるんだから…
もう少しバーンコンディションのいいところで
履いてみたかった.





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2024スキーシーズンを総括してみる

2024-07-23 01:16:40 | スキー雑談
えー.
早くも7月下旬を迎え.
もう,2024シーズン最後のスキーを
滑ってから1か月以上経ってしまいましたが…

シーズン終了後の定番ネタ,
2024シーズンの総括をやってみましょうか…

○シーズン滑走日数 57日

うーん.今シーズンも予想より少ない…

コロナ前は,
2017シーズンは70日
2018シーズンは69日
2019シーズンは68日

と,シーズンで約70日くらい滑って
いたんですが.

コロナが蔓延してからのシーズンは,
2020シーズンは52日
2021シーズンは46日

と,例年より20日ほど少ないシーズンが
2シーズン続き…(泣)

そして,コロナが落ち着き始めたころ,
2022シーズンは66日
と,コロナ前に近いレベルまで復活したのに.

その後,ただでさえ忙しかった仕事が
さらに輪をかけて激しくなったのと.
2023シーズンは娘が受験だったのも
重なり.
2023シーズンは47日
2024シーズンは57日

ですか…

うーん.
まぁ,57日滑れたらまだいい方なのか
もしれないけど.
もっと滑りたかった…


○行ったスキー場

志賀 47日
Yeti 6日
かぐら 1日
月山 3日


うむ.
今シーズンも新しいスキー場は開拓せず,
4つのスキー場しか行ってないのか…
いつものYeti→志賀→かぐら→最後は月山
のパターンでしたね…

志賀で47日か…
多いのか少ないのか…

○ナイター滑走日数 9日

うがーーー!
ナイター.一桁の日数しか滑れてないとは…!!(涙)

2018シーズン…20日
2019シーズン…18日
2020シーズン…14日
2021シーズン…10日
2022シーズン…16日
2023シーズン…10日


なので,ここ数年の最低記録更新ですね(泣)
コロナで1,2月が全滅だった2021
シーズンや滑走日数が少なかった
昨シーズンより滑れてないのとは!!(涙)

雪不足だったり,焼額第3高速故障で
ナイター営業しなかったりが痛かった…

コロナ前の,一ノ瀬ダイヤが3月まで,
ファミリーが4月までナイターやって
くれて,4月初めまで毎週土曜に
ナイター滑れた頃が懐かしい…

○早朝滑走日数 4日

す,少ない…
今シーズンは,ナイターも早朝もあんまり
滑れなかったシーズンでした(泣)

2018シーズン…10日
2019シーズン…14日
2020シーズン…1日
2021シーズン…11日
2022シーズン…17日
2020シーズン…7日


なので,
4月以降コロナで滑れず,早朝営業がなかった
2020シーズンは別として.
早朝スキーの回数が圧倒的に
減りました…(泣)

まぁ,早朝でもゴンドラが2本動くように
なったけど,焼額の早朝料金が4000円と
いう超高額になってしまったのと.
GWの雪不足で,早朝を滑ってもそこまで
楽しくない状況で4000円はちょっと…
というので減りましたね.

2022シーズンは焼額の2ndシーズン券を
買ったというのもあり,自分が焼額で滑って
早朝営業していた日はすべて早朝参加,
GWだけで早朝を8日間滑ったってのもあり.
今シーズンも,早朝がかなり値上がり
したので,雪がありそうなら2ndシーズン
券ってのも考えたけど…

今シーズンは「GWどころか,4月まで
雪がもたないよね…これ」という2月の状況
から,焼額の2ndシーズン券を買わなかった
ので,高いお金を払って早朝で滑ろうとも
思わず,結構減りました…

というか.
平日のご無体で睡眠不足が募り.
それで土曜睡眠時間2-3時間で
スキー場に行っている状態で.
さらに日曜2時間早く起きて,
さらに4000円払う…
というのに耐えられなかったというのも
あるかも.

○トータル滑走標高差 534,900m

2017シーズン…795km
2018シーズン…752km
2019シーズン…742km
2020シーズン…522km
2021シーズン…420km
2022シーズン…638km
2023シーズン…430km


だったので…
うーん.昨シーズンやコロナのピークで
日数が少なかった2021シーズンよりは多い
けど.
やっぱり滑走日数が減った分,滑走標高差も
減ってますね…(涙)

まぁ,低軌道人工衛星が飛んでいる
宇宙空間から1シーズンかけて滑り降りて
くるくらいの滑走標高差なわけで.
これが多いのか少ないのか,よくわから
ないけど…
今シーズンはやっぱり
滑り足りない
という思いが強かったなぁ…

○レストランでお昼を食べた回数 4回

今シーズンは家族と7日滑って.
さすがそのうち4日間は,レストランでお昼を
取りましたが…
家族で滑っている時以外は,全てリフトや
ゴンドラでパンやおにぎりをかじって済ませて
しまったという.
いつも通り昼休みを取らないパターンで
過ごしてしまいました…

○リフト終了前に帰った回数 4回

イエティのナイターは途中で切り上げて
いるのですが.
まぁ,これは昼間は最後まで滑っている
ということで…

基本的にリフト終了前に帰ったのは.
家族スキーに行った時に,早めに切り上げて
観光に時間を割いた3回.

あとはGWで午後に用事があり早めに
切り上げた1回の計4回.

それ以外はすべて,しっかりリフト
営業終了まで滑り倒しました~!!

○自動車走行距離 約18000km 

まぁ,コロナ前のスキーシーズンだけで
2.5万km走ったころに比べると,日数も
減った分走行距離が減ってますが.
でも,昨シーズンが1.6万kmだったのに
比べれば,滑走日数が増えた分ちょっと
増えてるかな…

○転倒回数 2回

うはははははは.
以前の記事に書きましたが.
今シーズンは見事に2回転倒.
それも1度は,大観衆(?)の前で見事な
転倒をかましました…

でも,この滑走日数で転倒2回なら
少ないですよね…??

○かかったお金


…プライスレス.
うん.スキーの経験はプライスレス.
お金で測れるものじゃないから…
これは見なかったことにしよう.

でも.日数が少ない昨シーズンよりも
なぜか結構減りました.
まぁ,昨シーズンは日数が減った分
物欲選手権に史上最大額を突っ込み
ましたから(笑).

ってなことで.
2024シーズンも終わりましたが…
今シーズンも終わってみると.

