アメリカ留学中にダウンのコートと食べ物以外にもとても良い買い物をしました。
それは机とバックである。どちらもワイン色で私にとって外国での買い物は清水の舞台から飛び降りる気持ちでした。それに自他とも認める
ドケチな私なので必需品でさえできれば買わないで済ます魂胆、やっぱりやめようと思って一旦帰ったが思い直して戻ると家具屋の店主は鍵を閉めて二人ずれで帰ってしまう所でした。店を再び開けてくれて自分で担いで持って帰ってきた。店主はこのマホガニーの猫脚の小型のアンティークな机は私が買う品であると、まるでわかっているようでした。アパートの側まで来ると黒人の婦人が持ってあげると言ってくれたので階段をたった4,5段運んでくれました。お金を何ドルか要求されてびっくりした。だったら自分でやったのにと思ったが,口に出して何ドルと言われるとケチな私でも払わざるを得ないのであります。
うれしい気持ちと苦い気持ちが混じった机ですが又あの机に会いたいです。カバンはそれに見合う薄くて軽いコートを知人が貸してくれました。だから、私にとっては迷った買い物でしたがこれも買って良かったがどちらもアパートに置いたままになってきっとその後、誰かが使っていると思います。
もう、今、外国へ行け!と言われても絶対無理です。恐ろしい!