Graceful Distortion

ゲイの管理人が発信する平々凡々な日々の出来事&映画その他興味のある事

この世とあの世の極楽

2005-02-28 00:00:52 | Weblog
物凄いグロテスクな画像ですんません。

昔から行こう、行こうと思っていた「人体の不思議展」へ
ついに行ってきました。

「人体の不思議展」は解剖分野の医師達が協力して、
体の不思議な世界を一般に公開して、もっと命・健康に
ついて考えて貰おうというコンセプトで、昨年から全国で
順次開催しています。

素人考えですと、臓器の保存はホルマリン漬けという
方法だと思っていたんですが、近年はプラストミック
標本という方法を採用しているようです。これだと
空気に触れても腐食などしないそうです。その為、
ショーケースには臓器やスライスされた人間の体、
血管、病気に侵された臓器の標本などが陳列されて
いました。ただ画像でも分かるように人間のフリーズ
ドライのような標本の為、かなり生々しいです。
ちょっと心臓の弱い人だと少し刺激が強いかな・・・・。
今月末で終了との事です。もうあと1日しかあり
ませんが・・・・。残念だったのは会場が真夏の豊島園
プールのようなイモ洗い状態のため、ゆっくり
展示品を見れなかったということ・・・。係員が
「止まらないで見てください」と呼びかけていました。
まるでランラン・カンカンが来日した時の上野動物園の
ような盛況ぶりでした。

お土産コーナーでは臓器Tシャツやら、解剖ビデオ、
人体模型など、一度見たら夢でうなされそうなグッズが
多数売られていました。結構人が群がっていましたけど、
買ったら後で後悔するんじゃないかな・・・・。

その後新小岩の「古代の湯」に行ってきました!
自動車教習所跡に建てられただけあって、敷地は
広いですね。お風呂も種類が豊富でどれも楽しいです。
天然の温泉を地下1700mから汲み上げているそうなので、
お湯はとても気持ちよかったです。ただ残念なのが
景色が悪い(笑)おっさんか子供ばっかり。お風呂好き
のゲイの人もまだこのお風呂はノーマークなようで、
組合っぽい人は皆無でした。値段は2800円弱と少し
高め。この値段だと、ラクーアとか、豊島園とか
行ったほうが面白いかもしれないですね。

風呂上りに宴会場みたいなところでカキ氷を食べたん
ですが、派手な衣装着た演歌歌手みたいなおばさんが
司会のカラオケ大会が催されていました。なんか
熱海のさびれた温泉街みたいな感じがして、少し幻滅。
・・・まあこれが下町の娯楽なのかな・・・。

*先日からデザイン変えてみました。サイトの雰囲気と
合っているかな??



イケる人(1)

2005-02-27 00:01:34 | Weblog
新シリーズのイケる人です~。

第一弾は俳優の永井大君です。

良く「どんな人がタイプ?」と訊かれるんですが、
自分の場合、一言で言い表す時は「永井大君
みたいな人」と答えています。

以前深夜番組で、「バーチャルデート・永井大編」
というのを見たときに、番組の演出というのが
分かっていても、彼の魅力に取りつかれてしまい
ました。

その番組で、夕食を食べに行くシチュエーションが
あったんですが、彼はデートの相手を美味しい
焼き鳥屋さんに連れて行ったんです。しゃれた
レストランとか、変に庶民的なお店とかではなく、
焼き鳥屋というところに何かお金が無いなりに
美味しい物を食べさせてあげようとする姿勢が
感じられました。こういう工夫をする人って自分は
凄く好きです。

彼の魅力というのは、なんと言っても爽やかな笑顔と
健康的な体ではないでしょうか?あと空手でインター
ハイまで行っただけあって、一本筋の通った人間性も
気に入ってます。彼は付き合ったら、一途なんだろうな、
という感じがしますね。何の根拠もありませんが・・・。
自分はそういう「信頼感」というのも彼から感じ
取れます。