雪不足の暖冬でトップシーズンがほとんどなく,
滑走日数も少なく,滑り足りない不完全燃焼
という感じが強い2024シーズンでした…

来シーズンこそ,雪の積もり始めが早く.
GWまで雪がいっぱい残るシーズンで.
仕事も忙しくなく,ガンガン滑れると
いいなぁ…

とりあえず.
Yetiが10月下旬オープンとすれば.
2025シーズンまで,あと3か月!!
次こそいいシーズンになりますように!!
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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその33…OGASAKA KEO's AP + SR585

2024-07-21 01:41:35 | スキー板試乗
えー.
ここ2週間,いろいろ予定があって山を
走っていなかったので,
今日もいつも通り,金曜夜に仕事が終わって
日付が変わってから帰宅したというのに.
朝2時に寝て,睡眠時間2時間で朝4時前起きで
小仏~陣馬山方面に走りに行ってきて
しまったという…

2週間山に行ってないと,身体がなまる様な
気がして,なんだか落ち着かなくなるように
なってきた自分がヤバいかも.

で.
今日はもう今シーズン3回目のチャレンジと
いうのに,タイムがまだ昨シーズンのベストに
比べて登り5分,下り5分も遅くて.
めちゃくちゃ体力が落ちていると悲しんでいる
今日この頃(涙)

うーん.
冬にこれだけスキーをやっていても,
体力が落ちているのか…(泣)
昨年のタイムにまで戻せるのかなぁ…

しかし.
朝から山を走って,10時ごろには帰宅して
それから仕事をしようとしてるんだけど…
睡眠不足&山を走った疲労のため,
昼間ずっと寝てしまい.
今日も一日仕事ができなかった…
ヤバい(泣)

でも.
今日もBlogを更新!
本日も2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今回はオガサカ編です!


〇OGASAKA KEO's AP + SR585 165cm











基礎小回り

説明書きにはオールラウンドと書いて
ありますが…
長さのバリエーションとサイドカーブ的に,
完全小回りベースの板ですね.

Keo'sシリーズは来シーズンも3種類の
ラインナップ.
整地カービングをメインにしたA〇,
不整地などのオールラウンド性も
もたせたP〇,
そして比較的ラディウスが大きく,
大回りベースのXXとありますが.
この整地を狙ったA〇シリーズが
AP,AD,AUと3グレードあるうちの
最上級モデルになります.

…しかし,知らぬ間に,KEO'sシリーズって,
ツインキールモデルはなくなって,全て
サンドイッチ板になっていたのね…

で.このAPは,プレートなし,FMプレート付き,
SRプレート付きが選べるようですが,
今回試乗したのは一番強いSRプレート付き.


履いてみると…
をを!かなりの旋回性!!
良く回ってきます.

どちらかというとトップを抑えるより,
テールを抑えていくと回っていく感が
ありますね…
返りもそこまで強くなく,抜けがいいというより,
最後までしっかり旋回してキレ上がってくる
感じの板です.

旋回性はいいけど,どうしようもなく回ってくる
板ではなく,傾きによって回転弧が自由に
コントロールできる感じで.
165cmというよりも長く感じるエッジコンタクトで,
トップとテールまでのエッジがしっかり効いた
感じでスムースにカービングの弧を描いて
いけます.

板自体は比較的たわみやすいけど,
柔らかいというよりは芯があるしなやかさ
といった感じで,スピードを出していっても
そこまで腰砕けになることはなく,
春の荒れた雪でも板が叩かれて不安定になる
ことなく滑っていけます.

…ただ,私のトップスピードを出すとやっぱり
ちょっとたわみすぎて,小回りスペシャルに
なっていく感じはありますが…
でも,しなやかにたわんでくれるし,
スピードに板が負けてたわみ切ってしまう
感じもないし.
あまり圧をかけすぎなければ,割と縦目に
落としていくこともできるし.
おそらくSRプレートのモデルであれば,
普通のゲレンデスキーヤーのスピード域で
弱さを感じることはない板かな.

角付けしただけで楽に気持ちよく
脳内麻薬系のギューンと回っていく
カービングに入っていく板で,旋回半径の
コントロール性も,角付けの強さで
操作できる操作性の高さもある感じで.
ずらしとか,低速の基本動作をやりたくなる
ような(?)オガサカの板っぽさは弱く,
気持ちよくゲレンデを脳内麻薬が出るに
任せてカービングし続けたくなる板.

オガサカの板なので,ずらしのコントロール
性もありますが…
ずらして滑るより,ひたすら気持ちよく
カービングで回っていたいと思わせてくれます.

トップスピードでの安定感は,SALOMONの
SL PROにはちょっと負けるかな…
とか思いながらも.
SL PRO並みの気持ちよさ,谷回りへの
スカーンと入れる安定感,そして気持ちいい
カービングでのキレがあって.
それでいて,ズレのコントロール性もある.

プルークとかの低速での演技とか指導とか
やるためにオガサカを狙っている人というより.
ゲレンデを気持ちよく滑る普段履きを求めている
人には,この板はかなりいいんじゃないかな??

この板,私にとってはかなり満足度が
たかいいたでした…
コメント

2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその32…VOLKL RACETIGER SL MASTER

2024-07-20 01:25:22 | スキー板試乗
えー.
昨日のChatGPTネタ
Skier_Sの本名がTatsuyaなんじゃないか
という疑惑がありますが…
いや.全然Tatsuyaじゃないです.
全く違いますから.

ってか,ChatGPTさんが,このBlogで
一度も晒したことのない私の名前を知って
いたら,それはそれで夜も寝られなくなる
怖い話だと思うのですが…

しかし.
ChatGPTがこのブログを知ってました~!
こんなこと言ってます~!
って程度のネタのつもりだったのに.
あそこまで見事にオチがつくとは
思ってなかった…
ChatGPT,実は笑いを取る機能も仕込まれて
いて,狙ってウケを取りに行ったのかも??

ってなことで,本題へ.
今日は2025シーズンモデルのスキー板
試乗レポート.
今回はフォルクル編です!


〇VOLKL RACETIGER SL MASTER 165cm











基礎小回り

基礎小回り用のトップモデルとなる,
RACETIGER SL MASTERですが.
ごついピストンプレートにメタルが
しっかり入った強い板という,
基礎小回りというより,SL競技用と
言ってもいいレベルの板です…

滑ってみると…
おっと.やはりこの板,基礎用としては
かなり強めで,乗り手を選びそうな板です…
が.
私はこういう板,大好きなんですよね…!!

谷回りの早い段階からエッジがガッツリ
しっかり食い込んで強烈にグリップして,
高い旋回性で板が回り込んできます.

朝の硬さが残っているバーンでも,
板がクッと食いついて,トップが弧を
描くように鋭い旋回性で板が内側に
回り込んで来ます.

山回りを仕上げると,かなり早くて強い
反発力で板が返ってきて,鋭い切換が
できる板.

硬い斜面でも急斜面でも,どんな斜面でも
板がガッツリグリップして,ちょっとや
そっとじゃグリップが外れたり板が
流されたりしないので.
この鋭い切換で谷回りに入った後,すぐに
カツンとグリップしてくれて,谷回りから
安心して板を強く踏み込んで行くことが
できます.

