毎週末、1日は草刈、今年の日課である。先週も触れたがこのごろ草刈の範囲が広がっている。1枚目の写真と2枚目の写真は同じ場所。上り坂の両面の法面を捉えたのが1枚目。2枚目はそれを横から撮影したもの。この道路の上側法面は45゜を切っていて、わが家でも刈るのには厄介な空間。以前この法面をシルバーの方に刈るのを頼んだら、次からは敬遠された。年寄りにはちょっときつい法面だ。妻が言うには、ここに道が開けるまでは、道のあるところに我が家の畑があったという。その畑をほぼすべて潰して道が開いた。おそらく無償提供である。それでいて、村の所有地になったのは道路面のみ。したがって上側はもちろんだが、道路の下側の法面も我が家の土地。
1枚目の写真を見ると、道路から下の草を刈ったのはわたし。今日の仕事である。この法面もけっこう厄介で、右端に見えるように中ほどまでブロックが積んである。その上の法面も、そして左手の法面も災害復旧で直したらしく、法面に植生マットのようなものが施してある。もう何十年も前の仕業で、古くなっていることもあって、植生マットのメッシュが表面に出てきていて、ときおり刈払い機に巻き込む時がある。そして何と言っても中段に草が残っている。前述したように我が家の土地だから我が家で刈るべきだろうが、この法面、以前は下の畑を所有している方が刈っていた。年を取って「えらい」からといって我が家にブロックより上半分は刈ってほしいと言われ、仕方なく我が家で刈るようになったが、当初はブロックより上分を刈っていたのに、最近は下の方が刈る範囲が狭まっていて、しだいに我が家の刈る範囲が下がりつつある。いずれは全部我が家で刈ることになるのかもしれない。もう一度崩れて、全面ブロック積みになれば良いのに、と思うが、そう簡単には崩れない。今日は途中から強い雨になったため、草を寄せられなかった。この法面の草、けっこうやっかいな草で、紐式の刈払い機では刈りづらい。したがって鋸刃で刈るから、草がそのまんま倒れていて寄せるにも容量が多い。とても雨の中でやる気にはなれなかった。来週の仕事である。