ただ難点なのは背が高い事(笑)。185cmもあるんで
すよね。モデルもやっていただけあって、スタイルが
良すぎます。永井君となら、そんな事も簡単に乗り
越えてしまいそうですが。

最近ヌード満載の写真集を出したそうですが、誰か見た人
いるのかな?見た人は羨ましいです・・・。現在「特命係長
只野仁」という金曜の夜に放送しているドラマで、惜しげ
もなく上半身をしょっちゅう露出していますが、もし
良ければサービスカットでオシリぐらい出して欲しい
です。

・・・・オッサン丸出し(爆)。

写真はお気に入りの1枚。透き通る海、輝く太陽、
いい感じですね。一緒に旅行に行った時に撮った
スナップ写真っぽい所が好きです。

思い出の1枚(4)

2005-02-26 12:33:59 | Weblog
思い出の1枚です。

今日はプログレロックグループの大御所が勢ぞろいした
エイジアのデビューアルバム「エイジア~詠時感~
時へのロマン」です。

ではエイジアというバンドは・・・・

プログレッシヴ・ロックを代表する伝説的バンド、
元キング・クリムゾンのジョン・ウェットン、元EL&Pの
カール・パーマー、元イエスのスティーヴ・ハウと
ジェフ・ダウンズという布陣で結成されたバンドです。

結成当時は同窓会的に集まったメンバーが好き勝手に
音楽活動するバンドだろう、という下馬評がありま
したが、蓋を開けてみてびっくり、このデビュー
アルバムは大ヒット、売り上げも全米で1000万枚もの
セールスを記録しました。

新しいバンドの幕開けを飾る第一弾シングルのHeat of
the Moment、魂のシャウトが印象的なSoul Survivor.
第二章といえるLP版のB面の幕開けを飾る(CDでは6曲目)
Wildest Dreams.華やかなラストを飾るHere Comes the
Feeling.・・・など、非常に充実したアルバムです。

このアルバム、自分を含めた新しいファンを獲得しましたが、
プログレ時代を知る一部の古いファン達からは、この
アルバムはあまりにも大衆迎合していて個性が無い、と酷評され
受け入れられませんでした。しかし、自分は60年代、70年代
活躍したミュージシャンが過去を捨て、もう一花咲かせようと
力を入れて制作したアルバムではないか、と感じています。

ただエイジアはその後がいけません。

その2年後にセカンド・アルバム「アルファ」を発表します。
この時点でスティーヴ・ハウとジョン・ウェットンが
仲間割れ、ハウがウェットンを追い出すという事態に
発展します。

3枚目のアルバム「アストラ」の制作を開始した時に、
今度はハウが脱退、ウェットンが復帰します。しかし、
そのようなゴタゴタの中での制作の為、アルバムの
出来は悪く、セールス的にも失敗。またバンド内の
溝はますます深まりツアーも出来ない状態に陥り、
そのまま活動休止となります。

バンドはその後、90年代に入り、ダウンズの頑張りで、
メンバーチェンジを重ねながらですが細々と活動して
います。ちなみに現在のラインナップはオリジナル・
メンバーのジェフ・ダウンズ(key)に90年代以降バンドの
顔として活躍するジョン・ペイン(Vo)、クリス・スレイド(Dr)、
ガスリー・ゴーヴァン(Gu) の4人。

・・・・申し訳ないですが、これをエイジアと呼ぶのは
ちょっと気が引けてしまいます。

今は音楽業界が細分化され、このようなバンドが
突如出てきて、アルバムを1000万枚売って、ビルボードの
ヒットチャート1位になる、というのは夢のような話ですが、
ある意味、こういうミュージシャンが活躍できる土壌が
まだアメリカにはあった、ということかもしれません。


ゲイ的お色気番組

2005-02-25 00:58:31 | Weblog
最近はTVでノンケ向けのお色気番組って減ってきましたよね。

昔は「トゥナイト」とか「11pm」とか「ギルガメ」なんか
ありましたけどね。今の情報社会では、地上波の放送
コード内ではそういう番組の制作は難しくなっているんで
しょうね。

当然我々はそういう番組にはまるで縁が無いわけで・・・。

しかし、我々の場合は今でも視点を変えれば結構TVで
お色気番組に出会えるのではないでしょうか?

