ホーチミン4日目。
3回目の朝食。
昨日お休みしたフォーを再び。
『 チキン or ビーフ? 』 と一昨日同様に聞かれたので
『 オール!! 』
お兄さんニコニコしながら今日も全部乗せてくれました。
少しライムを多めに絞りあっさりと。
土曜日のせいなのか、昨日や一昨日よりも若者の姿が多い。
今日はメコン川クルーズ。
やはり10年前に訪れた地。
ただ10年前と違い、途中から高速道路に入る。
前回は未舗装の道をガタガタと揺られて運ばれていった覚えがある。
1時間ちょっと揺られてミトーに到着。
さっそくメコン川を中洲までクルージング( と言うほどのものではないけれど )。
茶色の水は肥沃な証。
10年前と同じく、蜂蜜茶屋でお茶をいただく。
もちろん一服の後はセールスタイムが始まるのだ。
お茶の後はココナッツのキャラメル作りを見学。
ココナッツのあま~い香りもこれだけ集まるとチョットね。。。
土産店が並ぶ通路を歩くとガイドのキェットさんが
『 寺島さん、この奥の店ですよ。 』 と教えてくれた。
出張で訪れたベトナムだけど、日程表を見た瞬間からこの写真を持っていこうと決めてたのだった。
左下は前回毎日のように通った雑貨屋 “ TANPOPO ” の店員さん。
キエットさんの話だとドンコイ通りに移転し、さらにこのお姉さんは既に勤務していないとのこと。
それでも訪れてみようと、昨夜ドンコイ通りを散歩した時に探したけど、とうとう探し出すことができず断念。 後で調べたら ・ ・ ・ ドンコイ通りじゃないじゃん
残りは3枚。 キェットさんの話では右上のご婦人はまだ蜂蜜茶の店にいる。
左上のお兄さんはわからず、右下のお嬢ちゃんは見たことが無いけど、おじいさんは既に亡くなっているとのこと。
通路の奥の蜂蜜茶屋に向かってキェットさんが何やら叫んでいる。
すると ・ ・ ・ 奥からおばちゃんが一人。
見覚えがあるぞ。
写真を見せると目に涙を浮かべて喜んでくれた。 たぶんキェットさんが日本からはるばる写真を・・・なんて説明してくれたのだろう。
いきなり外国人が10年前の自分の写真を持って来たんだから、さぞかしビックリしただろうなぁ。 しかも無精ひげ生やした男が・・・
ダメもとで残りの3枚の写真を手に持ち、右に左に見せながら通路を歩くと、寄ってくる店員のおばちゃん達。
仕事もそっちの気で写真を手に取ってはあっちだこっちだと指をさして教えてくれた。
言われた方向に行ってみると一軒の民家。
いきなり入ってくる僕を見て警戒するお兄さん。
写真を見せると奥に向かって何やら叫び、僕をどうぞと奥の方へ案内してくれた。
奥にいた女性に英語とジェスチャーで10年前の写真を日本から持ってきたことを伝えると、傍らに座り込んでいるご老人を指さす。
おじいさんは亡くなっていなかった。
おじいさんに写真を見せようとすると、その女性が両手で目を隠すジェスチャーを。
どうやら目が全く見えなくなってしまったらしい。
写真の女の子について聞くと、学校なのか仕事なのか、どうやら今は中洲にいないらしい。
その女性は写真の子のお姉さんか従姉妹らしい。
英語と手ぶりで写真の女の子とキャラメルづくりのお兄さんに写真を渡してもらうようにお願いしてボート乗り場へ。
ボート乗り場では小さな子供たちがお出迎え。
その傍らで気持ちよさそうに眠っている子。
また10年後に写真持ってこなきゃね。
ボート乗り場は10年前と比べるとえらく様変わり。
どこのターミナルかと思うほどの混雑ぶり。
お客を乗せ終わったボートが鬼のように帰ってくる。
『 チップチップ!! 』 とすれ違うたびに言われても、自分のボートの船頭さんならまだしも、なんで回送のあなた達に
結局4枚の内1枚しか本人に渡せなかったけど、この出張で仕事の次の目的が果たせた。
昨日の統一会堂同様、ミトーでも10年前と同じTシャツを着ていたことに後になって気づきました。
妻からは 『 新しいシャツ買えば? 』 と耳にタコができるほど言われたけど
①そもそもまだ十分着られる ②それに休日にユニクロ行くと混んでるからやだ と言う理由で、お気に入りの夏物をスーツケースに詰め込んだわけだけど、まさか同じ地で同じシャツを着ていたとは。
それにしても10年前の僕って肥えてますね