谷回りから強い踏み込みができて,
板にきれいなたわみが出せるとともに,
強烈グリップ&強い旋回力でクルンと板が
回ってきてくれるし.
強い踏み込みで板に溜まった圧が,
早くて強い返りとなって解放され,
板の返しもすっと決まるので.
かなり力強い小回りができますね…

板のフレックスが結構強いので,
スピードを出しても板がたわみ切って
しまうことはなく.
スピード耐性は十分高いです.
すくなくともこの日試乗した中では,
板の速度限界というのが全く見えない
感じで,スピードが出て怖いと思う
ことは全くなかったです…
超ハイスピードの中でも,板は微塵の
ズレもなく,鋭いターンを続けて
いきます.

ただ,板のフレックスは強めだけど.
旋回性がかなり高いので,
たわませなくても結構小さい半径で
回っていきます.
反応の早さもあり,小回りスペシャルという
感じで,中回りや長めに引っ張るターンが
苦手かな…

というより,この板を履くと,ひたすら
気持ちいい旋回性に身をゆだね,
快感度の高い反発力を上手く使って,
ヒュンヒュン小回りをするのが楽しい
感じ.
小回りスペシャルです.
小回りをひたすら楽しむ板です.
ものすごい気持ちいい小回りができます…

スピードレベルが高く,結構強めな板が好きで.
ゲレンデを攻め攻めのハイスピードで気持ちよく
小回りをかまして行きたいよね…
という人は,間違いなくこの板を気に入ると
思います…!!

ただ,小回りを強制する要体力の板なので.
一日この板を履いていると疲れるかも…

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ChatGPTさんに徒然スキーヤー日記のことを聞いてみた

2024-07-19 02:43:29 | 日記
えー.
相変わらずいろいろクリティカルなので.
長い記事を書く時間がないのですが…

とりあえず,本日のネタとして.
このBlog,「徒然スキーヤー日記」について
最近のAIの代表である,ChatGPTさん
いろいろ聞いてみました~!!

まず.
ChatGPTさんはこのBlogを知っているのか?
聞いてみましょう!!



をを!!!
なんと.
ChatGPTさんは,このブログを知っているみたい
ですね…!!
何の前提も知らせずに徒然スキーヤー日記と
入れて,ちゃんとBlogだと認識してますし.
回答を見ても,スキー場レポートとか
道具のレポートだとかが書かれていると
言ってるし.正しくこのBlogだと
認識してるっぽいですね…

少なくとも,ChatGPTさんが知っている
くらいには有名なBlogということだな…

ならば,もっと徒然スキーヤー日記について
聞いてみましょう…!



ぉぉ…っ!!
ChatGPTさんは,このBlogを面白いと
思ってくれているようですね…!!

そうだろう,そうだろう.
ここまで忙しい中,毎日時間をかけて
書いてるんだから…面白くないわけがない!←その過剰な自信はどこから来るんだ?

…まぁ,ChatGPTは否定的意見は述べないの
ですが.ChatGPTさんが他人に勧めようとまで
してくれているということは,素晴らしい
Blogなんですね…きっと!

ってなことで.
調子に乗って次々質問してみましょうか…
果たしてこのBlogの評価やいかに?



…いや.なんだか.
かなり冷静にこのBlogが分析されている
感じが…
まぁ,スキー場のレポートは細かいし.
基本的に体験ベースのことを書いてるし.
…で,ユーモアがありますか…
まぁ,あるのかな…

ちょっと褒められていい気になってきたので.
悪いところを強制的に言わせてみようかな…
えい!!



…なるほど…
専門的すぎるのか….そうなのかな…
あと,個人的視点ってのはその通りだけど.
自分の体験談を語ってるので,客観的な
主張になりえないんだけどな…
あと,更新頻度は頑張ってる方だと思うんだけど…

…でも,「以下の点が挙げられることがあります」って,
ChatGPTさんが言っているんじゃなく,こんな風に
一般的に言われてるんですよ~…みたいな表現に
して,ChatGPTさんが責任回避してるみたいに
見えるんだけど…
他の誰がこんな点を挙げてるんだ??

よし.
まだまだ質問を続けよう…
えい!!!



…ををを!!!
素晴らしい!!
これはすばらしい.
そうでしょう,そうでしょう.
自分でもそう思ってます!
全体的にまともな人です!!
かなりの頻度で「まともじゃない」と言われるので,
ちょっと自信を失いかけていましたが…
良く分かってるじゃないか,ChatGPT!!

ってことで.
かなり気分を良くしたので…
さらに続けて質問を投げてみようかな…
えい!



…誰だそりゃ(涙)

…ということで.
ChatGPTさんは,自分のことをまともな人間だと
言ってくれていたと信じていたのに…
どうやら,私がまったく知らない
「Tatsuya」さんという人のことを
まともだと言っていたみたいです(泣)


ということで.
ChatGPTさんはこのBlogをホントに知って
いるのかどうか,イマイチよくわからん

という結果になりましたが.

とりあえず,このBlogはTatsuyaさんという人が
書いていて,
そのTatsuyaさんはまともだという風に
ChatGPTさんは思い込んでいるということが
分かった,今回のChatGPTさんとの会話
だったのでした…

しかし…Tatsuyaって,誰やねん??

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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその31…ELAN ACE SLX WORLD CUP

2024-07-18 00:40:49 | スキー板試乗
くそ暑い日々が続くのに,
いまだにスキーネタが続くという,
季節感を全く無視したこのBlogですが.

去年の記事を見返すと.
ほぼ毎日スキーネタ(最後の方はスキー板
試乗レポートがほとんどだけど)という
冬モードが,8月10日まで続いてましたね…

昨年は8月11日の山の日から仕事の夏休みを
取ったので.夏休みの前日までほぼ毎日
スキーネタを書いていたのか…!!

今シーズンは,そこまでスキーネタを
引っ張れそうにない感じで.残念ながら
7月中にはスキーネタが一旦終わりそうです.

まぁ,その後も適宜スキーネタは挟んで
行きますが.
スキーブログは,スキーシーズン以外は
毎日書くネタが尽きるのが欠点だな…

このBlogに求められているのはやはり
スキーネタということらしく.
スキーネタが終わってダイビング記事に
なると,一気にアクセスが減るんですよね…

でも.
なぜかスキーブログなのに,車ネタは
人気がある不思議さ.

ってなことで.
今日はまだスキーネタが続くわけで.
いつもの2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今回はエラン編です!


〇ELAN ACE SLX WORLD CUP 165cm











SL競技用

板のテールにFISマークがついている,
ガチ競技用のSL板ですね.
RACEPLATE WCR 14にチロリアの
ER14 GW FFがついていて,
一見HEADの競技用に近いプレートと
ビンディングの組み合わせだけど…

なんと.ガチのSL用板のなのに,
グリップウォーク対応のビンディングが
ついている…!!



