思い出の1枚。今回が3回目ですね~。
今日紹介するのはFleetwood MacのTango In The Night。
このバンドのアルバムの中では決して良い出来では
ありませんが、自分が初めて聴いたということで、
紹介します。
まずFleetwood Macというバンドは・・・・
ブリティッシュ・ブルース・ロックバンドで活動して
いたミック・フリートウッドとジョン・マクビーを中心
に60年代後半に結成。当時は彼らの原点であるブルース・
ロックバンドとして活動をしていました。数枚の
アルバムをリリースし、トップバンドとしての地位を
固めつつあった矢先にボーカルが麻薬トラブルなどが
原因で脱退。その後女性ボーカルを加入させるなど、
時代に合わせて音楽性の路線変更を強いられますが、
ヒットには結びつきませんでした。
75年にリンジー・バッキンガムとスティービー・
ニックスが加入して制作したFantastic Macが
アルバム1位に輝き、再びトップバンドへと返り
咲きます。
77年にRumoursを発表。このアルバムは一家に一枚と
言われるほどの大ヒット。アルバムチャートでは32週
連続1位という快挙を達成しました。このアルバムの
売り上げは歴代2位という事です(一番はスリラー)。
しかしこの絶頂を期にバンドは下降気味になります。
79年に発表したTuskは2枚組と大作でしたが、メンバーの
不仲が露呈した作品のため、アルバムのまとまりは無く、
作品は酷評され、そのままバンドは休止状態になります。
80年代はバンドメンバーのソロ活動時期に入りますが、
スティービー・ニックス以外はヒット作には恵まれません
でした。どさくさに紛れてMirageというアルバムも発表
しますが、ソロ作品の寄せ集めという感は否めません
でした。
忘れ去られる前に、とでも思ったのでしょうか。バンド
は87年に再びアルバム制作を開始。
そして発表されたのが、このTango In The Nightです。
シングルカットされたBig Loveはリンジーのボーカルで
軽快で渋めの作品。スティービーの魅力が満載のSeven
Wonders、クリスティン・マクビーの手堅い楽曲力が
発揮されたLittle Lies、実験的な曲のTango In The
Night等など・・・。70年代の作品と比べるとクオリティー
は落ちますが、フリートウッド・マックの進化した
音楽の集大成と言える出来ではあります。
このバンドが面白いのは、これだけの楽曲力を持った
メンバーが揃っているにも関わらず、ソロになると途端に
魅力がなくなってしまうことです。しかしバンドとして
活動すると化学反応を起こし、魅力溢れる作品を作ります。
このアルバムは解散状態だった伝説のバンドのニュー
アルバムということで、発売当初はかなり話題になり
ました。セールスも順調で、このまま活動再開か、
と思われましたが、リンジーが脱退。その後新しい
メンバーを加入してBehind the Maskというアルバムを
発表しましたが、ファーストシングルのSave Meが
多少話題になった程度で終わってしまいます。
2003年にリンジーが再加入してSay You Willを発表、
ツアーも大成功を収めました。
・・・今後の活動は今回は期待していいのかな??
今日紹介するのはFleetwood MacのTango In The Night。
このバンドのアルバムの中では決して良い出来では
ありませんが、自分が初めて聴いたということで、
紹介します。
まずFleetwood Macというバンドは・・・・
ブリティッシュ・ブルース・ロックバンドで活動して
いたミック・フリートウッドとジョン・マクビーを中心
に60年代後半に結成。当時は彼らの原点であるブルース・
ロックバンドとして活動をしていました。数枚の
アルバムをリリースし、トップバンドとしての地位を
固めつつあった矢先にボーカルが麻薬トラブルなどが
原因で脱退。その後女性ボーカルを加入させるなど、
時代に合わせて音楽性の路線変更を強いられますが、
ヒットには結びつきませんでした。
75年にリンジー・バッキンガムとスティービー・
ニックスが加入して制作したFantastic Macが
アルバム1位に輝き、再びトップバンドへと返り
咲きます。
77年にRumoursを発表。このアルバムは一家に一枚と
言われるほどの大ヒット。アルバムチャートでは32週
連続1位という快挙を達成しました。このアルバムの
売り上げは歴代2位という事です(一番はスリラー)。
しかしこの絶頂を期にバンドは下降気味になります。
79年に発表したTuskは2枚組と大作でしたが、メンバーの
不仲が露呈した作品のため、アルバムのまとまりは無く、
作品は酷評され、そのままバンドは休止状態になります。
80年代はバンドメンバーのソロ活動時期に入りますが、
スティービー・ニックス以外はヒット作には恵まれません
でした。どさくさに紛れてMirageというアルバムも発表
しますが、ソロ作品の寄せ集めという感は否めません
でした。
忘れ去られる前に、とでも思ったのでしょうか。バンド
は87年に再びアルバム制作を開始。
そして発表されたのが、このTango In The Nightです。
シングルカットされたBig Loveはリンジーのボーカルで
軽快で渋めの作品。スティービーの魅力が満載のSeven
Wonders、クリスティン・マクビーの手堅い楽曲力が
発揮されたLittle Lies、実験的な曲のTango In The
Night等など・・・。70年代の作品と比べるとクオリティー
は落ちますが、フリートウッド・マックの進化した
音楽の集大成と言える出来ではあります。
このバンドが面白いのは、これだけの楽曲力を持った
メンバーが揃っているにも関わらず、ソロになると途端に
魅力がなくなってしまうことです。しかしバンドとして
活動すると化学反応を起こし、魅力溢れる作品を作ります。
このアルバムは解散状態だった伝説のバンドのニュー
アルバムということで、発売当初はかなり話題になり
ました。セールスも順調で、このまま活動再開か、
と思われましたが、リンジーが脱退。その後新しい
メンバーを加入してBehind the Maskというアルバムを
発表しましたが、ファーストシングルのSave Meが
多少話題になった程度で終わってしまいます。
2003年にリンジーが再加入してSay You Willを発表、
ツアーも大成功を収めました。
・・・今後の活動は今回は期待していいのかな??
さて次の1枚は何になるのかな?
そういえば噂はカバーアルバムとして発売されましたよね?今でも何らかの形で歌い継がれるという事は素晴らしい事だと思います。
次の1枚ですか・・・。楽しみにしていてください。