今日は息子の卒業式。
6年前の県短幼稚園の卒園式と違い、親を泣かせるような演出は特段無かった。
そう無かったはず。
卒業証書授与式。
流れてきたのは “ 気球に乗ってどこまでも ”
どこぞの合唱団の合唱かと聞いていると、聞き覚えのある伴奏。
今までの音楽会の合唱が流れてきた。
今までの思い出と言うことで流してくれたらしい。
後で聞いたら毎年そうなんだと。
BGMに流れた4・5・6年生の音楽会での合唱が5曲。
5曲中3曲が息子の伴奏だった。
目を閉じて息子の伴奏に耳を傾ける。
小さい手でオクターブの和音を一生懸命に練習していた。
怒られて
怒鳴られて
毎年半ベソかきながら練習してきた思い出の曲たち。
怒ったり、怒鳴ったり、半ベソかかしたりしてきた僕が、まさか卒業式で君のピアノに泣かされるとはね。
4年生:気球にのってどこまでも
5年生:蝶が海峡を渡る
6年生:信じる
6年生:信じる:長野市合同音楽会
卒業式で校長先生が仰られた言葉。
英語で卒業を現す言葉は二つあると。
一つは終わりを示す意味。
もう一つは新たなスタートを示すという意味。
この話を聞いていて、31年前に見た映画のワンシーンを思い出した。
ベガと言う先達が、これからの未来を担う若者達に送った言葉。
『 毛虫が終末と感じる状態を 蝶は誕生と感じる 』
映画からの引用じゃ説得力無いかもしれないけど、この江守徹の声が心に沁みる。
キース・エマーソンの音楽もまた良い。
ローズマリー・バトラーの繊細で伸びのある力強い声も勿論。
まぁ、それはさておき。
とりあえず卒業おめでとう!!
そして
春休みは
しっかり勉強して
みっちりと
ピアノの練習をしてください!!