Graceful Distortion

ゲイの管理人が発信する平々凡々な日々の出来事&映画その他興味のある事

懐ドラ(4)

2005-06-27 00:12:14 | Weblog
久々の懐ドラシリーズです。

今回は「アメリカン・ヒーロー」です。

この番組日本テレビの日曜日の夜10時半~11時半まで海外テレビの
枠があって、そこで長年放送されていた人気番組なんです。30代
以上の人なら見たことある人多いんじゃないでしょうか?

“ぼく、高校教師のラルフ・ヒンクリーです。ある日、UFOと
接近遭遇。地球を救えと赤いスーパースーツを与えられました。
ところが、取扱説明書をなくしてしまったばっかりに、もう大変。
空を飛んでも衝突したり墜落したり。しかし、FBIの
マックスウェルとコンビを組んで、ばっちり任務は遂行します。
スーパースーツを着込んだUFO時代のときめき飛行、
アメリカン・ヒーロー!はたして、どういうことになりますか…?”
・・・というオープニングナレーションで始まります。

このオープニングナレーションが全てを語っていますが、とりあえず、
物語は高校の特殊学級の教師がある日スーパーマンスーツを宇宙人から
与えられて、地球を救う任務を受けるが、取扱説明書をなくしてしまう。
そのため、能力を上手く使いこなせずにアタフタするというドタバタ
コメディーです。でもFBIのマックスウェルはちゃっかりラルフのその
能力を利用して手柄を立てたり、恋人とパムは良い所でいつも呼び
出し喰らって、関係がこじれたり・・・とその情けない所もラルフの
魅力です。

主演はウィリアム・カット。1977年のスターウォーズのルーク・
スカイウォーカー役のオーディションに最終選考まで残ったそうです。
最近見かけませんが、今でもアメリカのTV番組やビデオ映画中心に活躍
しています。マックスウェルのロバート・カルプは「刑事コロンボ」の
犯人役などにも出演しているので、結構馴染みがあるかもしれません。
映画でも大統領役や司法長官など、政府高官の役などで、たまに見かけ
ます。パム役のコニー・セレッカもカット同様、TVドラマ中心に
活躍中。

最近DVDボックスが発売になり、レンタル屋でも並んでいます。
もし気が向いたら借りてみてください。ほのぼの系のオススメコメディー
ですよ~。



哀しいテロリスト

2005-06-26 14:28:40 | Weblog
今回紹介する映画は「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」
です。長っ。

・・・物語は・・・

1973年、サム・ビックは、別居中の妻マリーと3人の子供を取り
戻すため、事務器具の販売員として再就職する。しかし、不器用な
サムは営業トークが冴えず、成績も伸びず、やがて口先だけの
営業を強いられることに不満を感じていた。ある日、裁判所から
マリーとの婚姻解消通知が届く。友達と計画したタイヤ販売の
新ビジネスのためのローンも却下され、追い詰められたサムは、
ふとウォーターゲート疑惑の報道を耳にした。サムにとって
ニクソン大統領は、正直者が成功するアメリカの夢を踏みにじった
男の象徴だった…。

・・・・まあこんな感じです。

う~ん。残念ながらこの映画はちょっと受け入れ難い作品です。

サムという男は不器用が故にとか人種や育った環境で社会的弱者
というわけではなく、ちょっと勘違いが甚だしいダメダメ君なんです。
そこがちょっと感情移入ができませんでした。観終わった後例えば
「やっぱり正直者がバカを見るんだよね~。」みたいな描き方でも
なければ、「ニクソン時代のアメリカってやっぱり腐っていたんだね」
とも思いません。要は勘違い君の妄想が故の犯行で、「どの時代にも
社会にはこれほど迷惑をかけるヤツがいるんだよね。」で終わって
しまいます。本当にこれが監督が描きたかった事なのだろうか??

このお話は1973年に実際にあった話を基に制作されています。
事件は民間航空機ををハイジャックして、ホワイトハウスに
突っ込んでニクソン暗殺を試みた男がいたようです。

主演はショーン・ペン。いい役者さんですね、今回はダメな男を
見事に演じています。共演はナオミ・ワッツ、ドン・チードルなど
一流どころ。みんないい演技をしているだけに、ちょっとかわいそうな
気がしました。

自転車便とバイク便

2005-06-22 00:15:14 | Weblog
足フェチの人っていますか~。この画像どうでしょ??自分もも周りが
60cmあるので、ここまでとは言いませんが、足は太いです。こういう
足している人なら分かりますが、穿けるズボンが少ないんですよ。

さてさて、皆さんは仕事で自転車便とかバイク便って利用します??

自分は仕事柄両方利用します。

自分の経験上の話ですが・・・

自転車便=若い・爽やか・スジ筋・イケる・手出したい
バイク便=オッサン・むさくるしい・ブーデー・イケない

・・・・っていう感じなんですよね。

皆さんの周りはどうでしょ??

