Graceful Distortion

ゲイの管理人が発信する平々凡々な日々の出来事&映画その他興味のある事

懐ドラ(3)

2005-02-22 00:12:59 | Weblog
なんか、ゲイの管理人が映画を中心に日々の日記
などを書く事がこのサイトの目的だったのですが、
最近はTakashiの80年代回顧録みたいになってます
ね。いいのかな?! 

ゲイトピックも入れたいんですけどね。一回エロ
DVDの紹介しただけでしたし・・・・。色気のある話も
今後はもう少し入れていきますね。

今日は懐ドラの第三弾。海外ドラマです。30代以上の
人ならゴールデンタイムで海外ドラマを観たというのは
そんなに珍しい事ではなかったと思います。自分は
日テレの日曜の10時半~1時間枠で放送していた
「レミントン・スティール」とか「ジョン&パンチ」とか
「アメリカン・ヒーロー」が好きでしたね。90年代
になると、海外ドラマはNHKや民放の深夜のみになり、
あまり触れることはなくなってきました。

さて今日紹介するのは「マイアミ・バイス」。邦題は
「特捜刑事マイアミ・バイス」だったと思います。
90年代に入っても海外ドラマ放映に力を入れていた
テレビ東京で放映していました。

物語は・・・・

マイアミ警察の囮捜査官のソニー・クロケットと
リカルド・タブスが毎回マイアミに蔓延る麻薬組織を
始めとする犯罪組織に潜入捜査をし、逮捕に必要な
証拠を集め、組織を一網打尽にする。

まあこんな感じです。

この番組は1984年から89年までアメリカで放送して
いました。1984年ごろはちょうどMTVが市民権を得て、
どんなミュージシャンもPVを作り始めたころでした。
そこに登場した「MTV感覚ドラマ」がこの「マイアミ・
バイス」だったんです。全編に散りばめられた音楽、
カッコいい俳優陣、スタイリッシュな映像、派手な
アクション、流行の服etc・・・。ヤン・ハマーのテーマ
曲はインストロメンタルにも関わらず、全米1位を
獲得しました。

ストーリーもただ単に悪い奴をやっつけて終わるの
ではなく、内容によっては救いようの無いエンディングで、
正義が勝つとは限らないようなストーリーなどもあり、
組織犯罪の根深さや、犯罪に関わった人間達の愚かさ
なども浮き彫りにしています。また登場人物の背景
などにもこだわり、離婚、恋愛、麻薬、同僚の死なども
ストーリーに盛り込んでいました。

このプロデューサーはマイケル・マン。近年「ヒート」
「インサイダー」、「コラテラル」など男っぽい映画を
世に送り出す監督として活躍しています。

主役はドン・ジョンソン。このドラマの後はパッと
しませんでしたが(パッとしない代表作はこの後
紹介します)、テレビシリーズの「ナッシュ・
ブリッジス」で見事復活。シリーズは数年前に終了
しましたが、競争率の激しいTVドラマ業界で6年間
高視聴率をマークしました。

さてこのマイアミ・バイスが残念だったのは、
日本での放送が最終回前に打ち切られてしまった
ことです。日本で視聴していた人は最終回を観て
いないのです。自分は留学中にケーブルで英語の
勉強がてら、毎日再放送を観ていて、最終回まで
見届けることが出来ました。・・・まあたいした
自慢じゃありませんが・・・。

最近数エピソードがDVD化され、レンタル屋さんでも
借りる事ができますし、先日第1シーズンのBOXセット
も発売されました。今回のBOXセットは順次発売される
そうですが、それには幻の最終回まで収録されて
いるのか気になります。