昔付き合っていた彼氏は土曜日の深夜に放送する
新日本プロレスがお色気番組だったみたいです。
友達はアメリカ大リーグの野茂を見るのが楽しみと
話していました。彼のワインドアップの際に見えるヒップの
ラインがたまらないようです。ジャニ専の友達は深夜に
放送されていた時の「裸の少年」が好きだった、と
話していました。その番組ではジャニーズjrの子たちが、
良くお風呂に入るシーンがあったので、そりゃまぁ当然
だわな・・・・、というかそのままじゃん。
先日ラグビーの日本選手権の準決勝を放送していましたが、
この放送を全く違う観点から観戦していたゲイの人たちは
多かったと思います(審判のロゴを巡って色々ゴタゴタが
ありましたよね)。

自分は・・・ですが、先日の「エロい人」から分かるように、
水泳大会の放送は自分にとってのお色気番組です。
最近は日本選手が世界レベルなので、放送が多くなりました
よね。でも残念なのは、今の主流がスパッツ型の
競パンのため、やや色気が無くなってきてことですね。
昔の半ケツ競パンが良かったんですよ。数年前にイアン・
ソープが全身タイツのようなウェアを着始めた際に、
一部からウェアに頼りすぎて、本来の泳力で勝負すると
いう部分で少し問題があるのではないか、と反対の声が
出てきた事があり、「いいぞ~!このまま使用中止になれ。」
と思っていたんですけどね・・・・。スポーツジムに行っても
今競パン穿いている人っておじさんか、ゲイだけですよね。
たまにかっこいいガードの人も穿いていますけど・・・。

・・・・自分、格闘技が好きで良く見るんですが、軽量級の
試合は結構エロ番組的に見てしまいます。昨晩放送していた
K-1 MAXは格闘技観戦としてではなく、目の保養として
見てしまう試合が多かったです。

画像の選手は昨夜のK-1 MAXで優勝した小比類巻貴之選手。
天性のバネによるしなやかなキックが持ち味です。キックに
頼りすぎるあまり、技のバリエーションが少なく、世界レベルの
手前で停滞していますが、なんとか殻を破って欲しいものです。




得体の知れないパスタ屋

2005-02-24 00:00:43 | Weblog
・・・・初めてこのお店に行ったのは、今から7年ぐらい前
でしょうか。

以前銀座で働いていた時に、当時の同僚達が「ちょっと
気になるパスタ屋が近所にある」と言ってメニューを
持ってきました。

普通、パスタ屋さんのメニューはカルボナーラやら
ぺペロンチーノやらが羅列しているはずですが、ここ
にはそのような名前が無くて・・・・。

・ジャリコ
・バジリコ
・インディアン
・チャイナ

など、多国籍料理屋のような料理名がずらずら書かれて
いました。

サイズもレギュラー、ジャンボ、横綱、・・・ここはラーメン屋
だっけ??と思ってしまうネーミング。

とにかく行ってみよう、という事でお店を目指しました。

行ってみると、カウンターだけのお店。12~15席ぐらい
だったかな??

座ると直ぐにおじさんが麦茶を出しながら、「なんに
しましょ。」と注文を取りにきたので、メニューにある
訳の分からない料理名の中で唯一知っているナポリタンを
注文。周りにいたリーマンたちは当たり前のように
ジャリコや、バジリコを注文していました。

注文を取るやいなや、おじさんはフライパンにバターを
流し込み、ジリジリ焼けてきたところに、石油缶みたいな
ところから、既に茹でてあるパスタを鷲掴みにして、
フライパンに放り込みました。その後手際よく小松菜、
牛肉、玉ねぎ、調味料を放り込み、ジュウジュウ音を
立てながら箸で麺と具をかき混ぜ、仕上げにフライパン
返しを数度繰り返した後、そのまま皿に盛り付け、
フォークを麺の山に突っ込んで「おまちどうさま」と
言ってナポリタンをぞんざいに自分の目の前に置きました。

