Graceful Distortion

ゲイの管理人が発信する平々凡々な日々の出来事&映画その他興味のある事

そして今年も暮れてゆく

2006-12-30 13:32:58 | Weblog
いや~今年もいよいよ終わりですね。

今年の年末はゆっくり過ごせそうです・・・。
もう飲みまくってますね・・・。これから
ジムのサウナにでも行ってこようかな、と
思っています。

今年は振り返って如何でしたか?

今年仕事上で変化があるかも、という事でしたが、
イマイチ変化に乏しかったですね。来年は
もっと頑張って自分磨き、自分を高める為に
努力を続けないといけないな、と思っています。
健康面では、もう少し体重と体脂肪を落として
もう少しスジ筋に近づけたいです(笑)。
あ、あと来年人間ドックに行ってきます。
何にも無ければいいな・・・。

Graceful Distortionですが、このまま
第2部は続きます。月2~4程度いろいろ
書いていきますので、宜しくです。何の変化も
無いブログですが、日に20~30ヒットも
あるんですよね。毎日遊びに来てくれる
方々の為にももう少し更新していきますね。

それでは良いお年をお迎え下さい。

誰か教えて~

2006-12-24 00:00:00 | Weblog
「ASK WHY?」というスローガンを基に急激に成長した
アメリカエネルギー会社エンロン。そのエンロンが
2001年12月に破綻。彗星の如く市場に現われ、売上高
13兆円の巨大企業がいとも簡単に倒産したこの
スキャンダルは世界中の株式関係者を驚愕させました。
「エンロン 巨大会社はいかにして崩壊したのか?」という
ドキュメンタリー映画はその謎に迫っています。

この映画で明らかになる、CEOやCFO達の強引な経営方法。
ここでこの事件を理解するために必要なキーワードとして
『時価総額』、『時価会計』、『企業拠出型年金』、
『特別目的事業体』、『天候デリバティブ』などが出てきます。
全く経済に疎い自分には何がなんだか(汗)・・・。
結局このキーワードを基に経営陣は簿外取引などによる
粉飾決済を働き、自社の株価を不正に高騰させ高額の報酬を
手にします。

ここでびっくるするのは、著名な経済アナリストやウォール街の
トレーダーがエンロン側から出される数字を鵜呑みにして
投資家にエンロン株を勧めていた事。ショッキングだったのは
どん底のアメリカ経済を復活させた当時の連邦準備制度理事会
議長グリーンスパンもエンロン物語に騙されていたという事。

結局ウォールストリート・ジャーナル紙がエンロンの
不正会計疑惑を報じたことにより、株価が大暴落。最終的には
経営陣らが逮捕され、エンロンは報道からたった2ヶ月で
破綻します。

さて、逮捕された経営陣の顛末ですが・・・

元会長でCEOのケン・レイは裁判中の今年5月に心臓発作で死亡。

もう一人のCEOのジェフ・スキリングは有罪判決を受け、刑の
言い渡しを待っている状態。最高で禁固185年となる可能性が
あるようです。

CFOのアンディ・ファストウは禁固10年、罰金2300万ドルで結審。

日本のライブドアショックとかもあるように、対岸の
火事としてではなく、現在の日本の市場経済に警鐘を鳴らす
作品として観ると面白いと思います。