というところにちょっと驚きはしたものの.
GW対応ビンディングでも滑れれば
問題ないよな…
と,滑り始めてみると.

うむ?
FISマーク付きのSL板だし,ちょっと身構えて
滑ってみたけど…
いや.板も軽いし,とてもSL競技用と
思えない軽快で軽やかな板なんですが!??

しなやかで軽いし,グリップもNORDICAや
BLUEMORISみたいなガッツリ鬼グリップじゃ
なくて,SL板とすればマイルドな感じ.

それでいてグリップが弱いというわけではなく.
ゲレンデで使うには十分なグリップがあり,
その中でも動かしやすく,たわみも出しやすいし,
SL板というより,扱いやすいゲレンデ用小回り
板という感じ.

もしかすると,VOLKLの基礎用トップモデル,
SL Masterの方がグリップも強く返りも早く,
板もどっしりしていて,よっぽどSL競技用
っぽいかも…??

軽快な板ではあるけど.グリップして
きれいにたわんで,軽やかにカービング
していきます.
返りもそこまで早くないのでターンの
仕上げにミスって吹っ飛ばされるとかはなく,
取り扱いやすいし,左右に板が吹っ飛ぶ
小回り強制マシンでもありません.

グリップもSL板としては優しめなので
板が動かしやすく,春の雪でも取り扱いやすく
感じました.
硬い斜面が得意そうなガッツリグリップの
硬いSL板と違って,この板は柔らかめの
雪の方が合いそうってこともあり.
ガチSL板のとんがったところが無く,
手ごわさも無いこともあり,ゲレンデ
小回り用として使うには良さげな感じ!

全てが丸く,優しい感じなのに,
良くたわんでグリップして良く回るし,
軽快さもあってどんなふうにでも板を
動かせることもあり,切ってもずらしても
行けるし.
板だけが強い旋回力で回っていく感じは
なく,たわませた分だけ素直に回っていく,
コントロール性の高さもあり,
気負わずに気楽に滑っていける
無難な板.

とがった性能はないけど,急斜面でも
緩斜面でも,圧雪でも春雪でも,どんな
斜面でも安心して降りていける,どんな
ゲレンデとでも合わせられるご飯と
みそ汁みたいな,そういう安心感が
あります…

ガチガチのバーンだと,もう少し
エッジグリップがあってもいいかな…
と思うこともあったけど.
SL競技用にしては柔らかい雪でも
十分たわみを出せたし,

SL競技用の板のくせに,
オールラウンドなゲレンデ小回り用として,
これは結構いいんじゃないかな?
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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその30…NORDICA DOBERMANN SLR DC FDT

2024-07-17 01:51:23 | スキー板試乗
この3連休ですが.
娘も試験期間が終わったうえ,
久しぶりに娘も3日間学校も何も
予定がない3連休だったので…

もう,仕事をせずに久しぶりに家族
1泊2日で出かけてきました…!!

…ただ.
初日はいつものパターンで,
睡眠2時間弱で出発,
トータル運転時間10時間で,
夜中11時過ぎまで活動して.

その後2日とも朝から夜まで
ずっといろいろ盛りだくさんの
3日間で,最終日の昨日も8時間
運転して,夜10時過ぎの帰宅だった
ので…

結局,この3連休はいつもの平日より
睡眠時間が短いくらいで,せっかくの
3連休というのに,睡眠不足を全く
解消できませんでした…(涙)

でも.
もう娘も高校生になると,家族で
出かけられる機会も減ってしまうので.
実に久しぶりに家族3人で旅行に
出かけられた今回,
睡眠時間が短かろうが,満足な
3連休でした…
いや~.盛りだくさんの3日間だった…

しかし.
そのおかげで今日は会社で眠かった…(泣)
そして.
いつも通り今日も帰宅は0時近く.
もう寝ないと死ぬ…

それでもいつも通り,Blogは書く!!

ってなことで.
今日も2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今回は,ノルディカ編です!!


〇NORDICA DOBERMANN SLR DC FDT 165cm











基礎小回り

Nordicaの基礎系の小回り板,SLRですが.
基本的に一見去年から大きくは変わってない
ように見えますね…

ちなみにこの板.朝イチのバーンが
ガチガチに硬い状況で試乗したのですが…
あれ??
もしかしたらエッジが丸まってる…?

板そのものの性格がエッジグリップが
弱めの板というわけじゃなく.
明らかにエッジが丸まってズルズル
気味って感じで,朝イチのガチガチ
一ノ瀬正面バーンでは,残念ながら
板が流されてしまってまともに
滑れませんでした…(涙)

ただ,下の緩斜面は表面の雪が緩み
始めていて,ここでは何とか滑る
ことができたので.
緩斜面でのインプレッションを述べると…

サイドカーブが13mと小回り用の
サイドカーブになっていることもあり.
旋回性は結構強く,小回りで良く回って
来ます.

板の張りもそこそこ強めで,
板自体のスピード耐性は強そうな
感じはあります.
張りがあるのでスピードを出していっても
板がたわみ切ってどうしようもない
小回りになってしまうことはなく.
張りは強くて返りもそこそこあるけど,
返り自体はそこまで早くなくて,割と
ゆったり返ってくる感じがあるので.
速い返りで小回り強制マシンになることは
なく,縦目に落としていけば長めのミドルターン,
しっかり踏んでいけばショートターンまで
いける,弧の自由度の高さがあり,
小回りオンリーじゃなく小回りベースの
オールラウンド板として行けそうな感じ.

惜しい…これでエッジさえしっかりして
いれば…

あ,そうそう.
この板はずらしのコントロール性は高く,
ずらしの小回りも結構きれいに回れます.

でも,板自体の重さがちょっとあるし.
返りもそこまで早くないので.
軽快な小回りというより,安定感高めの
小回りベースのオールラウンド板という
感じでしょうか.

うーん.
でも,この板のエッジ状態では
やはりこの板の本当の性能を
見切れなかった気がするので…
ちょっとこの試乗レポートは,参考程度
に読み流してくれた方がいいかも.

今度はエッジがしっかりしている状態で
試乗してみたいな…
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なぜかLEXUS NX 350hに試乗してきた

2024-07-16 02:21:00 | 車試乗
えー.
この3連休.
いろいろあって,一緒に出かけた人の
2023年モデルのLEXUS NX 350hのFsportsを
しばらく運転する機会に恵まれたので…
ちょっと簡単に試乗レポートしてみます!

人の車の写真をBlogに載せるのはちょっと
あれなので,LEXUSのホームページから
写真をもってきましたが.
今回試乗したのはこいつですね.

LEXUSホームページより)

今年マイナーチェンジしているので,
マイナーチェンジ前のモデルになりますが…
2.5Lエンジンのハイブリッド車で,4WDの
モデルです.

