午後からカマーズの練習へ。
まともに楽器を吹くのは、実に3か月ぶり。
『 君たち。 お父さんのいない間、くれぐれもお母さんの言う事を聞けよ!! 』
と捨て台詞を残し、家を後にした。
ベトナムまで行くわけではないのに、たかが市内の小学校まで練習しに行くだけなのに、何故にここまで強く言わなきゃならんのか?
カマキリ先生の指揮のもと、2時間半にわたる練習。
アメイジンググレイス
吹奏楽コンクール課題曲1~4番
ハンガリー舞曲5番&6番
セビリアの理髪師
別れの曲
ワシントンポスト
充実した時間でした。
帰宅すると妻の怒鳴り声が ・ ・ ・ 子供たちいや、息子は全然言う事を聞いていなかったようだ。
娘がピアノの練習をしている間、息子はマウスピースの練習。
夕食の準備をしながら台所とピアノの間を行ったり来たり。
娘に教え、後ろを向いて息子に教え。
お父さん、首が回らないぞ。。。
トランペット奏者への道はまだまだ遠いようだ。
今夜のメニューを鯖の鍋だと疑わない息子。
確かに鯖と土鍋は使うけど、鍋料理ではないのだよ息子よ。
ナベとは違うのだよ、ナベとは!!(by ランバ・ラル)
勘のいい娘は既に気づいていたようだ。
先週に続きおこげ争奪戦。
シイタケが苦手な娘。
でもね ・ ・ ・ 今日の炊き込みはご飯は干しシイタケがたっぷりと。
しかも、干しシイタケの戻し汁で炊き込んでいるんだよ。
余裕でバクバク食べてるじゃん
おこげの威力、恐るべし!!
夕食後ピアノの練習を再開した息子。
息子が自分で選んだ課題曲。
近現代はイベールの “ 水売り女 ” 。
イベールの曲は正直なところ、寄港地しか知らなかった。
ピアノの曲を書いてることは当然知りませんでした。
水売りのお姉さんがちょこまかちょこまかと走り回る姿かなぁ。
でも曲は全く違うけど、僕の頭に浮かんだのは1983年吹奏楽コンクールの課題曲 “ 白鳳狂詩曲 ” 。
お膳を持った平安時代の女中さんが廊下をせかせかと走り回る情景が頭に浮かんで離れない。
ロマンはショパンの新しい練習曲。
5年生の発表会で弾いた曲。
息子が弾きたがっていた曲が片っ端から予約済みになってしまったので 『 もうこうなったら誰も弾かないような訳の分からん曲を弾け!! 』 と半ば逆切れして探してきた曲。
あの時息子に 『 聞いている人が3拍子だか4拍子だか混乱するようで面白いじゃねえか!! 』 と力説した覚えがある。
まさかその曲が課題曲になるとは、そのころには思いもしなかった。
右手は二分三連。 左手は八分を刻む。
左手は4つたたき右手が3つ。 一章節で右手が6つ、左手が8つ。
この動きを形を変えながら最後までほとんどず~っと繰り返す。
息子のように物事を深く考えないでいる人には、この動きはさほど難しくないようだ。
頭で考えてもどうにもならないもんね。
娘は一足先に本選でステージに立った。
D級は激戦だと思うけど、今年こそ息子の悲願達成の年となってくれれば。