リリー・クラウスの本を読んでいる。まだ、半分も読んでいないのに適当にブログを書こうとしている。だからブログは私の性に合っていて楽しい。
ある個所に奥田という人がオルガンのバッハのコラールを聞いて膝ががくがくと震えそのまま床に坐りこんだと書いてあった。私はどんなピアノの名手のピアノ演奏を聞いてもこんな感動は味わった事はない。ピアノが本当に好きではないのか、はたまたオルガンに比べてピアノは非常に実は変テコな構造なのでピアノをうまく弾く人はリリー・クラウスのように超頭脳が良く、器が大きいか、或いは気取り屋、ええかっこしい、女々しい、反射神経が実は鈍い、といった嫌な奴かであるとさえ私には感じる。音楽家達の反感を買う事は必須である。どうせ嫌われているから嫌われついでに言っておこうっと、これだからブログは最高である。ちなみに夢は見ていないし、しなければならない事は他にも山積みなのに今、こうやって文章を書いている。
ピアノはどちらかの手はみな、いまいちで演奏しているけれどリリー・クラウスはまるでバッハの音楽のように右左とも逆さ富士ではない。私は一つ一つ積み上げて検証してようやくわかったのにリリー・クラウスは考えなくても自然に出来るところが私との容量の違いを感じる。
バッハの演奏をピアノでよく聞くが、一言で言えば変である。そういう私も先日の第③回月とオーロラコンサートの中のバッハ演奏は考え違いも甚だしく
披露してしまって、ちょっと後悔している。バッハをピアノの打鍵でみな弾くが、それではいけないのである。バッハをマルカートで弾かせた先達者はわかっている。決してスタカートで切って弾けという事ではないと私は思う。
リリークラウスの本を読んでいて、飯田という音楽家がコントラバスを演奏すると書いてあった。私はアメリカでチューバの演奏者の伴奏をした。自分から
近づいて体験の為にちゃっかり伴奏させていただいた。試験も受けたよ~えへへ!