Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

ネクタイ騒動

2022-10-20 23:51:39 | つぶやき

 電話で本部の担当から「ネクタイはいらない」、そう伝達があったので同行していただく方たちにそのことを伝えようとも思ったが、少し本部担当の言葉には違和感もあった。クールビズについて環境省では「例えば東京においては、例年5月から9月は夏日が月の半数以上であることを踏まえ、5月~9月末まで集中的に呼び掛けを行います。」と言っている。東京でもこのような表現なのだから、東京に行くともなれば確かに長野よりは暖かいかもしれないが、「9月末まで」と言っているのだから「ネクタイいるんじゃないの」、という違和感であった。そこで確認したのは先日も触れた地元選出の代議士のブログである。日々陳情やら地元を回られている代議士の写真を見れば今の状況がわかる、という判断だ。するとこのところ代議士のところを訪れている方々の姿はネクタイ姿だし、もちろん代議士もネクタイをしている。「これはネクタイあり」と判断して、同行くださる方たちに「ネクタイ不要」という伝達はせず、もちろんわたしもネクタイをしていくことにしたわけだ。

 さて、本日東京に出向きその代議士に要請書を届けた。ふだんお世話になっているお客さんたちにも同行してもらって大勢で県選出の先生方のところを手分けで訪れた。予定通りみなさんネクタイ姿。あの本部担当の伝達は何だったのか、と思うこともないほど当たり前にみなさんネクタイ姿だったからその伝達も当地では忘れていた。ところが「ネクタイ騒動」があったと要請活動後に北の方からやってきた同僚が隣にいた同僚を冷やかしている。聞くところによると、やはり本部内では「ネクタイなくても良い」という了解だったよう。ただしあった方がよいかもしれない、とネクタイは用意していたよう。ところが冷やかされていた本部の同僚は、そのつもりだったがネクタイをバッグに入れるのを忘れたのだという。どうもネクタイはあった方が良い、ということに新幹線内での様子でなったようで、議員会館へ行くまでになんとか購入しようとしたよう。東京駅の売店でネクタイを探したものの、ふつうのネクタイは売り切れのようで、冠婚葬祭用のものしかないと言われ、仕方なく「黒」というわけにはいかないから「白」のネクタイを購入したのだという。東京から議員会館までは白いネクタイをしていたようだが、そのネクタイを同僚に冷やかされたよう。そこでさすがに白ネクタイをした同僚も気になったようで、議員会館の売店に入ってネクタイを探すと落ち着いたそれらしいネクタイが手に入った。したがってわたしが見たその同僚は、あたりまえにその落ち着いたネクタイを朝からずっとしていたと思ったのだが、冷やかしている同僚によると「ネクタイ騒動」の結果の姿だという。

 曖昧な季節には気になるところではあるが、だからこそ、あの東京駅の売店にネクタイが売り切れて無かったのもうなずける。

 6月に「高速バス座席指定の謎」を記して以来の東京行きであった。今回も高速バスの座席指定の謎を感じたが、このことは後日記したい。6月は首都高速がそれほど渋滞することもなく定刻より10分も遅れずに新宿に着いた。むしろそれが珍しかったのかもしれないが、さすがに今回は30分近く遅れた。集合時間の関係で、40分遅れるとぎりぎりになる。もちろん1時間遅れれば遅刻となることから、以前はもう1本前のバスに乗車したこともあった。ただただ行って来るだけのような東京行きだが、疲れるだけの東京行きでもある。

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