頼んだのはレギュラーですが、まずまずの量。ジャンボは
かなりおなかが空いている時に頼めば完食できるかな??
その上の横綱はかなりの量。多分2000キロカロリーは
ありそうです。まあ成人男性の3食分の量ですね。

・・・・で、味ですが、ナポリタンは懐かしい味がしました。
これはアリではないでしょうか??自分はレギュラーで
十分ですね。ジャンボ以上だと味に飽きてしまいそう。
結構味も濃いです。食べ終わった後物凄く喉が渇いて
水をずっと飲んでいました。

でもこのお店、かなりサラリーマンには人気があるらしく、
いつも行列が出来ています。食べている最中に何度か店の
おじさんが、
「いつも有難うございます」とか、
「毎日有難うございます」とか
言ってお客を見送っている姿を見ました。
「おいおい、この料理毎日食べたら病気になるよ。」と
思いながら、自分は粉チーズをかけながらナポリタンを
黙々と食べ続けました。

食べている最中色々観察したところ、メニューにある
ジャリコは醤油味、バジリコは塩味、チャイナはザーサイを
入れた中華風、その他明太子、ヘルシー、インディアンは
カレーのルーをかけたパスタ、と何となく料理がどういう
感じか分かってきました。

会計は500円!とてもリーズナブル。これもサラリーマンに
支持されている秘訣なのかもしれません。

普段イタリアレストランでパスタを食べている人からすると、
「ただの洋風皿うどんじゃないか~」と怒鳴られそうですが、
B級グルメが好きな人は是非!

B級は永久だー

2005-02-23 00:09:27 | Weblog
上のコピー、故中島らも氏のパクりです。すみません。
でもこのコピー大好きなんで・・・・。

さて昨日のドン・ジョンソンネタを引っ張ります。

今回紹介する映画は「サンタモニカ・ダンディー」です。
「マイアミ・バイス」終了後に出演した“パッと”しない
映画です。

もう名前聞いただけで、B級の臭いプンプンしませんか??

監督はジョン・フランケンハイマー。「RONIN」や
「フレンチコネクション2」などアナログ的な
アクション映画の職人的監督さんです。

物語は・・・

殺人課刑事のジェリー・ベックはクリスマス・イヴの夜に
警察官射殺事件の担当になる。捜査を進めていくうちに
射殺事件の同時刻に起こったコンビニ店員射殺事件との
関連を突き止めるする。そして捜査線上に白人至上主義の
極右組織のメンバーが浮かび上がり・・・・。

まあこんなところです。

良く言えば、空港の待ち時間にパラパラと読める軽い
ハードボイルド小説を映画化したような感じです。まあ
70年代に量産されたアクション映画の1本と考えれば
ある一定のレベルは保っているかもしれません。
制作年は88年ですけど・・・。

逆に考えると、観てもそんなに心に残らない映画でも
あるわけです。ビデオで数百円出して借りても少し
損をしたような感じ、とでも言うのでしょうか。

主人公は奥さんに逃げられ、酒に溺れるんですけど、
ドン・ジョンソンはあまり上手く演じていません。
キャラクターになりきる際にちょっと迷いがあったのかも。
壊れた老眼鏡を掛けたり、古着屋でコートを買ったりと
少し寂れた感じのシーンもあるんですけど、悲壮感が
無いんです。拳銃も357マグナムのリボルバーを使用して
いて何だか時代遅れです。銃撃戦の間に何発撃ったか、
とかしきりに考えているシーンがあるんですけど、古い
設定ですし、そんなにそれがストーリーに生きてきません。

ちょっと触れましたけど、アナログ的なアクションですが、
カーアクションや、銃撃戦など、見せ場は幾つかあります。
この辺はフランケンハイマー監督の真骨頂でしょう。

実はこのドン・ジョンソン、同時期に他局のドラマで
活躍していた俳優さんと80年代は良く比べられていました。
その俳優さんは「こちらブルームーン探偵社」のブルース・
ウィルスです。しかも同時期にアルバムを発売して
どちらも互角の売り上げ(2人ともシングルでトップ10に
チャートインし、アルバムもゴールドディスク獲得)、
映画進出時期も同じでした。TVでは若干リードしていた
ジョンソンですが、映画進出後は雲泥の差が出ました。

