なつかしのアルバムシリーズ第2弾です。
今回はWang ChungのMosaicです。
ワン・チャンは初めハン・チャンという名前でデビュー
しました。初めは4人組だったようですが、メジャーデビュー
した頃にはジャック・ヒューズ、ニック・フェルドマン、
ダレン・コスティンの3人になっていたはずです。デビュー
アルバムはたしかHung Chungだったかと思います。
ジャケットに漢字が印字されていて東洋的な感じでした。
その後レコード会社を移籍、84年にHung Chung時代の
シングルDance Hall Daysを再編曲し、見事全米トップ20に
ランクインさせました。そして、アルバムPoints on the
Curveもそこそこのヒットをしました。
87年にアルバムMosaicからの先行シングルEverybody Have
Fun Tonightが全米2位の大ヒット、続くシングルLet's Goも
トップ10入り、第3弾シングルのHypnotize Meもトップ40に
チャートイン、アルバムもプラチナディスクに輝きました。
なんといってもこのアルバム、一番話題になったのは、
Everybody~のミュージックビデオ。当時の売れっ子監督、
ゴドレー&クレームによるコマ落ちした映像は曲のテンポと
マッチしていました。しかし、イギリスでは目に悪いという
理由で放送禁止になったという逸話もあります。
しかし、Wang Chungはその2年後、アルバム、Warmer Side of
Coolをリリースしますが、一切話題にならず、そのままフェ
ードアウトしてしまいます。その後小規模なライブ活動等は
していたようですが、アルバムをリリースすることなく、
バンドは解散してしまいます。
Wang Chungというグループは決して出会い頭で出てきた単なる
1発屋ではないと思っています。彼らの音楽がファンク、
パンク、ロックの融合体で、それは当時の音楽シーンには
あまり受け入れられなかっただけなように思います。彼らの
音楽センスの良さを証明するアルバムで、1985年に
制作された「LA大捜査線/狼たちの街」のサウンドトラックが
あります。舞台のLAの乾ききった雰囲気と、映画のハード
ボイルドな世界をしっかりと表現していて、素晴らしく
出来上がった作品です(この映画もオススメなので、
近い内に紹介します)。
MTV時代がやってきて、ルックスなどもセールスに関係してきた
時代に地味な冴えない器用貧乏な2人組のロックバンドが
生き残るのは少し難しかったかもしれないです。もう数年早く
出てきていれば、TOTOなどのようにルックスが地味でも職人技で
息が長いグループになっていたかもしれません。
あくまで「たら・れば」の話ですが。
今回はWang ChungのMosaicです。
ワン・チャンは初めハン・チャンという名前でデビュー
しました。初めは4人組だったようですが、メジャーデビュー
した頃にはジャック・ヒューズ、ニック・フェルドマン、
ダレン・コスティンの3人になっていたはずです。デビュー
アルバムはたしかHung Chungだったかと思います。
ジャケットに漢字が印字されていて東洋的な感じでした。
その後レコード会社を移籍、84年にHung Chung時代の
シングルDance Hall Daysを再編曲し、見事全米トップ20に
ランクインさせました。そして、アルバムPoints on the
Curveもそこそこのヒットをしました。
87年にアルバムMosaicからの先行シングルEverybody Have
Fun Tonightが全米2位の大ヒット、続くシングルLet's Goも
トップ10入り、第3弾シングルのHypnotize Meもトップ40に
チャートイン、アルバムもプラチナディスクに輝きました。
なんといってもこのアルバム、一番話題になったのは、
Everybody~のミュージックビデオ。当時の売れっ子監督、
ゴドレー&クレームによるコマ落ちした映像は曲のテンポと
マッチしていました。しかし、イギリスでは目に悪いという
理由で放送禁止になったという逸話もあります。
しかし、Wang Chungはその2年後、アルバム、Warmer Side of
Coolをリリースしますが、一切話題にならず、そのままフェ
ードアウトしてしまいます。その後小規模なライブ活動等は
していたようですが、アルバムをリリースすることなく、
バンドは解散してしまいます。
Wang Chungというグループは決して出会い頭で出てきた単なる
1発屋ではないと思っています。彼らの音楽がファンク、
パンク、ロックの融合体で、それは当時の音楽シーンには
あまり受け入れられなかっただけなように思います。彼らの
音楽センスの良さを証明するアルバムで、1985年に
制作された「LA大捜査線/狼たちの街」のサウンドトラックが
あります。舞台のLAの乾ききった雰囲気と、映画のハード
ボイルドな世界をしっかりと表現していて、素晴らしく
出来上がった作品です(この映画もオススメなので、
近い内に紹介します)。
MTV時代がやってきて、ルックスなどもセールスに関係してきた
時代に地味な冴えない器用貧乏な2人組のロックバンドが
生き残るのは少し難しかったかもしれないです。もう数年早く
出てきていれば、TOTOなどのようにルックスが地味でも職人技で
息が長いグループになっていたかもしれません。
あくまで「たら・れば」の話ですが。