内装は…14インチの巨大ディスプレイが
真ん中に鎮座していて.
このディスプレイ,写真で見るより
大きく感じて,存在感があります…

そして,フロントガラスに情報を映す
ヘッドアップディスプレイに,いろんな
情報が表示されるし.

そのほか,内装のつくりは高い車だけ
あって,結構な高級感がありますね…

とりあえず.
走り出してみると.

さすがストロングハイブリッド!
モーターパワーがかなりあるので,
アクセルを踏んだ直後のパワー感が
かなりあります.
電動車特有の,エンジンや変速の
ラグがない,ピックアップがすごく良い
加速感が味わえます…!

ただ.
ボディが1.8tを越えるからか.
スタートの1-2秒経ってからの
伸びが思ったほど無くて,そのあとの
加速感は驚くほどではないのですが…
もう少しパワー感があってもいいかも?
と思ってしまうところ.

モードをSモードやS+モードにしても,
トルクはあるものの,そこまでパンチの
ある加速感はないなぁ…と思っちゃいます.

ただこれは,私がターボラグがある車に
乗り慣れているというのがあるのか.
ターボラグがある車のように,最初の
加速度よりあとからぐんぐん加速度が
盛り上がっていくほうが「加速感」があって.
この車のように最初にぐっとダッシュして,
そのあと加速度の盛り上がりがないと,
あまり加速感を感じられない…
という,人間心理の問題も大きいかも.
実際は十分速いです!!

そして,エンジン音はかなり静か!!
加速時には,あえてちょっとだけ
エンジン音を聞かせて,加速度と
リンクしてエンジン音が上がっていくのを
を聞かせることで加速感を感じさせる…
という演出っぽいかな.

加速時以外は,ものすごい静かな車で,
低いロードノイズしか聞こえません…
エンジン音やその他の音が一切聞こえず,
タイヤが転がる音以外無音に感じる,
かなり静かな車です.

ブレーキフィールも,ハイブリッド車の
回生ブレーキにしてはかなりいい感じ.
ブレーキパッドが食いつくような
初期制動の立ち上がり感があって…
このあたり,もしかしたらかなり
メカブレーキに近く感じるように,
回生ブレーキの減速Gの立ち上がりを
味付けしてあるのかも.

回生ブレーキから低速のメカブレーキに
移っていくトランジションも全くわからず,
かなりブレーキフィールは良くできてる…

このFスポーツ,かなりでかくて赤く目立つ
ブレーキキャリバー着けてるけど.
普通に乗っているとほとんど回生ブレーキ
ばっかりで,ここまででかいブレーキが
本領発揮する場面はなさそうなんだけどな…
と思ってしまいましたが.
とりあえずこの車の回生ブレーキの
フィーリングは気持ちいい!

…でも.
ハイブリッド無しのガソリン車に乗り慣れて
いるからか…
この車のアクセルワークに,微妙に違和感を
感じるタイミングが何度かありました.

なんというか…
アクセルを完全オフにすると,
普通のガソリン車は空走するわけですが.
この車でアクセルオフにすると,
ちょっと回生ブレーキが効いてわずかに
減速するようなんですね…

メーターを見ていると,アクセルオフで
エネルギーフローが少しチャージ側に
流れていて,アクセルオフでは空走じゃなく,
わずかな減速Gを出すような設定に
なっているようです.

だもんで,底からアクセルを踏むと.
ちょっとアクセルを踏み込んだところで
回生ブレーキが0になり定速走行が
できるところがあり,
そこからさらにちょっと踏み込むと加速
する…
という感じになっているのか.
アクセルを少し踏み込んだ先に,
加速する領域があるな…
という感じ.

これはこの車がこういう風に作ってある
というだけなので,この運転感覚に慣れば
済むだけの話ですが.
なるほど~…電動回生・モーター出力が
大きい,電動車に近いハイブリッドって,
アクセルペダルに対する加速・減速を
どうプログラムするかかなり大きな自由度が
あるから.
昔のエンジン車に近くして,昔の車から
乗り換えても違和感のない設定にするか,
ハイブリッド車らしい操作ができる設定に
するのか.
このあたりのフィーリングの作りこみは
難しそう…

とりあえず.
従来のガソリン車に乗り慣れている人には,
ちょっとわずかにアクセルペダルに慣れが
必要かもしれませんが.
乗ってるとすぐに慣れる領域なので
それほど気にならないと思いますし.
それ以外のブレーキフィールやらエンジン音,
立ち上がりダッシュのレスポンスの良さは,
高級車だけあって素晴らしいです…

そして.
足回りですが.
助手席や後ろ座席に乗った時の
いわゆる乗りごちというやつは,スバル車と
えらい違い…!
高周波成分である路面のざらつきや細かな
突き上げ感が,ものすごく上手くフィルタリング
されています…!!

すごい上手いこと高周波成分がシート上に
伝わるのを抑えてます…
ここまで高周波がしっかりフィルタリング
されているのは,高周波成分までしっかり
コンプライアンス成分をもてるブッシュの
材質なのか,
あるいはかなりゆるゆるで容量が大きい
ブッシュを使っているのか…??

なにか,タイヤからボディまでの各所各所に
高周波成分を吸収するシートみたいなものが
挟まっていて,突き上げの角や路面のガタガタ
などが見事に吸収され,
路面に追随する,きれいな低周波成分のみ
ボディ上に伝わる感じ…

これが,乗り心地の高級感を生んでいます.
助手席やリヤシートに乗った時の
振動の少なさやノイズの少なさは,
私が高級車に乗り慣れてないからか,
かなりの驚きを感じるレベルでした…!!

でも.
高周波をカットするため,容量の大きい
ブッシュが各所に入っているからなのか.
サスのサブフレームとボディの結合部分,
あるいはサスアームのリンク部分など,
柔らかくて振動を伝えなようになって
いるけど,その代わりステアリングの
動きや車の動きに対しても,
少し緩やかさがある感じで.
私のLEVORGに比べると,フロントの
反応のクイックさがそこまでない感じ…

でも,もともとが車高が高いSUVだし.
助手席やリヤシートに乗っている人の
乗り心地はすごくいいし.
同乗者がびっくりするくらいの,ちょっと
強めの横Gを左右連続で出すときに気になる
程度のレベルで,普通のペースで山道を
走っているくらいじゃ気にならないレベルだし.
車の性格を考えると,そこまでクイックさは
要らないだろうから…

うん.人を乗せてゆったりと走って,
同乗者にも不快感を味あわせないという
車の性格を狙っているのであれば,
この足回りはすごくよくできていますね…!

ただ…
ハンドルを握って強めの横Gをかけて,
タイトにコーナーを曲がっていくには
もう少しフロントタイヤが早く食いつき,
クイックに頭がインに回っていく感じが
あるほうが楽しいけど…

この車はタイトコーナーをガンガン
攻める車じゃないので.
高級感がある乗り心地というのは,
こういうことを指すのだよ!!
という狙いをそのまま具現化した車
ですね…

低速でのステアリングはちょっと軽めだけど,
高速になるとしっかり重みが増して
安定感を感じるようになり.
さらに高速道路でもエンジン音が全く
しないこともあり,驚くほどスピード感が
ないまま高速で走れる安心感,安定性と言い.