・・・なんともマイナーな映画紹介してすみません。


懐ドラ(3)

2005-02-22 00:12:59 | Weblog
なんか、ゲイの管理人が映画を中心に日々の日記
などを書く事がこのサイトの目的だったのですが、
最近はTakashiの80年代回顧録みたいになってます
ね。いいのかな?! 

ゲイトピックも入れたいんですけどね。一回エロ
DVDの紹介しただけでしたし・・・・。色気のある話も
今後はもう少し入れていきますね。

今日は懐ドラの第三弾。海外ドラマです。30代以上の
人ならゴールデンタイムで海外ドラマを観たというのは
そんなに珍しい事ではなかったと思います。自分は
日テレの日曜の10時半~1時間枠で放送していた
「レミントン・スティール」とか「ジョン&パンチ」とか
「アメリカン・ヒーロー」が好きでしたね。90年代
になると、海外ドラマはNHKや民放の深夜のみになり、
あまり触れることはなくなってきました。

さて今日紹介するのは「マイアミ・バイス」。邦題は
「特捜刑事マイアミ・バイス」だったと思います。
90年代に入っても海外ドラマ放映に力を入れていた
テレビ東京で放映していました。

物語は・・・・

マイアミ警察の囮捜査官のソニー・クロケットと
リカルド・タブスが毎回マイアミに蔓延る麻薬組織を
始めとする犯罪組織に潜入捜査をし、逮捕に必要な
証拠を集め、組織を一網打尽にする。

まあこんな感じです。

この番組は1984年から89年までアメリカで放送して
いました。1984年ごろはちょうどMTVが市民権を得て、
どんなミュージシャンもPVを作り始めたころでした。
そこに登場した「MTV感覚ドラマ」がこの「マイアミ・
バイス」だったんです。全編に散りばめられた音楽、
カッコいい俳優陣、スタイリッシュな映像、派手な
アクション、流行の服etc・・・。ヤン・ハマーのテーマ
曲はインストロメンタルにも関わらず、全米1位を
獲得しました。

ストーリーもただ単に悪い奴をやっつけて終わるの
ではなく、内容によっては救いようの無いエンディングで、
正義が勝つとは限らないようなストーリーなどもあり、
組織犯罪の根深さや、犯罪に関わった人間達の愚かさ
なども浮き彫りにしています。また登場人物の背景
などにもこだわり、離婚、恋愛、麻薬、同僚の死なども
ストーリーに盛り込んでいました。

このプロデューサーはマイケル・マン。近年「ヒート」
「インサイダー」、「コラテラル」など男っぽい映画を
世に送り出す監督として活躍しています。

主役はドン・ジョンソン。このドラマの後はパッと
しませんでしたが(パッとしない代表作はこの後
紹介します)、テレビシリーズの「ナッシュ・
ブリッジス」で見事復活。シリーズは数年前に終了
しましたが、競争率の激しいTVドラマ業界で6年間
高視聴率をマークしました。

さてこのマイアミ・バイスが残念だったのは、
日本での放送が最終回前に打ち切られてしまった
ことです。日本で視聴していた人は最終回を観て
いないのです。自分は留学中にケーブルで英語の
勉強がてら、毎日再放送を観ていて、最終回まで
見届けることが出来ました。・・・まあたいした
自慢じゃありませんが・・・。

最近数エピソードがDVD化され、レンタル屋さんでも
借りる事ができますし、先日第1シーズンのBOXセット
も発売されました。今回のBOXセットは順次発売される
そうですが、それには幻の最終回まで収録されて
いるのか気になります。

睡眠への貪欲

2005-02-21 00:36:47 | Weblog
みなさんは最近良く寝られてますか?