別に差別している訳ではないですよ~。バイク便早いですし、ライダーの
人って、物流関係のプロの人が多いので荷物の扱いがしっかりしています。
デリバリーをお願いする時はバイク便の方が安心ですしね。まあ料金は
高いですが。

十分フォローできたかな(笑)。

自転車便にお願いするときはピックアップに着た時に「よろしくお願い
します~。」と荷物を手渡ししますが、バイク便にお願いするときは
デリバリーボックスに突っ込んで、そのままにしちゃいます。自転車便の
オニーチャンに荷物を手渡しする時にふと「こういうプラトニック・ラブ
っていいな~」とか色々得意の妄想が頭を駆け巡ります(恥)。

さて、自転車便のオニーチャンって、結構大学の自転車部とかトライア
スロン部の部員の子が働いている場合も結構あるようです。あと
モデルとかミュージシャンの卵の子も稀ですがいるそうです。はやり
自転車1台で仕事が出来るという手軽さからなのかもしれません。

あなたの職場にはイケメン自転車便ライダー来ます??バイク便でもいい
ですけど(笑)。

どこのパーツ??

2005-06-12 00:00:36 | Weblog
再び登場のYUSUKE君です。やっぱりカワイイですな~。

さてさて、今回はフェチというか男の好きな体のパーツの話・・・。

みなさんは男のどのパーツにグッときます?

大きな腕?ヒゲ?体毛?太い足?デカイ胸?ちょっと脂が乗った
お腹周り?それともブヨブヨで触り心地がよさそうなお腹?
パキパキに割れた腹筋?デカイケツとかデカイチ○ポとかと
言う人もいますよね・・・。

自分は「くびれフェチ」が入っています。ウェスト周りが
キュッと締まっている人がいいですね。あと下っ腹の両脇から
浮きでている(写真のYUSUKE君だと両脇から赤いボクサーへ
伸びている)ラインも結構見ちゃいます。ここがフェチって言う人
今まで会った事無いから、そんなに需要は無いのかも・・・。

今の会社の女子社員数名に良く触られます。まあセクハラっていう
程では無いんですがね・・・。で一人の女性社員はヒゲフェチで
自分の顎に生えているヒゲに良く触ってきます。他の女性社員は
坊主フェチで良く頭を触りに来ます。もう一人の社員は腕フェチで
よく腕を触りにきて「腕枕して~」と言ってきます。死んでも
しません(笑)。それを横目に課長がいつか俺が暴れるんじゃないか、
と思っているようで、戦々恐々と成り行きを遠くから見つめています。


孤独な2人

2005-06-06 21:40:24 | Weblog
遂に観てきました。アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた
「ミリオン・ダラー・ベイビー」です。

・・・で物語は・・・

ボクシングの老トレーナー、フランキーは元ボクサーで23年来の
付き合いとなる雑用係のスクラップと、昔ながらのジムを経営
している。フランキーは選手を大切にするあまり、たとえ有望な
選手でもタイトル挑戦を先延ばしにしてしまうため、彼の元からは
次々と選手が去っていってしまう。そんな折、フランキーの前に
女性ボクサーのマギーが現れる。マギーはフランキーの指導を
乞うが、フランキーは女には教えたくないと中々首を縦に
振らない。しかし毎日ジムに通う彼女を見て、フランキーは
練習中の彼女に近づく・・・・。

まあこんなところです。

前半はスポーツ映画のような底辺から這い上がっていく
主人公とトレーナーの二人三脚のお話。後半はある事件を
きっかけに訪れる試練にどう向き合いどう解決するか、
という話です。その解決に向けて2人の頭の中に愛・道徳・
家族・罪・悪・幸せ・偽善・宗教・欲・絆と様々な思いが
彼らをがんじがらめにします。それらからどう抜け出すか、
これがこの映画の核になります。

過去にこのBLOGで紹介した「ミスティック・リバー」同様、
監督のイーストウッドはラストで観客を突き放します。その
後味の悪さを感じる人もいるかと思いますが、でもこのラスト
だからこそ人間の無力さをこの映画で浮き立たせているのだと
思います。

イーストウッドはハリウッドを代表する監督であり、俳優という
イメージがありますが、実は違うんですね。彼は50年代にテレビ
俳優として地位を確立しましたが、その後ハリウッドを干されて
しまい、60年代はイタリアで低予算ウェスタンを中心に活動します。
「ダーティ・ハリー」でアメリカ映画に復帰しますが、その後は
ハリウッドから一線を引いて自分で自分の作品を監督をするなどして
現在まで独自の道を歩んでいます。彼の出演作品でハリウッドらしい
映画というと、「ザ・シークレットサービス」ぐらいじゃないで
しょうか?なぜか他人の監督作品に出演しています。

マギー役のヒラリー・スワンクとスクラップ役のモーガン・
フリーマンはこの作品でアカデミー賞を獲得しています。
ヒラリー・スワンクも良かったですが、ハリウッドで一番実力を
過小評価されていると言われているフリーマンが賞を取ったのは
喜ばしい事です。

さて重い映画ばかり撮っていると思われているイーストウッドですが、
90年代以降もアナログテイストですが、「ブラッド・ワーク」、
「目撃」、「トゥルー・クライム」などの娯楽作品も監督しています。
レンタルビデオ屋で借りる物が無いと思ったときは是非借りてみて
下さい。