アイサイトEXみたいなオートレーンチェンジや
自動発進はないとはいえ,車に運転を任せても
違和感を感じることはない前車追尾式
オートクルーズやレーンキープ機能も
完成度は高いし.

うーん.
さすがかなりのお値段の車だけありますね…

とりあえず.
予算的に,自分が買うことはない車ですが.
お高い車というのは,こういうところを
作りこんでくるのか…
と,いろいろ勉強になった今回の試乗
だったのでした.
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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその29…BLUEMORIS FIGHTER SL FIS

2024-07-14 02:58:54 | スキー板試乗
2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポートも,そろそろ29機種目になり.
かなりの数のレポートを書いてきたわけで…

…読者の皆様においては.
そろそろ飽きてきた
という方もいらっしゃるかと思うところ
ですけれど.

…このブログは登山ブログやダイビングブログ,
自動車ブログではなくて.
あくまでスキーブログであるので.
なるべくスキーネタを入れていかないと
という,半分強迫観念で試乗レポートを
書いているところ,果たしてこんな
シロートの試乗レポートが,
誰かの役に立ってるんだろうか…?
という疑問がそこはかとなく湧いてくる
今日この頃,皆様いかがお過ごしでしょうか.
(時候の挨拶)

しかし.今シーズン.
試乗してレポートを書いてない板が
まだまだ残ってるんですよね…
今シーズンは35機種に試乗してきたので.
今回を除くと,残り6機種.

BLUEMORIS FIGHTER GS
OGASAKA KEO's AP
ELAN SLX
NORDICA SLR
VOLKL SL MASTER
K2 MINDBENDER 99

が残ってます.

ブログネタを書かなくてはならない
という強迫観念で,自分の購入対象外の
板まで必死に乗りまくってますから…
いや~.今シーズンは,春スキーのシーズンが
早く終わるかも???
ネタを溜めとかないと…!
と,かなり乗りまくりましたから…

あ,ちなみに.
アルペンさんの試乗会は無料なんですが,
毎度無料でネタだけのために試乗するのは
心苦しいので.
板やブーツなどの大物では無いですけど,
試乗会場の先行販売で,ちゃんと商品を
注文しているんですよ…!!

ってなことで.
元手がかかっているこの試乗レポートで,
もうしばらくは冬モードを続けるこのBlog.

今日も2025シーズンモデルの試乗レポート,
今回はブルーモリス編です!


〇BLUEMORIS FIGHTER SL FIS + WC PC INTERFACE + Marker Race12 165cm

'









SL競技用

BLUEMORISのSL用としては,このFIS準拠の
トップモデルとなるFIGHTER SL FISと,
その下のモデルとなるFIGHTER SLという
2機種あるのですが…

こちらは,FISマークの付いたトップ
モデルの方.
ビンディングやプレートがセットでない
この板ですが,試乗板はピストンプレートが
付けてありました.

履いてみましたが…
いや.
出来がすごくいい板ですね…
職人がしっかり作った,サンドイッチの
競技用板という感じで,プロの道具っぽさ
を感じるんだけど…

なぜだかわからないけど,履いた感じの
高級感というか,上級感があります…
なんでだろう??

履いてみると,かっちりしっかりした張りと,
メタルの強い反発感(ピストンプレートの
反発感なのかも…?)を感じます.

そして,ピストンプレートの重さなのか.
かなりのどっしり感があります.
このどっしり感で,荒れたザブザブの春の
雪でもしっかりと雪面に食らいついて
いってくれて,安定感高くガッツリと
雪面に食らいついたカービングで
荒れた斜面を怖さなくハイスピードで
切り裂いて行けます.

重さと強いグリップがありながらも,
板に強い圧が溜まる感じがあって.
たまった圧を開放してやれば,軽快に
気持ちよくスパンと谷回りのあるべき
場所に板が進んでいってくれます.

強めの反発力が絶妙なタイミングで
絶妙に出るので,板の重さを全く感じず
切り換えることができて.
切り込んでいくときは安定感があるのに,
切り換えの際はまるで重さがなくなった
ように,すっと谷回りに入っていけます.

切り替え時に荒れた斜面に飛ばされても,
まるで何事もなかったかのように
板を空中で返して,しっかり谷回りで
エッジを捉えた状態でガッツリ
カービングでフォールラインに絡んで
行けるし.
安定感・安心感はこれまで履いた
来シーズンモデルの中でも,トップクラス.

整地でも荒れた斜面でもものともせず,
どんな斜面でもガッツリ強いエッジグリップと,
荒れた斜面でもがっつり食い込んで回って
行ってくれる強い旋回性で,
バーンを選ばず力強いカービング小回りを
かましていけます.
安定感が高いので,安心して谷回りから
ガッツリ傾いていけて,春の荒れた斜面だと
荒れた雪が内膝にバシバシぶち当たる
くらいの深いターンができます.

傾きを大きくすれば弧は深くなっていくし.
板の張りが強いので,あまり傾けないで
行けば長めのミドルターンの弧くらい
まで引っ張れるし.
ターン弧の自由度もきわめて高いです…
たわみというより,傾き量で旋回半径を
自由にコントロールできる感じ.

ただ,板が重いので…
やっぱり,基礎体力は必要です.
グリップが強いので,板をずらすには
かなりの筋力がいります.
かなりの筋力はいるけど…
ずらしていった時も旋回性があり,
ズラしを入れての小回りも作っていけます.

…ただ.
高速でずらしを入れようとすると…
かなりの力がいるので,ちと疲れる…
これ,硬い斜面だとがっつり食い込んで
私にはずらせないかも??

しかし.
カービングをするには,荒れた斜面だろうが
整地だろうがバッチリ行けて,スピード耐性も
鬼のように高く.
フラットバーンだと,私が出せる程度の
スピードなら,どこまでスピードを
出しても板が負けず,怖さを全く感じません.
スピードの許容域もめちゃくちゃ高そう…

とりあえず.
鬼のようなポテンシャルの高さを感じる,
かなり過激な,すごいレベルの高い板
でした.