雑誌BRUTUSに睡眠特集があったので、買ってみました。

内容は睡眠のメカニズムや安眠のヒント、安眠グッズの
紹介から、映画「マシニスト」の紹介(365日眠れない
男のサスペンス)等など・・・・。TARZANなどにも紹介されて
いる内容もありましたが、参考になりました。面白かった
のはクリエーター6人の夢診断が載っていたことです。夢と
いうのもまだまだ解明されていない部分が多く、心理学者や
脳神経学者などが、研究を続けているようです。自分も
中学の時、理科の授業で神経の勉強をしている時、先生から
「夢のメカニズムはまだまだ解明されていなくて複雑だから、
夢と神経の話はちょっと別」と話していた事が記憶に残って
います。

自分は少し神経質なところがあるためか、眠りに入るまでに
少し時間が掛かったりします。一度寝てしまうと大丈夫なんで
すけどね。一番きつかったのは一軒家からマンションに自宅が
引っ越した時。部屋と部屋が密集しているので、生活音が
気になって眠れない事が続きました。耳栓をするようにして
からはその辺が解消されるようになりましたけど・・・・。

どうでもいい話ですが、たとえクィーンサイズのベッドでも
同じベッドの中で男と一緒に寝るのは難しいです。掛け布団を
2組とかにすれば多少違ってくるんですが・・・。2丁目のある
ママから「男と一緒の布団に入って、ぐっすり眠ろうと
考えるのが大きな間違い」といわれました。まあそう
言われれば、そうなんですが。

その雑誌BRUTUSのスーツ特集を読みましたが、最近は細めの
クラシックなスタイルが流行っているようですね。一時期は
スーツを着ることが多かったのですが、最近は制作関係の
仕事の為、打ち合わせや会議などでも着る事がなくなりました。
自分はなで肩、ガッチリ、ケツデカ、足太とスーツ向きの
体型をしていない為、スーツ選びには苦労しています。
あと、この体型で坊主、イカついルックスなので、色や形にも
気を付けないと、堅気の男には見られなくなります。

ここ数年スーツ買っていないので、もしもの為に一着ぐらい
買ったほうがいいのかな?!

こんな自分へのオススメブランドやショップがあれば
教えてください。


思い出の1枚(3)

2005-02-20 00:15:01 | Weblog
思い出の1枚。今回が3回目ですね~。

今日紹介するのはFleetwood MacのTango In The Night。

このバンドのアルバムの中では決して良い出来では
ありませんが、自分が初めて聴いたということで、
紹介します。

まずFleetwood Macというバンドは・・・・

ブリティッシュ・ブルース・ロックバンドで活動して
いたミック・フリートウッドとジョン・マクビーを中心
に60年代後半に結成。当時は彼らの原点であるブルース・
ロックバンドとして活動をしていました。数枚の
アルバムをリリースし、トップバンドとしての地位を
固めつつあった矢先にボーカルが麻薬トラブルなどが
原因で脱退。その後女性ボーカルを加入させるなど、
時代に合わせて音楽性の路線変更を強いられますが、
ヒットには結びつきませんでした。

75年にリンジー・バッキンガムとスティービー・
ニックスが加入して制作したFantastic Macが
アルバム1位に輝き、再びトップバンドへと返り
咲きます。

77年にRumoursを発表。このアルバムは一家に一枚と
言われるほどの大ヒット。アルバムチャートでは32週
連続1位という快挙を達成しました。このアルバムの
売り上げは歴代2位という事です(一番はスリラー)。

しかしこの絶頂を期にバンドは下降気味になります。

79年に発表したTuskは2枚組と大作でしたが、メンバーの
不仲が露呈した作品のため、アルバムのまとまりは無く、
作品は酷評され、そのままバンドは休止状態になります。

80年代はバンドメンバーのソロ活動時期に入りますが、
スティービー・ニックス以外はヒット作には恵まれません
でした。どさくさに紛れてMirageというアルバムも発表
しますが、ソロ作品の寄せ集めという感は否めません
でした。