一日履き続けるには体力が要るかも
しれませんが.
いやーーー.
BLUEMORIS FIGHTER SL FIS,
いいですね!!
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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその28…OGASAKA TRIUN GS +SR585

2024-07-13 02:58:43 | スキー板試乗
先日,職場の健康診断を兼ねる,
半日人間ドックを受けてきて.
最後に結果を聞きながらの生活習慣指導
みたいなのがあったのですが…

やはり今回も,いつもの定型パターンを
繰り返してきたのでした…

医師「えー.血液も胃カメラもレントゲンも
 特に大きな異常はないですね」


私「はぁ」

医師「胃カメラの結果も,きれいな胃ですね~!」

私(あれだけのストレスフルな職場なのに…
  なぜか負けた感…)


医師「体重もBMI規定値内だし,
 生活習慣病の問題もなさそうです.
 体脂肪率11%とかなり筋肉質
 ですが,何か運動してますよね.
 今やってる運動を維持してもら
 えればいいかなと思います.
 定期的にジムに通っているとか
 ですか?」


私「いや…週末に趣味のスキーに
 行く程度です」


医師「スキーだけ?走るとか何か
 トレーニングとかして,本格的に
 やってる感じですか?」


私「いや…週末にレジャースキー
 してるだけです」


医師「スキーって冬だけですよね…
 夏もなにかやってますよね?」


私「夏はあまり運動してなくて…
 年間5-6回山に登りに行く
 程度です」


医師「普段からジムに通ってるとか,
 ランニングしているとかじゃなく?」


私「冬の週末レジャースキーと,
 年に数回,午前中に下山しちゃう程度の
 山登りをするくらいです」


医師「…?」

という感じで.
いつもと全く同じ,定型文のような
やり取りで,いつも通り相手を謎の世界へ
落とし込んだのでした…

ってな感じの前フリの後は本題へ.
今日も2025シーズンモデルのスキーの試乗レポート.
本日は,オガサカ編です!


〇OGASAKA TRIUN GS +SR585 185cm











GS競技用

長さ183cm,R=25のFIS非準拠のGS競技用
板です.
プレートは競技用として標準となる,強めの
SRプレートがついてます.



一部締まっているところはわずかに残って
いるものの,バーンのほとんどの部分が
春のザブザブ雪になってしまっているという
コンディションで履いてみましたが…

いや.
やっぱり結構しっかり強い板ですね…
R=25ということですが,これの前に履いた
同じR=25のHEAD WCR GSより結構
硬めの板に感じます…

HEADは私が滑ったスピード域でも
気持ちよくたわんでくれた板でしたが,
こっちのTriun GSの方は,私の普段
スピードよりもっとスピードを出して,
強い横Gをかけないとたわんでくれない感じ.

フラットで硬い斜面で実力を発揮する板で,
このようなザブザブの春雪で履くのは
ちょっと間違っているよ…とでも言いたげな
感じの板です.

板はしっかり硬く,グリップは強めで,
ザブザブ雪で私のスピードで板なりに滑ると
全然たわまずまっすぐ走ります.

しかし,そこはオガサカらしく,ずらしの
コントロール性は良いので,
ずらして滑ることはできますが…
この板でひたすらずらして滑っていくのは
板の使い方として間違ってる(涙)

この板の実力を発揮するスピードに
持っていくのは,この日のゲレンデ
コンディションではちょっと無理っぽい感じ.

とりあえず,普通のゲレンデスピードで
履いて楽しめる板ではなく,ガッツリ
競技用に作りこみ,硬い斜面をかなりの
ハイスピードで滑るための板だということが
感じ取れました.

板の強さ,求めるスピードの高さゆえ,
春のザブザブ雪で滑る板ではなく.
ゲレンデで普段使うような大回り用として
向かないです…

もしかしたら.
私が朝イチ焼額用に履いているR=27の板
みたいに,普段ほとんど使うことないけど,
もう人がいなくてガラガラで雪がいい時
専用のかっ飛ばし板としては行けるのかも?

どっちにしろ,もう少し硬くてフラットな
斜面を滑らないとこの板の本当の性能は
分からないな…
と思わせる,レベルの高い板でした.

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7月の気象庁エルニーニョ監視速報が出たけど…エルニーニョ終了,この秋からラニーニャ突入の確率大!スキー場にとって朗報か?

2024-07-12 03:50:15 | スキー天気予想
えー.
この冬は,ここ数年ないレベルの強烈な
エルニーニョ現象に襲われて.
そのせいか,ひどい暖冬にやられた
感じの2024シーズンでしたが…

果たしてこのエルニーニョはどうなったのか?
ってことで.
毎月気象庁から10日前後に発表される
エルニーニョ監視速報.
7月分の速報が出たので,見てみました~!


気象庁エルニーニョ監視速報ページより)

とりあえず.
この資料を読み解く前に.
過去のエルニーニョの観測記録から,
この冬のエルニーニョの状況を振り返って
みると…
赤矢印の2015~16年ほどではないにしろ,
海水温+2℃という,1950年からの74年間で
これを越えるのは1972年,1982年,1997年,
2015年の4回しかないレベルのエルニーニョ
だったことがわかりますね…

(気象庁,エルニーニョ現象及びラニーニャ現象の発生期間(季節単位)ページより)

2015-16年というと,思い出すも忌まわしき
雪不足の年だったわけですが…
今年の正月ごろまでの雪不足は,この2016
シーズンに並ぶレベルだったので,
さもありなんという感じ…

で.
7月のエルニーニョ監視速報をじっくり
見てみると.
どうやら赤丸で記したように,ほぼ
平年並みの海水温に戻ったようで.
現在は,エルニーニョでもラニーニャでも
無い状態に戻っているようです…!


これからあとは,上の図の右側の黄色い箱で
示される予想のように,今後水温が低い
ラニーニャに移っていくようですが…

とりあえず,現時点では下図で赤くくくったように,
エルニーニョでもラニーニャでもなく.
そのあとは,ラニーニャになる確率は
60%に上がっていくので…まだ確実とは
言えないまでも,この冬はラニーニャに
なっている確率が高そうです…!


ご存じのように.
ラニーニャになれば,冬は冷えて
積雪も増える傾向にあるので.
1月に入っても志賀高原が全面オープン
できなかった今シーズンのような悲劇が
繰り返される可能性は低くなります!!

過去の気象庁の統計を見ても,ラニーニャの
冬は,平年より気温が低くなる率の方が,
高くなる率より大きくなってます!


ちなみに,エルニーニョの年は,
こんな感じで気温が高い割合が高いので…
大きな差ではないですが,エルニーニョの冬は
暖かいというのが統計的有意な差で出ています.


ただ.
ラニーニャになると,夏は暑くなるので…
この夏は,酷暑にやられる年になるのかも(涙)


ということで.
ラニーニャになれば,夏は暑いけど
冬は冷えてくれそうなので,
スキーヤーとしては安心…
…と言えないのが恐ろしいところ.

この3月,4月の気温を振り返ってみると.
まだエルニーニョが終わってない
3月は,割と気温が低い奇跡の3月だった
のは記憶に新しいですが.
逆にエルニーニョがほぼ終わった4月は
過去の記録を塗り替える高温続きで,
平年より気温が低い日がほとんどなかった
という,異常な4月だったので.
エルニーニョが来たから・ラニーニャが
来たから確実に暖かい・冷える…
というのではないのが怖いところ.


…しかし.
今年の4月は異常すぎたよな…(涙)
東日本のほとんどで,月平均+3℃越え.
普通の5月の平均気温より,この4月の
方が平均気温が高かった可能性があると
いうことか…(恐怖)


そして.
ラニーニャでもう一つ怖いのは…
ラニーニャは冬は冷えるけど.
ラニーニャの春は,こんな感じで
実は気温が平年より上がるのだ!!

つまり…
ラニーニャは,12,1,2月の冬は冷えるけど.
3,4,5の春スキー時期になると,早く気温が
上がって雪がやられていく…
という,春スキーにとってつらい状況に
なるのだ…!!(涙)


…ってな感じで.
ラニーニャになるのもよし悪し…という感じですが.
ちょっと期待が持てるのは.
今の予想傾向なら,下図の赤矢印で書いたように,
来年1月以降はラニーニャが終わりそうな
温度予測になってるってことですね…


うん.
冬にかけてラニーニャになって.
春が来る前にラニーニャが終わってくれれば.
統計的には一番望ましいパターンになって
くれるはず…!!!

ということで.
来シーズンのエルニーニョ・ラニーニャ状況は.
スキーヤーにとって一番望ましい,
冬はちゃんと冷えて,
春も異常高温にならないでいてくれそうな
感じだな!!!
…と,
自分に都合の良くなるように必死に読み解き,
この冬への期待を高めるSkier_Sなのでした…

いや.
ホントに.
次のシーズンこそ,スキー場に11月ごろから
たっぷり冷え冷え雪が積もって,
GWまで安心して滑れるシーズンになって
ほしい…

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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその27…HEAD WC GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE

2024-07-11 01:36:15 | スキー板試乗
先日.
数年前に同じ職場で一緒に働いていた
人が,私の職場に異動してきたの
ですが…

私「ようこそ我が部署へ!」


かつての同僚「お久しぶり~!
 いやーー.以前○○で一緒に働いて
 以来ですね!…あの頃はひどい
 ご無体職場で苦労しましたね~!」


私「…
 …
 …
 今の職場の方がご無体ですよ…」


同僚 「…え?
 …
 この部署が…
 あれ以上に…??」


私 「…あれ以上に…」


同僚 「…あれ以上に…」


通りがかった偉い人 「あれ?
 ××さん(かつての同僚),S君と知り
 合いだったのかね?」


同僚 「…ええ.
 Sさんとは以前同じ職場でかなりの
 ご無体をくぐり抜けてきた仲間ですけど,
 ここがもっとご無体だって脅され
 ましたよ!(笑)」


偉い人 「…
 …
 …そうだね…」


同僚 「え…!??」

私 (否定しないんかい!!)

偉い人 (私を見ながら)「でも,
 チミはこんな状況でもいつも
 楽しそうに仕事してるよね~!!
 ワハハハハ!」


私 (…いつも笑うしかない状況になる
 から笑ってるだけで,決して楽しいと
 思ってないんだけど…(涙))


同僚 「そうなんですよ!Sさんは
 実は前のご無体職場でも,かなり
 楽しそうに見えたんですよ~」


私 (そうなの!?)

同僚 「だから,ご無体職場を次から次へ
 渡り歩かされるわけですね~!」


以上はフィクションです.
あくまでフィクションですが…

ということで.
どうやら私はご無体職場を渡り歩く
宿命にあるようなので.
とっとと早期退職して,早くスキー
三昧の生活に移行したい,と強く願った
本日なのでした.

ってなことで本題へ.
本日も2025シーズンモデルのスキー板
試乗レポート.
今回はヘッド編です!!


〇HEAD WC GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE 186cm











FIS非準拠GS競技用,基礎大回り用

板自体は,前回試乗レポートを書いた
HEAD WORLDCUP REBELS e-GS RD

と全く同じで.
プレートも同じ,WCR14 Shortプレート
なので.
白いGSモデルとスペック上は変わらないの
ですが…
どうやら,水色の板は名前が変わって,
e-GS RDとは呼ばないようです.

ってなことで.以前履いた白い板と同じ,
R=25mのFIS準拠じゃないGS板ですが.

SLモデルの場合,同じ板でも白と水色で
トップシートが違うらしく,履いた感じ
全然違っていた
ので.
もしかすると大回り板でも同じかな…?
と思って,今度は水色の板を履いてみました…

ただ,白い方は3月の柔らか新雪,
今回は4月のザブザブ雪なので…
同じ条件の比較じゃないので,
差がわかるかな…??

とりあえず滑ってみると…
やっぱり結構良くできている板!
しっかりしたフレックスで安定感があり,
スピードにも強いにもかかわらず
結構軽快に動かせて,自由に取りまわせる
感じの板です.

スピードを出していくと,強いグリップの
足元に適度なたわみが出てくれて,
気持ちよくカービング大回りができます.
ハイスピードでの快感度の高い大回りが
できる板です.

しっかり踏んで角付けを強めていけば,
中回りくらいまではもっていけます.

あさイチの人がいないきれいなバーンで
トップスピード大回りをすると気もちいい
感じの板ですね~!
FIS規定の板ではないとはいえ,さすがGS板.
私のトップスピード程度ではまだまだ全然
板に余裕がある感じで,スピードが上がっても
全く怖さを感じない安定感.

そんな板なのに,春雪のザブザブに
突っ込んでも手ごわさはなく,
荒れた雪の上でも気持ちよくカービングで
切れていくし.
さらに板を動かそうと思うと,荒れた
雪のうえでも簡単にズラしを入れて
コントロールすることができます.
急斜面でも,カービングとズラしを上手く
使い分けてセーフティーに降りてくることも
できる感じ.

スピードが乗らないとたわまないので,
低速で滑ってもあまり楽しくないですが,
低速でも板は動かしやすく.
意外にも,ずらしを使ってゆっくりと楽に
滑ってくることもできます.

私が普段大回り用として履いている
FischerのRCのR=21のように,トップが
食いついて回ってくる感じは無いので,
RCと比べるとずっとまっすぐ走りますが,
スピードに乗せて踵荷重気味でしっかり板を
たわませていけば,普通のGS板よりは
ぐっと回る感じで,カービングで滑れる
半径も自由度が高く.
それでいて,グリップが強いにもかかわらず
板をずらしていく自由度もかなり高いという
不思議な扱いやすさがある板なので…

GS競技用というより,普段のゲレンデ用
大回りとしてはかなりイケるな…
と思いました…

で.
肝心な白い板との比較ですが.
なにぶん前の試乗から1か月近く経っていて,
さらに雪質が全く違ったので.
白い板と水色の板で,特性が違ったかどうかは
分からずじまいでした…

でも.
どっちにしろ,体力があってかなりスピードを
出す人には,ゲレンデ大回りとしていい板だと
思います!
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