忘れ去られる前に、とでも思ったのでしょうか。バンド
は87年に再びアルバム制作を開始。

そして発表されたのが、このTango In The Nightです。

シングルカットされたBig Loveはリンジーのボーカルで
軽快で渋めの作品。スティービーの魅力が満載のSeven
Wonders、クリスティン・マクビーの手堅い楽曲力が
発揮されたLittle Lies、実験的な曲のTango In The
Night等など・・・。70年代の作品と比べるとクオリティー
は落ちますが、フリートウッド・マックの進化した
音楽の集大成と言える出来ではあります。

このバンドが面白いのは、これだけの楽曲力を持った
メンバーが揃っているにも関わらず、ソロになると途端に
魅力がなくなってしまうことです。しかしバンドとして
活動すると化学反応を起こし、魅力溢れる作品を作ります。

このアルバムは解散状態だった伝説のバンドのニュー
アルバムということで、発売当初はかなり話題になり
ました。セールスも順調で、このまま活動再開か、
と思われましたが、リンジーが脱退。その後新しい
メンバーを加入してBehind the Maskというアルバムを
発表しましたが、ファーストシングルのSave Meが
多少話題になった程度で終わってしまいます。

2003年にリンジーが再加入してSay You Willを発表、
ツアーも大成功を収めました。

・・・今後の活動は今回は期待していいのかな??


再び交差する人生

2005-02-19 00:00:04 | Weblog
え~今日は映画の紹介。

クリント・イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」
です。

物語は・・・・

ボストンの労働者階級の住宅地域に住むジミー、
デイブ、ショーンの同級生3人組が路上でホッケー
ゲームをしていた。そのときニセ警官に扮した
2人組の男がデイブを言葉巧みに誘い出し、彼は
その男たちに密室で数日間監禁・レイプされて
しまう。これを期に3人は仲たがいに。彼らが再び
揃ったのは25年後、きっかけはジミーの娘が何者かに
よって殺された事だった。しかし3人の立場は
被害者の父親、担当刑事、容疑者と微妙な関係で・・・。

・・・・まあこんな感じです。

この物語の原作は読んでいないので分からないの
ですが、映画はミステリー色はあまり感じられず、
むしろ人間ドラマの話です。

結構自分の人生に当てはめて色々考えさせられました。

昔は幼なじみの友達で、小さい時にキャッチボールや
ゲームとかで遊んでいても、年と共に離れていく事って
多いですよね。自分はこの話を従兄弟との関係に当て
はめて考えました。小学校の頃は一緒に遊んだりしました
けど、中学ぐらいから色々考える事や感じる事が違い始め、
徐々に離れて行き、疎遠になりました。彼らとはその後も
法事とかの親戚関係の付き合いで会ったりする程度で、
特に交流はありません。両親は「昔はあんなに仲が良かった
のに、今はなんで大して仲良くないの?」などと訊かれ
ますが、「遠い親戚よりも近くの友達っていうことだよ。」
と答えています。昔は無邪気に遊んでいても大人になれば
事情が変わってきますからね。

監督はクリント・イーストウッド。俳優としても自分の
ヒーローですが、監督としてもハリウッドと一線を画して
いて独自のスタイルを貫いて好きな監督です。ちょっと暗い
イメージがあるんですが、黒沢のようなリアリズムを
追求している作家さんではないかと思います。この作品は
昨年アカデミー賞にノミネートされましたが、「ロード・
オブ・ザ・キング~王の帰還」に全て持って行かれて
あまり目立ちませんでした。しかし、主演のショーン・ペン
は主演男優賞を受賞しましたし、助演賞もティム・ロビンス
が受賞しました(渡辺謙がノミネートされていたので、
注目されていましたよね)。この2人はアカデミー賞の
セレモニーには出席しないのですが、尊敬するクリント・
イーストウッド監督のためにと出席したというちょっと
いい話があります。

そのクリント・イーストウッドの最新作"Million
Dollar Baby"が全米で絶賛され、アカデミー賞にノミネート
されています。昨年の雪辱を果たしてくれるといいですね。